Teclastの新ブランド「ODEA」からAndroidタブレット「S11」が発売されました。6月16日までAmazonでセール中です。単に「ODEA」と言われると「知らんブランドだが大丈夫か?」と思ってしまいますが、Teclastのブランドと聞くと安心ですよね。
S11は2万円以下で購入できますが、価格の割にスペックが良く、動画視聴も含め様々な用途で快適に使えそうな製品です。
販売ページはこちらです
ODEA S11:Amazon
※6月16日23:59まで19,900円(約33%OFF)
1.概要
スペック表
ODEA S11 | |
OS | Android 14 |
SoC | UNISOC T606 |
RAM | 6GB(拡張機能により最大16GB) |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 10.95インチIPS(1,920 × 1,200) |
LTEバンド | FDD:B1/3/5/7/8/20 TDD:B34/38/39/40/41 |
SIM | nano SIM × 2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth5.0 |
入出力 | USB Type-C 、microSDカードリーダー、オーディオジャック |
カメラ | イン8MP/アウト13MP |
バッテリー | 8,000 mAh |
サイズ | 257.1 × 169.2 × 7.9 mm |
重量 | 521 g |
コメント
OSはAndroid 14、SoCは「中華ではすっかりおなじみ」のUNISOC T606です。ウインタブでもこれまで何度もこの型番を搭載するタブレットをレビューしていますが、Antutuスコアは25万点前後でゲームが主目的でないのなら問題なく使える性能です。RAMは6GBで拡張機能により最大16GBとして使え、ストレージは256GBとこのクラスのタブレット製品としては大きめの容量です。
ディスプレイは11インチ(正確には10.95インチ)で解像度はWUXGA(FHDとも言います。1,920 × 1,200でアスペクト比は16:10)、WidevineはL1です。NetflixでもL1判定になりますので、ほとんどの動画サブスクで高画質(HD以上の画質)視聴ができます。
カメラはイン側が8MP、アウト側が13MPです。まあ、タブレット製品なので画質の方はそんなに期待できませんが、実用上は十分かと思います。
…ん?このカメラバンプのデザイン、見たことがあるような…。
おそらく、この製品はTeclast T50HDの「兄弟機」ですね。スペックやサイズがほぼ同じです。RAM拡張機能が異なり、T50HDが拡張後最大14GBまで、ODEA S11が拡張後最大16GBまで、という点と、開示されている筐体重量が数グラム異なる(S11のほうが軽い)という点が異なる程度です。私の世代の読者だと「カローラとスプリンター」、もっと若い頭文字D世代の方だと「レビンとトレノ」くらいの違いでしょうか。…いや、それよりも違いが少ないかも…。
各部名称です。ここもT50HDと同じですが、Teclast(系)の製品は基本的にすべてイヤホンジャックを装備している(省略していない)のが魅力ですよね。
筐体は「メタルのユニボディ」です。Teclast系の上位モデル(S11の兄弟機種、T50HDはTeclastの上位モデル「Tシリーズ」の製品です)は筐体の質感が高く、価格以上に高級感があります。
2.価格など
ODEA S11はAmazonで販売中で、通常価格が29,900円のところ、6月16日23:59までセール中で、19,900円で購入できます(製品ページにある10,000円OFFクーポンを使用した価格)。
記事中で指摘した通り、この製品はTeclast H50HDの兄弟機と言え、外観やスペックはほぼ同じです。筐体品質やシステムスペック(特にディスプレイの仕様とWidevine対応)の割に価格は低めで、2万円以下で買えるのであれば「いい買い物」になると思います。
3.関連リンク
ODEA S11:Amazon