前身モデルも日本で人気となった超小型のAndroidスマホ「Jelly 2」ですが、日本国内でのクラウドファンディングもスタートしました(@CAMPFIRE)。なお、Jelly 2の前身機「Jally Pro」はウインタブでも実機を購入し、レビュー記事を掲載しています。また、このJelly 2についてもライターの輪他さんが7月に紹介記事を投稿してくれました。
Jelly Proの実機レビュー:
Jelly Proの実機レビュー ー 世界最小スマホは使っていて笑顔になれる低スペック機!これでスマホとの付き合い方が変わるかもよ!
Jelly 2の紹介記事:
Unihertz Jelly 2 -あの超小型スマホ、Jellyシリーズの新作が登場!!おサイフケータイとしても使えます!
1.概要
Jelly 2 | |
OS | Android 10 |
CPU | Mediatek Helio P60 |
RAM | 6GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 3.0インチ(480×854) |
LTEバンド |
1/2/3/4/5/7/8/12/13/17 18/19/20/25/26/28A/28B /66/34/38/39/40/41 |
SIM | Nano SIM×2 |
ネットワーク | 802,11 a/b/g/n/ac Bluetooth 4.2 |
入出力 | 指紋センサー、3.5mmイヤホンジャック、NFC、USB Type-C |
カメラ | イン8MP+アウト16MP |
バッテリー | 2000mAh |
サイズ | 95×49.4×16.5mm |
重量 | 110g |
「前身機をしばらく使っていたものの独白」です。私はJelly Proに大きな期待を寄せ、購入後も楽しく使っていたものの、結局使うのをやめてしまいました。その最大の理由は「バッテリーがすぐになくなってしまうこと」でした。Jelly Proはスマホとして必要な機能(タッチ操作ができるディスプレイやカメラ、Google Playからのアプリインストール)を備えてはいましたが、極小サイズのエントリー機であることを「わかってて買った」ので、スペックが低いとか、ディスプレイサイズが小さいことによる操作性の悪さは覚悟していました。また、当時は「なんでもかんでもスマホ」という自分の行動パターンを「なんだかなあ…」と思っていたので、Jelly Proでスマホ依存を少しは軽減できるんじゃないか、という期待もありました。
ただね、やっぱり「終日の利用でバッテリーが持たない」のは厳しかったんですよね。夜充電するのを忘れてしまうと翌日は外に持ち出せないですし、せっかく超小型のスマホを買ったのに、充電対策でモバイルバッテリーを一緒に持ち運ぶのもどうなのよ?と思いました。また、手元には大型(というか普通サイズ)のスマホも複数ありまして、結局Jelly ProからSIMカードを抜いてしまったんですよね。
Jelly 2はJelly Proから劇的に改善されています。OSは最新のAndroid 10、CPUはミッドレンジと言っていいHelio P60、RAMは6GB、ストレージは128GBと、私がメインで使っているUMIDIGI S3 Proとあまり変わらないスペックです。
それと、見逃せないのが「サイズをほとんど変えずにディスプレイサイズだけが大きくなった(2.45インチ→3.0インチ)点です。Jelly Proではテキスト入力が可能だったものの、ネットバンキングの利用時には緊張が走る、という感じでしたが、Jelly 2ではメールやSNSの利用もずいぶん快適になるんじゃないでしょうか。
そしてバッテリー。容量が倍増(950mAh→2,000mAh)です。Jelly Proの利用経験から、個人的にはこの点がなにより素晴らしい!と思ってしまいますね。ただ、スペックも大幅に向上しているので、依然としてバッテリー持ちには少し不安はありますけどね。
2.価格など
Jelly 2はCAMPFIREでクラウドファンディング中で、9月2日現在の最低価格(支援額)は20,999円です。私はJelly ProをAmazonで買ったのですが、その時の価格は税込み13,799円でした。価格は上昇してしまいましたが、使い勝手は「2倍以上、あるいは赤い彗星(通常の3倍、という意味です)」かと思われます。ただ、使いやすくなったぶん、以前私が模索した「スマホ依存からの脱却」は難しくなるかもしれません。
コメント
Jelly Pro は用途を絞れば使えたんですが
シャットダウンしててもいつの間にか切れてるバッテリーと
画面が小さいのは問題なかったのですが解像度の低さがきつかった
そこが改善されてそうなので興味があります
こんにちは。私もおっしゃるように「まずバッテリー」、そして、そんなに頻度は多くなかったのですが「文字入力」がきつかったです。この製品ならどっちも行けそうな気はしますね。
今クラファンのサイトを見たら、全190人中54名が24時間以内に参加。100万円分、1/4がこの記事で流入したことに。wintabも影響力大きくなってきましたね……
こんにちは。光栄です。でもさすがにそこまでは行かんでしょう。数人でも購入された人がいてくれれば、という感じです。