
ASUSがノートPC「Zenbook S16 UM5606GA」を発売しました。CPUにRyzen AI 400シリーズ (Gorgon Point)を搭載しています。ZenbookシリーズはASUSの個人向けビジネスノートのトップブランドで、性能だけでなく筐体品質・デザインが素晴らしい製品です。
ウインタブではこの製品の従来モデル「Zenbook S 16 UM5606WA」を実機レビューしています。システムスペックは異なりますが筐体は変わっていませんので、こちらのレビュー記事もあわせてご覧ください。
ASUS Zenbook S 16 UM5606WA レビュー - 最新・高性能な「Ryzen AI 9 HX 370」を搭載、でもそれだけがこの製品の真価じゃない!
1. スペック表
| 項目 | 仕様 |
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | AMD Ryzen AI 9 HX 470 AMD Ryzen AI 9 465 |
| RAM | 32GB (LPDDR5X-8533、オンボード) |
| ストレージ | 1TB (PCIe 4.0 x4接続 NVMe/M.2) |
| ディスプレイ | 16インチOLED (2,880×1,800)タッチ、120Hz |
| 無線通信 | Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4 |
| ポート類 | USB4 Type-C (映像/PD対応)×2 USB 3.2 Gen 2 Type-A、HDMI SDカードリーダー オーディオジャック |
| カメラ | Webカメラ (207万画素)顔認証対応 |
| バッテリー | 83Whr (動画再生約10.3時間) |
| サイズ | 353.6×243.0×11.9~12.9 mm |
| 重量 | 約1.5 kg |
2. OS/CPU/RAM/SSD
OSはWindows 11 Home、CPUはRyzen AI 400シリーズ (Gorgon Point)のRyzen AI 9 HX 470/Ryzen AI 9 465です。

これはPassmarkが公表しているベンチマークスコアです。Ryzen AI 400シリーズはRyzen AI 300シリーズのマイナーアップデート版と言え、CPUおよびGPUの基本設計に大きな変更はありません。しかし、動作周波数が引き上げられているため、性能は向上しています。また、NPUに関してはRyzen AI 9 465が前身型番のRyzen AI 9 365と同じ50TOPS、Ryzen AI 9 HX 470は前身型番のRyzen AI 9 HX 370の50TOPSから55TOPSに性能アップしています。
RAM/SSDは全モデル32GB/1TBです。なお、RAMはオンボードメモリのため、購入後の増設・換装はできません。
3. 筐体

ディスプレイは16インチサイズでパネルは有機EL、解像度は2.8K (2,880×1,800)、リフレッシュレート120Hzです。100%DCI-P3の色域でPANTONE認証も取得しており、非常に高い品質です。また、既存モデルからの変更点として「タッチ対応」するようになりました。

筐体素材は「セラミックの美しい質感とアルミニウムの軽さ・堅牢性を兼ね備えたASUS独自のセラルミナム」です。従来モデルでもこの素材が使われており、ウインタブのレビューでは「手触りがかなり独特で上質感が半端ない」と評価しました。また、この筐体はMIL規格(MIL-STD-810H)準拠の堅牢性も備えています。

筐体色は新色「アントリムグレー」と従来から設定のある「スカンジナビアンホワイト」の2色。

16インチノートサイズですがテンキーはありません。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は「84キー日本語キーボード (イルミネートキーボード) (JIS配列)」と開示されています。テンキーなし、というのは意見が分かれそうなところですね。個人的にはパーソナル色の強い製品だと思うので、テンキーレスのほうが似合っていると思います。

入出力ポートの構成です。映像出力とUSB-PDに対応するUSB4ポートが2つ、他にはUSB 3.2 Gen 2 Type-AとHDMI、そしてSDカードリーダーがあります。micro規格ではないフル規格のSDカードリーダーはカメラマンなどのクリエイターの利用を意識してのことでしょうか。
4. 価格など
ASUS Zenbook S16 UM5606GAはASUS Storeに製品ページがあり、Ryzen AI 9 465モデルの価格は323,820円 (製品ページにある10%OFFクーポンを使用した価格)ですが2月3日現在「入荷待ち (2月4日発売)」、Ryzen AI 9 HX 470モデルはASUS Store限定モデルで2月3日現在349,800円で販売中です。
30万円オーバーということで、決して安いPCとは言えませんが、性能、筐体デザイン、質感とも素晴らしい製品です。
5. 関連リンク
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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