こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。WindowsといえばOffice、OfficeといえばWindowsだったわけですが、ご存じのとおり前者は健在でも後者はゆらぎつつありますね。いまやiOSとAndroidでもOfficeが使える、しかも無償で!という時代になってしまいました。でも、Officeの全機能を使えるのはやはりデスクトップ版、製品版のOfficeだけで、とくにマクロについては依然としてデスクトップ版しか対応していません。
そのOfficeですが、今年後半に新しいデスクトップ版である「Office 2016」がリリースされることになっています。また、タッチ版のOfficeについてはユニバーサルアプリ化(タブレットでもスマホでも使える)して、次期のWindows 10 Technical Previewにプリインストールされる、とのことです。
海外メディアNeowinで、デスクトップ版Office 2016の新しいビルドのスクリーンショットが掲載されていました。トップ画像はNeowinから引用させてもらっています。これら大量のスクリーンショットをそのまま転載しようかな、と思いましたし、以前はウインタブでもそうしていましたが、画像を転用するだけなら単なるパクリ記事でしかないし、画像の確認だけなら英語サイトでも問題ないと思いますので、リンクを張るにとどめたいと思います。
Gallery: Office 2016 Technical Preview build 16.0.3629.1006 has leaked:Neowin(英語)
私の感想ですが、正直なところ「Office 2013とほとんど一緒だろ」ということです。アイコンとかはフラットデザイン化が進んでますけど、配置とかはほぼ一緒です。背景色がダークグレーなので一見すると新鮮ですけどね
上の画像は流出したExcel 2016のリボンとExcel 2013のリボンを比較したものですが、ほとんど一緒ですよね?異なるのはメニューに「POWER QUERY」と「POWER PIVOT」が追加されていることと、検索窓がついていることです。検索窓については以前書いた記事
Microsoft Office のテクニカルプレビュー版画像が流出!
で紹介していますが、現在のOffice Onlineに実装されている「Tell Me」という機能(の進化版)です。POWER PIVOTとPOWER QUERYについて詳しい説明はNeowinに書かれていませんでしたが、明らかにデータ分析機能が強化されている、と予想できますね。
ともあれ、たくさんの流出画像がNeowinに掲載されているので、そちらをご覧ください。
さて、次にタッチ版Officeの画像です。こちらはWinBetaという海外メディアに掲載されていました。引用元記事へのリンクは下記です。
First look at Office 2016 Touch for Windows 10 — Word, Excel, and PowerPoint (video)
次のバージョンのWindows 10 Technical Previewにインストールされる、とのことなので、もう少し待てばウインタブでもレビュー記事が書けそうですが、操作感がわかる動画がありましたので、リンクを張っておきます。
ちなみにこの動画で解説してくれている人はこてこてのライターらしく、Wordの説明は非常に適切で長時間を割いてくれていますが、動画中に「Excelはよくわからん」と宣言している通り、Excelの説明は「ちょっと笑える」感じになっています。でもわかりやすいのでありがたいです。記事によると、タッチ版Officeは大きいディスプレイでも小さいディスプレイでも同じように快適に操作できるとのこと。こちらのほうが早く試せそうなので、すごく楽しみです。