UlefoneがAndroidタブレット「Armor Pad」を発売します。…ついに出ましたね、Ulefone Armorのタブレット…。システムスペックは(残念ながら)エントリークラスですが、8インチと取り回しのしやすいサイズなので、アウトドアで活躍してくれそうな製品です。
1.Ulefone Armor Pad スペック
スペック表
Ulefone Armor Pad | |
OS | Android 12 |
CPU | MediaTek Helio G25 |
RAM | 4GB |
ストレージ | 64GB |
ディスプレイ | 8インチ(1,280 x 800) |
LTEバンド |
FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20/28A/28B TDD:B38/40/41 |
SIM | nanoSIM × 2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth5.2 |
入出力 | USB Type-C、uSmartコネクタ |
カメラ | イン5MP/アウト13MP |
バッテリー | 7,650 mAh |
サイズ | 213 × 128.8 × 14 mm |
重量 | 560 g |
コメント
OSはAndroid 12、CPUはHelio G25です。Antutuスコアが10万点前後なので、OSの基本操作などでは特に不自由はないと思いますが、ゲーム向きではありません。
RAMは4GB、ストレージは64GBと、こちらも2023年の水準だと少々心もとない容量ですが、性能も高くはないのでゲームをたくさんインストールすることもないでしょうから、まあこれで大丈夫かな、という感じです。microSDカードリーダーの有無は不明です。
ディスプレイは8インチで解像度は1,280 × 800です。高精細なものではありませんけど、8インチサイズですし、使っていて特に画面が粗いとか汚いと感じることもないでしょう。
カメラはイン5MP/アウト13MPで、低価格帯タブレットとしては悪くない画素数です。アウトドアでちょっとしたスナップ写真くらいは撮れそうですね。
2.Ulefone Armor Pad 筐体
前面や背面がわかりやすい画像が入手できませんでした。前面は上下のベゼルが太い、ちょっとクラシカルなデザインで、背面はタフネスガジェットらしい、少しゴツいデザインになっています。あと、この画像では右側面のポート・ボタン配置が見えますが、おそらくカスタムキー(オレンジ色のボタン)と電源ボタン、あとはアクセサリー取り付け用の穴ですね。
タフネススマホでよく見られる、ユーザーが任意の操作を割り当てられるカスタムキーがついている、というのがArmor Padの特徴の一つです。
この画像でスピーカー配置と左側面のポート・ボタン配置がわかります。スピーカーは横持ち時の左右にありますので、音響面では有利かと思います。また、左側面には音量ボタンとuSmartコネクター、アクセサリー取り付け用の穴があります。
uSmartコネクターはUlefoneのタフネススマホ上位モデルにもあり、このようにEndoscope(直訳すると内視鏡。狭い場所を撮影できる)やMicroscope(直訳すると顕微鏡。最大1000倍に拡大して撮影ができる)を取り付けることができます(EndoscopeやMicroscopeは別売りです)。
また「アクセサリー取り付け用の穴」と書いた部分について、この画像を見ると「キックスタンドつきのハンドストラップ」が取り付けられるようです(ストラップも別売りです)。
「UlefoneのArmor」なので、IP68/IP69Kの防水・防塵性能とMIL規格(MIL-STD-810H)の堅牢性を備えています。
3.Ulefone Armor Pad 価格など
Ulefone Armor PadはAliExpress内のUlefone Official Storeに製品ページがあり、3月20日午後4時からワールドプレミア(セール)が予定されています。製品ページの情報によればセール価格は147.99ドル(約20,100円)になるとのこと。
8インチでエントリースペックの中華タブとしてはそれほど安価なほうではありませんが、手頃な価格で購入できるタフネスタブレットは数が少なく、8インチということだとOUKITEL RT3くらいしか競合品が見当たりません。なので、購入に際してはOUKITEL RT3との比較検討になると思います。
4.関連リンク
Ulefone Armor Pad:Ulefone Official Store(AliExpress)