こんにちは、かのあゆです。8月に日本国内でも株式会社テックワンより国内正規モデルが発表されたONE-NETBOOK One Mix 1Sにストレージ256GBモデルが追加されました。十分なスペックとOne Mix 2シリーズ譲りの高品質な筐体はそのままに、大容量のストレージが追加されたことでより魅力が増しています。
ストレージ以外の基本的なスペックに関してはすでに実機レビュー済みの128GBモデルと同等になりますので、使用感や各種ベンチマーク結果などは以下の記事を参照していただければ幸いです。
ONE-NETBOOK One Mix 1S レビュー - One Mixシリーズの新しいエントリーモデル、UMPCとして必要十分な実力です(実機レビュー:かのあゆ)
1.スペックはそのままにストレージを強化
基本的に今回店頭販売が開始されるOne Mix 1Sはすでに7月にグローバル市場、8月に日本国内に投入されているものと同じもので、Kaby Lake世代のCeleron 3965Yと8GB RAMという構成ですが、先に販売されているOne Mix 1Sのストレージ容量が128GBであったのに対し、このニューモデルでは256GBに増量されています。どちらのモデルも高速転送に対応するPCI-NVMe規格のSSDが搭載されています。
One Mix 1Sの場合、ストレージ128GBでもMicroSDカードスロットを搭載していることもあり、個人的に容量不足と感じる部分はありませんでしたがユーザーによるSSDの増設・換装には基本的に対応していないため、MicroSDカードをインストール先に指定できないアプリを大量に利用する方には歓迎されるかもしれません。
2.256GBモデルは国内ではビックカメラ、ヨドバシ専売。128GBモデルも併売
すでにBanggoodなど海外ストアでは先月あたりから取り扱いが開始になっていたOne Mix 1Sの256GBモデルですが、日本国内ではビックカメラ、ヨドバシカメラでの専売商品となります。価格は59,800円(税抜)となっており、128GBモデルの49,800円(税抜)よりも1万円程度価格が上がっていますが、One Mix 2Sが85,000円(税別)であることを考えると256GBモデルもかなりお買い得感が高い印象です。128GBモデルもそうでしたが、256GBモデルの価格設定も海外ストアでの販売価格に近い価格設定になっており、大手家電量販店で購入できる気軽さ、技適を取得済みで国内サポート体制も整備されていることを踏まえると安心して購入することができるのではないでしょうか。
先に発売されている128GBモデルに関しても従来通りオンライン販売され、株式会社テックワンが運営する「One-Netbook 日本公式サイト」内のオンラインストア、およびAmazon.co.jpやBanggoodなどの海外サイトで購入可能です。用途に合わせて構成を選べるようになったのは歓迎すべきことだと思います。
3.まとめ
One Mix 1Sは初代One Mixの後継という位置づけで登場し、上位モデルのOne Mix 2シリーズよりも安価な価格設定で登場しましたがCPU以外は上位モデル譲りの構成に強化されており、価格設定も競合機と比較しても安価なためUMPCを初めて購入する方にピッタリな製品です。入門機といっても搭載されているCeleron 3965Yはかなりパワフルな性能を持ち合わせているため、文章作成や画像編集、WEBブラウジングといった作業を快適にこなせるだけの実力を持ち合わせています。
今回256GBモデルが家電量販店専売モデルとして追加されたことにより、「128GBでは足りない。より大容量のデータを持ち歩きたい。」というニーズにもこたえられるようになり、さらに購入もしやすくなりました。廉価モデルとはいえ、One Mixシリーズの魅力を十分体験できる一台に仕上がっているため、ぜひまず店舗で実機に触れてみてください。
4.関連リンク
ONE-NETBOOK One Mix 1S:テックワン
ONEMIX1SJS2:ビックカメラ
ONEMIX1SJ-S2:ヨドバシカメラ