こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。10月17日にこんな記事を書きました。
ASUS TransBook T200 - ひとまわり大きな2 in 1が米国で販売開始!
このモデルとほぼ同じ「Transbook T200TA」として日本でも法人向けに発売されることが決定しました。販売開始は12月19日です。個人向けの販売は未定で、価格もオープンとなっていて、予想実売価格も出ていませんが、大人気の2 in 1「T100TA(TAM)」の派生機種としてとても気になりますね。
1.スペック
T100TAとかなり共通点が多い、というか相違点をあげたほうが早い、というスペックになっています。32ビットのWindows8.1(with Bingではない?)、CPUにAtom Z3775、RAM2GB、ストレージ32GB+HDD500GBという基本構造は一緒ですね。ディスプレイサイズは10.1インチから11.6インチと大型化され、その分サイズも大きくなっています。重量はタブレット単体で約750g、キーボードドック込みなら約1.6kgとなっていますから、サブノートPCと変わらないサイズですね。
この他、T100TAとの相違点はアウトカメラ500万画素が新設され、インカメラも200万画素となりT100TAの126万画素からレベルアップしていること、GPSが搭載されていること、キーボードドック側にUSBポートが増設され、ポートが2つになったことが挙げられます。
また、以前紹介した米国版T200TAはCPUがさらにワンランク上のAtom Z3795を搭載していることが相違点となっていますが、外観はほぼ一緒ですね。
現在公表されているスペック表は法人向けのものなのでMicrosoft Officeはバンドルされていません。
2.個人向けはどうなる?
ASUSといえば、最近タブレットに近いスペックのノートPC「ASUS EeeBook X205TA」を発売していて、11.6インチディスプレイに980gの超軽量な筐体で話題になっています。CPU性能はT200TAよりも低く、タブレットとしても使えず、タッチパネル非搭載ではありますが、超軽量で実売価格が3万円台なかばというのが非常に魅力的な機種です。
T200TAはEeeBookよりもかなり重いかわりにスペックが高く、タブレットとして使える2 in 1ということで、ワンランク上の機種、ということになりそうですね。予想実売価格が出ていないのでなんとも言えませんが、T200TAが個人向けに販売されるとしたらMicrosoft OfficeをバンドルしてT100TAプラス1万円~1万5千円ってところでしょうか?T100TAの実売価格は5万5千円くらい(12月14日現在、Amazonで53,780円)なので、実売69,800円くらいになるのかなあ、と思います。
個人的には11.6インチの2 in 1というパッケージングはあまり好きではありません。タブレットとしての使い勝手が悪そうに思われるからです。でも、現在販売されている10インチ超の2 in 1は比較的スペックが高く価格も高い製品がほとんどなので、それらの製品よりも低価格で収まりそうなT200TAが個人向けに発売されることを期待する人もいると思いますし、機種選びの選択肢が広がるのもいいことだと思います。特にT100TAのユーザーは結構気になるんじゃないでしょうか?
3.関連リンク
法人のお客様向け、11.6型液晶搭載の2-in-1キーボード脱着式パソコン「ASUS TransBook T200TA」を発表:ASUS JAPANニュースリリース