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SONY Xperia Ace SO-02L - 日本だけの5インチ・ミッドレンジコンパクトスマホ、Xperiaらしさは健在です!(かのあゆ)

Sony Xperia Ace
こんにちは、かのあゆです。今年の2月にMWC 2019で発表されたソニー・モバイルの最新ハイエンドモデルXperia 1がついにドコモ・au・ソフトバンク向けのキャリアモデルとして発表されましたが、ドコモ向けモデルとしてそれとは別に「Xperia Ace SO-02L」が同時発表されています。

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Xperia Aceはグローバルモデルが存在しない日本国内オリジナルモデルで、2016年に発売したXperia X Compact SO-02J以来、久々となるミッドレンジコンパクトモデルです。

スペックとしてはすでにグローバルで投入されているXperia 10に近いものになっていますが、筐体としては全く別物になっており日本国内で人気のあるCompactシリーズの系譜を継承した端末です。

1.スペック

Xperia Ace SO-02L スペック
初期搭載OSはAndroid 9 Pieです。

Xperiaに関してはもともと素のAndroidに近いソフトウェアが搭載されていましたが、同時投入されているXperia 1も含めこの世代からホームランチャーもほぼ完全にPixelシリーズなどに搭載されているものと同じ内容になっています。ただしXperiaならではのアルバムアプリやミュージックアプリはXperia Aceでも健在です。

CPUはQualcomm Snapdragon 630で、RAMは4GB、ストレージは64GBという構成です。昨年発売された、同じコンパクトモデルであるXperia XZ2 CompactがSnapdragon 845を搭載していたことを考えると控えめな性能ですが、重量級ゲームをプレイする用途でなければ十分なスペックだと思います。

ディスプレイは5.0インチサイズで解像度は2,160×1,080(FHD)です。Xperia 1やグローバルで販売されているXperia 10/10 Plusが21:9縦横比のワイドディスプレイを採用しているのに対し、Xperia Aceでは従来通り18:9縦横比のディスプレイを採用していますが、そのおかげで昨年のXperia XZ2 Compactと同じコンパクトなサイズ感を実現しています。

ディスプレイにはXperiaではおなじみとなっているトリルミナスディスプレイ for Mobileが採用されており、従来モデルと同じくきれいな画質を実現しています。

Xperia Aceのカメラアプリ
カメラはイン8MP、アウト12MPで、Xperia Compactシリーズとしては初になるハイブリット手振れ補正に対応しており、アウトカメラのF値もXperia XZ2 Compactの2.0から1.8となったことにより、暗所での撮影性能も向上しています。またインカメラは広角セルフィー撮影や4枚の写真を撮影して4コマムービーや4コマフォトを撮影できる「4コマストーリーモード」にも対応しています。

ミッドハイモデルながらハイエンドモデル同様ハイレゾ音源の再生にも対応しており、既存の圧縮音源をハイレゾ相当にアップコンバートする「DSEE HX」もしっかり搭載されています。Xperia XZ2以降のモデルでは削除されてしまった3.5mmヘッドフォンジャックが復活しており、お気に入りの有線ヘッドフォンを従来通り利用できるのはとてもうれしいポイントですね。

またキャリアモデルなのでおサイフケータイに対応していますが、残念ながらワンセグ受信機能は搭載されていません。

IPX5/8準拠の防塵・防水に対応
IPX5/8準拠の防水にも対応しているため、キッチンや急な雨でも安心して利用することができます。

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内蔵バッテリーは2,700mAhで、Xperia XZ2 Compactからほぼ据え置きですが、もともとXperia Compactシリーズはバッテリー持ちはかなり優秀なのでXperia Aceに関しても期待はできそうです。近年のXperiaではおなじみとなったQnovo社のバッテリー長寿命化技術といたわり充電モードも健在です。

2.デザイン

Xperia Ace SO-02L 実機前面
グローバルモデルでは同じく18:9縦横比の液晶を採用したエントリーモデル「Xperia L3」が発売されていますが、Xperia Aceではそれとは異なり、Xperia XZ2 Compactのデザインを継承しています。

Xperia Ace SO-02L 店頭モック背面
背面はプラスチック製ですが、グラスファイバー強化素材を採用しているため、非常に手触りが良く、「さすがXperia」だと思いました。ミッドレンジモデルですが、Xperiaシリーズらしさはしっかり継承されています。

Sony Xperia Ace
カラーは「ブラック」「ホワイト」「パープル」の3色が用意されます。

3.まとめ

Xperia Ace SO-02Lは6月1日に発売予定で、ドコモオンラインショップでの端末一括販売価格は48,600円(税込)です。実はXperia Aceの存在は今年になって海外サイトで「Xperia XZ4 Compact」という名称でリークされていましたが、実際に登場した製品はハイエンドコンパクトではなく、日本独自のミッドレンジモデルとなりました。

今年になってキャリア販売のスマートフォンに関しては通信料金と端末代金が分離され、今までのようにハイエンドモデルを大幅に割り引いた価格で販売することができなくなったこともあり、ドコモ・au・ソフトバンク共に一括販売価格が3〜4万円台の低価格なミッドレンジモデルを揃えてきました。

Xperia Aceもそんなキャリア販売の低価格ミッドレンジモデルの一台ですが、先に海外で投入されている「Xperia 10/10 Plus」をそのまま投入するのではなく、日本で人気のあるコンパクトモデルとして独自モデルを展開したのは少し予想外でした。

ハイエンドモデルとなるXperia 1と比較するとCPUの性能は落とされているものの、全ての人が最新ハイエンドCPUであるSnapdragon 855の性能が必要かと言われればそうではありませんし、近年のミッドレンジCPUは普段使いであれば十分な性能を持っているので「Xperia AceでOK」という人も多いはずです。

ミッドレンジモデルでありながらハイレゾ音源の再生や既存の圧縮音源のアップコンバートなど上位モデルに搭載されている機能が削られることなく搭載されており、また昨年のXperia XZ2 Compactでは廃止されてしまっていた3.5mmヘッドフォンジャックが復活している点も大きく評価できる点でしょう。

今回ドコモでも投入されることになったGoogle純正ミッドレンジスマートフォンのPixel 3aと「いろいろと比較」されてしまっていますが、かのあゆとしてはソニー・モバイルが低価格ミッドレンジモデルをしっかり出してきたこと、Xperiaらしい一台に仕上がっていることを評価したいと思います。

4.関連リンク

Xperia Ace SO-02L : Sony Mobile
Xperia Ace SO-02L : ドコモオンラインショップ

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コメント

  1. 匿名 より:

    「Xperia」って書いてなかったらもう1万円下がるスペックですよね。
    SD625の看板だけ挿げ替えたレベルのSD630に5万払うならアクオスセンスでも買ってたほうがだいぶましですよ…。