ASUSがノートPC「ROG Zephyrus G14 (2025) GA403WR」を発表しました。最新スペックのゲーミングノートで非常に高いパフォーマンスが期待でき、ディスプレイが14インチとコンパクトで携帯にも便利なサイズ感です。
なお、この製品の2024年モデルはウインタブでも実機レビューをしています。筐体サイズや外観はこのニューモデルとほとんど同じなので、こちらもあわせてご覧ください。
ASUS ROG Zephyrus G14 GA403 レビュー - 14インチで重さ1.5 kgのモバイル・ゲーミングノート、これは素晴らしすぎる!
1.製品概要
スペック表
ROG Zephyrus G14 (2025) GA403 | |
OS | Windows 11 Home |
CPU | AMD Ryzen AI 9 HX 370 |
外部GPU | NVIDIA GeForce RTX5070Ti Laptop GPU |
RAM | 32GB(LPDDR5X-8000、オンボード) |
ストレージ | 1TB SSD (PCI Express 4.0 x4 NVMe/M.2) |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 14インチOLED(2,880×1,800)120Hz |
ネットワーク | Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4 |
入出力 | USB4 Type-C(映像出力、PD対応) USB3.2 Gen2 Type-C(映像出力対応) USB3.2 Gen2 Type-A × 2、HDMI microSDカードリーダー、オーディオジャック |
カメラ | Webカメラ(207万画素)顔認証対応 |
バッテリー | 73Wh(動画再生約10.4時間) |
サイズ | 311.5 × 220 × 15.9-18.3 mm |
重量 | 1.57 kg |
コメント
2025年モデルになってCPUとGPUが新しくなりました。CPUはRyzen AI HX370、GPUはGeForce RTX5070Tiです。この記事執筆時点でCPUとGPUにバリエーションはありません。
RAMは32GBでオンボードメモリなので購入後の増設や換装はできません。SSDは1TBです。
ディスプレイは14インチとゲーミングノートとしては小ぶりでパネルは有機EL、解像度は2.8K(2,880×1,800)と高く、リフレッシュレートは120Hzです。いまどきリフレッシュレート120 Hzというのは珍しくありませんが、この製品の場合は有機ELパネルなので応答速度も超高速(0.2 ms)です。
また、発色品質も非常に高く、100%DCI-P3、VESA DisplayHDR True Black 500、Delta E < 1とクリエイターの利用にも向く品質です。
筐体色は「プラチナホワイト」と「エクリプスグレー」の2色。筐体素材はCNC加工のアルミニウム、天板には「スラッシュライティング」というイルミネーションもついています。
キーボードです。この画像では英語配列ですが、日本仕様は「86キー日本語キーボード (RGB イルミネートキーボード)」と開示されています。また、タッチパッドがかなりの大型サイズになっています。
側面と入出力ポートの配置です。USBポートは合計で4つ、うちThunderbolt 4をひとつ含みます。microSDカードリーダーもありますね。ただし、「有線LANポートがない」です…。
2.価格など
ASUS ROG Zephyrus G14 GA403WRは5月1日の発売予定で、ASUS Storeではすでに予約販売がスタートしています。価格は413,820円から、です。現状GeForce RTX5070Ti搭載のゲーミングノートPCは40万円オーバーが普通、という感じになっていまして、RTX40シリーズの頃からずいぶんと価格が上がったように感じられます。
ちょっと手が出しにくい価格ではありますが、14インチで重さが1.5 kg強の超ハイスペックマシン、ディスプレイの品質も非常に高いので、ゲーマーだけでなくクリエイターや高性能PCを探しているビジネスマンにも向く製品だと思います。
3.関連リンク
ROG Zephyrus G14 GA403WR :ASUS
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