nubia傘下のメーカー「REDMAGIC」がAndroidタブレット「REDMAGIC Astra」を国内発表しました。REDMAGICと言えばゲーミングスマホでお馴染みですが、このAstraも「ゲーミングタブレット」です。システムスペックも非常に高く、タブレットゲーマー注目のニューモデルと言えそうです。
1. スペック
項目 | 仕様 |
---|---|
OS | REDMAGIC OS 10.5(Android 15ベース) |
SoC | Snapdragon 8 Gen 4(通称Elite) |
RAM | 12GB/16GB/24GB LPDDR5T |
ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB UFS4.1 Pro |
ディスプレイ | 9.06インチOLED (2,400×1,504) 165Hz |
バンド | — |
無線通信 | 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth5.4 |
ポート類 | USB 3.2 Gen 2 Type-C (DP/PD対応) |
カメラ | 前面:9MP/背面:13MP |
バッテリー | 8,200 mAh |
サイズ | 207×134.2×6.9 mm |
重量 | 370 g |
OSはAndroid 15ベースの独自UI「REDMAGIC OS10.5」で「REDMAGICゲームスペース」というゲームアシスト機能が搭載されていて、パフォーマンスやタッチサンプリングレートなど、プレイするゲームに応じた細かい設定の調整が可能とのこと。
SoCはハイエンド型番、Snapdragon 8 Eliteです。Antutuスコア270万点オーバー(出所:Nanoreview)と非常に高く、ウインタブ的には「別次元の性能」という感じです。RAMとストレージは「12GB + 256GB」「16GB + 512GB」「24GB + 1TB」の3バリエーションが設定されます。ゲーミングタブレットなのでストレージが1TB必要、というのも現実的でしょうね。
ディスプレイは9インチ(正確には9.06インチ)の有機EL、解像度は2,400×1,504と高く、リフレッシュレートは165Hz、タッチサンプリングレートは瞬時最大2,000Hz、常時最大240Hzと高品質です。また、発色も100%DCI-P3と高水準で全面ガラスにはゴリラガラスが使われています。
カメラは前面9MP/背面13MPで「強化AIアルゴリズム搭載」ということなのですが、メーカーサイトでもほとんど説明がありませんでした。
バッテリーは8,200 mAhです。10インチ未満のタブレットとしては大容量ですし、最大80Wの急速充電にも対応します。メーカー説明だと「原神ゲームプレイ5.56時間」「PUBGゲームプレイ4.55時間」「動画再生33時間」とのことです。
また、ゲーミングスマホやタブレットに使われることの多い「バイパス充電(バッテリーに通さず本体に直接給電する機能。発熱を軽減し、バッテリーの劣化も抑えられる)」にも対応しています。
2. REDMAGIC「らしさ」
筐体色はシルバーとブラックの2色。CNCアルミ製で背面はフラット、ご覧の通り一部がスケルトンになっており、RGBライティングも可能です。
ゲーミングタブレットなので冷却対策も万全です。液体金属グリスやベイパーチャンバー構造に加え「スマホのREDMAGICでおなじみ」の冷却ファンを搭載しています。スマホやタブレットで冷却ファンを搭載する製品は非常に珍しく、ウインタブが知る限りだと、国内で販売されている製品ではREDMAGICのみですね。
3. 価格など
REDMAGIC Astraは7月3日正午より先行予約が開始されます。また、先行予約開始前にREDMAGIC公式サイトでメールアドレスを登録すると1,000円OFFクーポンがもらえます。
価格は下記の通り
12GB + 256GB:87,800円(81,800円)
16GB + 512GB:114,800円(108,800円)
24GB + 1TB:149,800円(143,800円)
※カッコ内は先行販売中クーポン併用価格
4. 関連リンク
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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