こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。先日、ドスパラの展示会に参加した、という記事を書き、その中で簡単に紹介したモバイルモニター「DG-NP09D」が7月22日に発売されました。8.9インチタブレットのような外観で、バッテリーを内蔵しているのが特徴です。
1.スペック
ディスプレイ: 8.9インチ(1,920 × 1,200)
入出力: microUSB(電源用)、MiniHDMI(映像入力用)
バッテリー稼働時間: 約4.5時間
サイズ: 234 × 156 × 9.4 mm / 490 g
付属品: USB-ACアダプター、MicroUSB-USBケーブル(充電用)、MiniHDMIオス-HDMIメス変換ケーブル、マニュアル
当然ですがこの製品は外見はタブレットでも中身はそうじゃないので、CPUとかRAMとかは搭載していません。サイズは、同じドスパラの8.9インチタブレット「Diginnos DG-D09IW2」が235 x 157 x 9.5 mm / 495gですから、ほぼ同寸と言っていいと思います。ディスプレイの解像度もDiginnosと同じです。
普通のディスプレイとの違いは「バッテリーを搭載していること」で、4.5時間の稼働時間が確保されています。
2.筐体
この製品、見た目はタブレットで、Diginnosタブレットとよく似ているのですが、当然いろいろと相違点があります。まず、スピーカーがステレオで、配置も上の画像のようにかなりいい感じです。ステレオ感がよく出ると思います。
背面はアルミだと思います。ただ、これを見るとキックスタンドはついておらず、単体で自立して使うことはできないですね。
入出力ポートはシンプルにmicroUSBとminiHDMIのみです。またmicroUSBは電源用となっています。
3.価格など
ドスパラ モバイルモニター DG-NP09Dはドスパラ公式サイトで販売中で、価格は税込み19,980円となっています。
この記事を書きながら少し考えてみました。だって、ドスパラは8.9インチの、ほぼ同サイズのWindows タブレット「Diginnos DG-D09IW2」がありますからね。DG-D09IW2の価格が税込み23,760円、一回り小さい8インチのDG-D08IW2に至ってはこの製品よりも安い税込み19,224円です。
もしスティックPCと組み合わせて使うとしても、スティックPCというのはタブレットと大差ない性能でしかないので、それならタブレットで十分なんじゃない?ということになりますよね。この製品を活かすのであれば、高性能のPCのワイヤレスモニターとして、かなと思います。これなら実質的に(室内用ですけど)ハイスペックな小型タブレットとして使えますし、法人向け、個人向けともにニーズはありそうです。あとは商業用のデジタルサイネージとか?
小型ガジェット好きとしては関心がありますが、個人としての用途は「一考の必要あり」、かもしれません。
4.関連リンク
モバイルモニター DG-NP09D:ドスパラ公式サイト
コメント
うーん。利用用途が難しいですね。
ASUSのワイヤレスモニターは15.6インチと大きく800gと軽くてカバーがスタンドになるのでこのモニターとノートPC持ち歩いて出張先や外で仕様書見ながら開発とかするのに凄い便利です。
こんにちは、コメントありがとうございます。そのサイズだとたしかに持ち歩く価値が高そうですね。やっぱ8.9インチだと法人向けなのかなあ。
ASUSのMB169B+みたいにUSB1本で映像と電源が供給出来るとかならちょっと便利かもしれないけど、ほんとにちょっと使い道が思いつかない。
ただMB169B+も小規模なプレゼンには使用してますが、低電力のためか画面の輝度が低く黄色味がかってるので、映像関連には向かないですが。。。
バッテリー積んでるのも、単体でWIFI経由でワイヤレス接続が出来て、尚且つタッチ画面なら母艦に繋いでパワフルなタブレットにもなり得るんだけど、その辺の機能も何一つなく純粋にモニターだけなんですよね?
タケルさん、こんにちは、コメントありがとうございます。あれ?タッチ非対応?見落としてた…。だったら記事に書いたようなタブレット的な使い方できないですね…