OUKITELがスマートフォン「K16」を発売します。2月に開催されたMWC 2023で先行展示されていた製品で、ポケットにすっぽり入る3.5インチサイズの超小型スマホです。スポーツカーにインスパイアされた、非常に個性的なデザインになっています。
1.OUKITEL K16 スペック
スペック表
OUKITEL K16 | |
OS | Android 13 |
CPU | MediaTek MT8788 |
RAM | 8GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 3.5インチ(1,280 x 720) |
LTEバンド |
FDD-LTE:B1/3/5/7/8/19/20 TD-LTE:B38/40/41 |
SIM | nanoSIM × 2 |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
入出力 | USB Type-C、MicroSDカード |
カメラ | イン8MP/アウト48MP |
バッテリー | 3,050 mAh |
サイズ | 120.5 x 58.5 x 15.7 mm |
重量 | 不明 |
コメント
OSはAndroid 13です。(XiaomiやOPPOなど世界的な大手メーカーではない)中国メーカーは概してOSのメジャーアップデートに対応せず、今年リリースされるであろうAndroid 14やそれ以降のバージョンが提供される可能性は少ないかと思われますが、それでも現時点で最新バージョンのOSが搭載されているのはありがたいところです。
CPUはMT8788です。エントリー向けの型番ながらAnTuTu Benchmark v9での総合スコアは約20万点程度になりますので、普段使いでストレスを感じることはありません。そもそもこのサイズでゲームをプレイしたいと思う方も少ないかと思われ、ちょうどいい性能だと思います。ストレージは8GB、内蔵ストレージは128GBで、MicroSDカードによるストレージ拡張をサポートします。
ディスプレイは3.5インチHD(1,280 × 720)です。AliExpressの製品ページではパネルに関する説明はありませんでしたが、おそらくIPS液晶かと思われます。
カメラはイン8MP、アウト48MPです。さすがにサイズが小さいこともあってアウト側はシングルレンズ構成ですが、48MPと高画素のイメージセンサーを採用しています。
技適の取得有無は不明です。しかしモバイルネットワークはドコモのプラチナバンド(B19)をサポートしています。
バッテリー容量は3,050 mAhです。
2.OUKITEL K16 筐体
前面です。最近では珍しい物理ホームボタンがあります。あの「ランボルギーニ」にインスパイアされたデザイン、との説明があり、製品ページにはランボルギーニ・ムルシエラゴ LP640 SVの画像が使われていますが、おそらくライセンスは取得していないと思います…。
背面です。カメラバンプ部もランボルギーニのロゴマークをイメージしているようです。製品ページには「クロコダイル・レザー」という表記がありましたが、実際の素材はフェイクレザーでしょう。とはいえ高級感あるデザインで所有欲を満たしてくれます。長期間使ってきたときの劣化が気になってきそうではありますが…。
筐体色はブラックとブラウンです。
3.OUKITEL K16 価格など
OUKITEL K16はAliExpress内のOUKITEL Official Storeに製品ページがあり、5月22日からワールドプレミア(セール)が予定されています。セール価格は149.99ドル(約21,000円、製品ページのクーポンを使用した価格)です。
今や希少な3.5インチサイズのスマートフォンです。ランボルギーニをイメージした筐体デザインは好き嫌いがはっきりわかれそうですが、これが「刺さる」人もおられるでしょうね。
画面サイズが小さく、メインスマホとしては厳しそうですが、ポケットにすっぽり入るサイズ感は魅力的です。また、サブ機的に使うのであれば性能も十分だと思います。
4.関連リンク
【PR】OUKITEL K16:OUKITEL Official Store(AliExpress)