Headwolf HPad6 － 12インチの大型Androidタブレット、低価格帯の製品としては素晴らしいスペックです。もちろんWidevineもL1！

Headwolfが12インチと大型サイズのAndroidタブレット「HPad6」を発売しました。低価格帯の中華タブレットとしてはスペックが良く、WidevineもL1なので、Netflixを含む動画サブスクリプションサービスでもHD以上の画質で視聴ができます。

1.製品概要

スペック表

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OSはAndroid 14です。Teclastに続き、Headwolfでもタブレット向けに最新バージョンのAndroidを搭載するようになりました。SoCは「もはやお約束」のHelio G99です。Antutuスコアが35万点～40万点をマークする型番なので、この価格帯のタブレット用としては十分な性能です。なお、このHPad6はモバイルネットワーク通信に対応しますが、Helio G99は5Gには非対応の型番です。個人的にタブレットはほとんどWi-Fiで使いますので5G非対応でも特に問題はないと思いますが、SIMカードを入れて外出先でモバイル接続をしている人には不満かもしれませんね。

RAMは8GBで拡張機能により最大20GBとして使え、ストレージも256GBと大きめです。ウインタブで以前レビューしたHPad5（10.51インチ）はストレージが128GBしかなく、この点が少し物足りないと感じていたのでHPad6が256GBになったというのは歓迎できます。

ディスプレイは12インチと大きく、解像度は2,000 × 1,200です。この解像度もまた「中華タブの上位モデルではよく見かける」もので、一般的なWUXGA（FHDとも言います。1,920 × 1,200解像度）よりも若干横方向に長い形状です。また、WidevineはL1で、この画像を見ればわかる通り、以前は「中華タブの鬼門（WidevineがL1でもHD画質視聴ができない）」NetflixでもHD画質視聴に対応します。

なお、この画像はちょっと問題がありますね。L3のところにある720pというのはHD画質を指し、L1のところにある1080pはFHD画質を指します。私達が「L3だと困る」と言っているのは動画サブスクで「SD画質（480p）になってしまう」ということで、L3でも720pで視聴できるのであればそもそも大した問題にはなりません。ということで、この画像の画質表記は誤りです。

カメラはイン8MP、アウト16MPです。12インチのタブレットで記念撮影をするケースは少ないと思いますから、これで十分でしょう。

バッテリーは8,800 mAhで、HPad5の8,500 mAhから若干大きくなりました。また、18Wの急速充電に対応します。

各部名称です。ごくオーソドックスなタブレットという感じです。Webカメラは横持ち時の上部中央に配置されているので、Webミーティングの際も便利に使えると思います。

この製品は4スピーカー搭載です。以前レビューしたHPad5も4スピーカーでしたが、「その割に音質はイマイチ」と評価しています。HPad6はどうでしょうか…。

あと、この製品は低価格な12インチタブレットとしては「非常に軽い」ですね。550 gと言えば「10インチ級のちょっと重いほう」のタブレットと同じくらいです。この点は実用面ですごくありがたいんじゃないかと思いますね。

2.価格など

Headwolf HPad6はHeadwolf楽天市場店で販売中で、3月11日現在の価格は29,999円です（製品ページにある8,000円OFFクーポンを使用した価格。クーポン期限は3月15日）。この価格は安いと思います。SoCがHelio G99でディスプレイ解像度は2,000 × 1,200と、スペック面でめちゃめちゃ新しいわけではありませんが、逆に悪いということもなく、低価格帯のタブレットでは十分な構成になっていると思いますし、12インチで厚さ7.5 mm、重さ550 gというサイズ感も魅力ですよね。

3.関連リンク

Headwolf HPad6