こんにちは。かのあゆです。Oppo Japanは新ミッドハイスマートフォンである「Oppo R17 Pro」を日本市場に投入することを発表しました。日本では初搭載となる新ミッドハイ向けCPUのQualcomm Snapdragon 710を採用するほか、Galaxy S9/S9+やnote9に採用されている可変式デュアルアパーチャーカメラを搭載していることが最大の特徴となっています
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1.スペック
OSはAndroid 8.1ベースの「Color OS 5.2」が搭載されています。CPUは2018年5月に発表されたミッドハイ向けのQualcomm Snapdragon 710を搭載。日本市場で販売される端末としては初の採用となり、Snapdragon 660と比較するとGPUがフラッグシップ向けのSnapdragon 845に搭載されている世代と同じシリーズのものに変更されており、CPU自体の世代もアップデートされたことにより20%程性能向上することに成功しています。
Antutuでのベンチマークスコアは160,000~170,000点台となっており、数年前のハイエンドCPUに匹敵するスペックと言えます。またストレージは128GB、RAMは6GBと、こちらもハイエンド端末と同性能と言えるでしょう。ただし残念ながらMicroSDカードによるストレージ拡張は非対応です。
位置づけ的にはミッドハイレンジのスマートフォンですが、重量級の3Dゲームにも十分対応できる性能になっています。
ディスプレイは6.4インチサイズで解像度2,340×1,080のSuperAMOLED(有機EL)を採用し、強化ガラスは最新世代のコーニング・ゴリラガラス6です。
カメラはインが25MP、アウトが12MP+25MP構成で、インカメラも高画素になっているのも特徴ですが、この端末で最も注目すべきポイントは「F値を2.4と1.5の二段階に切り替えることができるオートアパチャー機能を採用している」点なのではないでしょうか。
同じシステムはウインタブでも実機レビューを行っているGalaxy S9/S9+とGalaxy Note9にも「デュアルアパチャー」という名称で採用されていますが、撮影する場所の明るさに応じて最適なF値のレンズに自動的に切り替えてくれるため、明るい場所ではF値2.4モード、暗い場所ではF値1.5モードと、状況に応じた美しい写真を撮影することが可能です。
このシステムを採用したGalaxy S9でもその効果はかなり大きかったので、R17 Proのカメラもかなり期待できると思われます。
指紋認証センサーは「R15 Neo」同様ディスプレイ埋め込み型となっています。従来の指紋認証センサーと比べると指紋登録時に癖があるようですが、一度登録してしまえばいままでどおりの感覚で利用することができるようです。また生体認証に関しては指紋認証のほか顔認証にも対応しています。
バッテリーは3,700mAhと大容量のものを搭載しており、フラッグシップモデルであるFind X同様Oppo独自の急速充電規格である「SuperVOOC フラッシュチャージ」に対応することにより、10分充電するだけで40%程バッテリーを充電することが可能になっています。
2.デザイン
ディスプレイは先にUQ Mobile向けに発売済みとなっている「R17 Neo」や同時発表されたミッドレンジモデル「AX7」、Oppo傘下のOnePlusから発売されている最新モデル「OnePlus 6T」同様水滴型の非常に小さいノッチを採用しています。
背面はFind XやR15 Neoにもみられるような美しい加工が施された筐体となっており、カラーリングは「エメラルドグリーン」と、その名の通りグラデーション加工が施された「ミストグラデーション」の二色が用意されています。
どちらも魅力的なカラーリングなのでケースなし運用は難しいにせよ、ぜひクリアケースで運用したいところです。幸いR17 Proにはこの美しい筐体デザインを生かせるクリアタイプのTPUケースが標準付属します。
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3.まとめ
Oppo R17 Proは12月中旬発売予定で、価格は69,800円(税抜)でAmazon.co.jpや各種MVNO、家電量販店で取り扱いが開始されます。
同時発表されたミッドレンジモデル「AX7」含め、またまた魅力的な端末を投入してきたOppoですが、正直日本参入からわずか1年でR11s、R15 Pro、R15 Neo、Find X、R17 Neoと今回のR17 Pro、AX7と7機種も出そろうことになるとは夢にも思っていませんでした。
短期間で低価格帯からフラッグシップモデルまでをラインナップしてきたのは、それだけOppoが日本市場に本腰を入れているという証明、と言えるのではないでしょうか。
R17 Proに関しては残念ながら同じ価格帯のR15 Proと異なり、おサイフケータイこそ搭載されていないものの、可変式オートアパーチャーカメラとディスプレイ内蔵指紋認証センサー、よりパワフルになったCPUの搭載により、こちらもなかなか「欲しい」と思わせる一台になっています。
MicroSDカードによるストレージ拡張が行えない点は個人的には残念ですが、長期間使っていけるスペックに仕上がっているOppo R17 ProはMVNO運用でがっつり使っていけるスマートフォンを探している方にとって検討すべき一台に仕上がっていると感じました。
4.関連リンク
Oppo R17 Pro : Oppo Japan
OPPO R17 Pro(ミストグラデーション):Amazon
OPPO R17 Pro(エメラルドグリーン):Amazon