N-oneという中国メーカーのタブレット「NPad Air」をご紹介します。N-oneについてはウインタブでも詳しい情報がないのですが、日頃お世話になっているお取引先からの紹介なので、「怪しい」ということはありません。今回ご紹介する製品はエントリー~中位クラスのAndroidタブレットで、日本のAmazonで購入できます。
1.N-one NPad Air スペック
スペック表
N-one NPad Air | |
OS | Android 11 |
SoC | UNISOC T310 |
RAM | 4GB |
ストレージ | 64GB |
ディスプレイ | 10.1インチIPS(1,920 × 1,200) |
LTEバンド | B1/3/5/7/8/20/34/38/39/40/41 |
SIM | nano SIM ×2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | IEEE802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー、オーディオジャック |
カメラ | イン2MP/アウト5MP |
バッテリー | 6,200 mAh |
サイズ | 241 × 160 × 8.3 mm |
重量 | 505.6g g |
コメント
OSはAndroid 11です。最新のAndroid 13というのは無理として、最近はAndroid 12を搭載するタブレット製品が増えてきていますので、ちょっと古いかな、という気もします。ただし、現状Android 11であることによる不都合というのもありません。
CPUはUNISOC T310です。Antutuスコアは15万点から18万点程度なので、ゲーム用として購入するのでなければ普段使いには十分な性能と言えるでしょう。RAMは4GB、ストレージは64GBと、こちらもゲームプレイ中心でなければ悪くない容量だと思います。
ディスプレイは10.1インチWUXGA(1,920 × 1,200、WUXGA)です。低価格帯タブレットの場合、解像度が1,280 × 800にとどまるものも多いので、この点は歓迎できますね。
カメラはミニマムな性能です。個人的にはタブレット製品のカメラ画素数はほとんど気にしません(メモ代わりにしか使う機会がないので)が、最近はアウト側に13MPくらいのカメラを搭載する製品も増えていますので、人によってはこの製品のカメラ画素数は不満に感じられるかもしれません。ただし、Webミーティングなどでは2MPのインカメラでも十分機能します。
バッテリーは6,200 mAhです。不足感はないものの、他社製品と比較して特に大容量というわけでもありません。
2.N-one NPad Air 筐体
前面と側面です。10インチクラスのAndroidタブレットとしてはごくオーソドックスなデザインです。背面のカメラまわりがゴールドになっているところにちょっと高級感がありますね。スピーカーは2つ、イヤホンジャックも装備されています。
サイズは10インチタブレットとして標準的~やや小さめくらいですが、重量が500 gを越えてしまっているのがちょっと残念なところです。
この製品はLTE対応し、GPSも搭載していますので、カーナビとしても使えます。私は「20年選手のマイカー」を使っていまして、もともとカーナビはついているのですが、地図情報が古くなってしまったので、もっぱらスマホ(Google Map)をナビとして使っています。
タブレットをカーナビとして使う場合、法規制(視界が狭くならないようにタブレットを設置する必要があります)に注意が必要ですし、設置用の器具も用意しなくてはなりませんが、正しく設置すれば間違いなくスマホよりも快適でしょうね。
3.N-one NPad Air 価格など
N-one NPad AirはAmazonで販売中で、10月24日現在の価格は税込み19,990円ですが、クーポンコード「25YL4BWB」で1,000円OFFとなります(クーポンの有効期限は不明です)。
これまでご説明してきた通り、スペック面で特に尖ったところのない製品ですし、この価格であればTeclastやALLDOCUBEの製品と比較して割安感も小さいです。ただし、低価格品としてはディスプレイ解像度も高く、普段使いでは不自由のないスペックになっていますので、今後セールで安く購入できるチャンスがあれば試してみたい、という感じですね。
また、N-oneという(ウインタブから見て)馴染みのないメーカーの今後の展開にも期待したいところです。
4.関連リンク
N-one NPad Air:Amazon
N-one 公式サイト