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iiyama Stl-11HP011-C-CES ー 11.6インチでSSD搭載、リーズナブルなモバイルノート

iiyama Stl-11HP011-C-CES
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。モバイルノートPC(2 in 1も含む)の人気サイズは11.6インチから13.3インチだと思います。このレンジにはいろんなメーカーから非常に多くのモバイルWindowsマシンが発売されていますね。私が購入したThinkPad 13は13.3インチですが、11.6インチサイズも関心を持っている人が多いと思います。11.6インチだとクラウドブックの多くが含まれますね。

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今回紹介する「iiyama Stl-11HP011-C-CES」も11.6インチサイズですが、クラウドブックよりはかなりスペックが高く、プライベート、ビジネスとも便利に使えそうな製品です。

1.スペック

iiyama Stl-11HP011-C-CES スペック表

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iiyamaというのは現在独立した会社ではなく、マウスコンピューターの製品ブランドになっています。従ってこの製品は株式会社マウスコンピューター製です。ただ、マウスコンピューターはマウスとiiyamaの両ブランドで全く同じ構成の製品を安易にラインナップするようなことはしておらず、この製品はマウスの「LuvBook Cシリーズ」と筐体など多くの部分を共有しながらも、独自性を確保しています。

CPUはCeleron N3160ですね。N3150のマイナーチェンジ版ですが、性能は決して悪くありません。私は以前ドスパラのAltair VH-ADでN3150をテストしたことがありますが、Atomよりはワンランク上の性能であることを確認しています。

RAMは4GBとこのCPUとしては十分なもの(8GBに増設することもできます)ですし、ストレージはSSDで240GBあり、容量、読み書きとも快適に使えるでしょう。このスペックであれば普段使い、オフィスワークに十分な性能を発揮できると思います。

モバイルノートとしての泣き所は「バッテリー」でしょう。従来機「Stl-11HP010-C-CE」の頃からのウイークポイントなのですが、新型になっても稼働時間3.5時間と、モバイルノートとしてかなり不満、と言わざるを得ません。

それともうひとつ、Wi-Fiが5GHz帯に対応していません。最近は低価格機でもa/ac規格に対応していることが多いので、この点も少し不満ですね。

この製品の兄弟機といえる「LuvBook C」との相違点を見ると、LuvBook Cには標準構成でこの製品と同じRAM、ストレージ容量のものがなく、バッテリーの稼働時間が約6.1時間と長く、そしてバッテリーに起因すると思われるのですが、重量が1.3 kgとこの製品よりもわずかに重いです。また、LuvBookはWi-Fiもa/ac規格に対応しています。これらの相違は価格に跳ね返っているのですが、それは後述します。

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2.筐体

iiyama Stl-11HP011-C-CES
この製品はおそらくマウスのLuvBook Cシリーズと同一筐体です。重量以外のサイズが一緒ですし、

マウスコンピューター LuvBook C
見た目もそっくりです(上の画像はLuvBook Cです)。

iiyama Stl-11HP011-C-CES  側面
でも、同一筐体だから悪いということはありません。これは側面画像ですが、11.6インチサイズとしては非常に豊富なポート類を備えています。USB × 3(うちひとつは3.0)、HDMI、D-sub、有線LANと、ビジネス利用でも全然困らないレベルでしょう。

iiyama Stl-11HP011-C-CES  キーボード
キーボードもLuvBook Cと一緒です。マウス製なので当然使い勝手は非常にいいと思われます。ちょっと画像が粗いですが、配列も自然な感じがしますね。

3.価格など

iiyama Stl-11HP011-C-CESはiiyama製品の直販サイトといえる「パソコン工房」で販売中です。この記事を書いている8月25日時点でセール中で、価格は45,338円(税込み)となっています。

一応、マウスのLuvBook Cと価格比較をしてみました。CPUはもともとCeleron N3160で同一なので、RAM8GB、ストレージ240GB SSDという構成に揃えてみたら。

iiyama Stl-11HP011-C-CES:50,716円
LuvBook C:57,024円

ともに税込み、配送料込み(パソコン工房は送料無料、マウスは3,240円)での価格です。Stl-11HP011-C-CESのほうがかなり割安ですが、パソコン工房でセールをしているということ、バッテリーサイズか異なること、そしてWi-Fi仕様が異なることが主な要因です。

どちらもマウス製品なので、製品としての品質に差はなく、仕様をよく確認して気に入った方を選べばいいと思います。個人的にはバッテリー稼働時間が少し短すぎる、というのが気がかりですが、その分価格が安い、ということで納得はできますね。

4.関連リンク

Stl-11HP011-C-CES:パソコン工房
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コメント

  1. 匿名 より:

    11.6インチはモバイル専用の2台目サブPC。
    13.3インチはホームもモバイルも1台で兼ねる準メインPC。
    てイメージがありますね。

    どちらにしても、バッテリーの持ち時間は重要ですね。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。私の場合、先日注文したThinkPad13(13.3インチ)はバリバリのメインマシンにするつもりで、一時10.1インチをメインマシンにしていたこともあります。おっしゃるようにデスクトップPCをメインに、13.3インチを準メインに、11.6インチをサブに、くらいの身分に早くなりたいものです。でもなんか11.6インチって、予算に余裕があれば一台欲しくなりますよね。