Headwolf FPad6 － 8.4インチでHelio G99搭載、ディスプレイ解像度2,560 × 1,600のタブレット。低価格帯8インチタブの覇権を取れるか？

HeadwolfがAndroidタブレット「FPad6」を発売します。8.4インチサイズで従来モデル「FPad5」の後継機です。FPad5のほうもSoCにHelio G99を搭載する、低価格帯タブレットとしては高性能な製品ですが、このFPad6はSoC以外の部分でスペックアップを果たしています。

1.概要

スペック表

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OSはAndroid 14でSoCはHelio G99、RAMは8GBで拡張機能により最大16GBとして使えストレージは128GBです。ここまではFPad5と共通ですが…、

ディスプレイの解像度がFPad5の1,920 × 1,200から2,560 × 1,600となりました。また、従来どおりWidevineはL1でNetflixでのHD画質視聴も可能です。…しかし、8.4インチという小ぶりなサイズで2,560 × 1,600という解像度は素晴らしいですよね！

カメラの画素数も改善されました。FPad5のイン8MP/アウト13MPから、アウト側が16MPになっています。

バッテリーもFPad5の5,500 mAhから6,500 mAhに増量されました。ただし、急速充電についての説明がなかったので、おそらく対応していないものと思われます。

各部名称です。イヤホンジャックもついてますね。ちょっと残念なのがスピーカー位置で、「縦持ち時の下面」というのはFPad5と同じです。動画視聴の場合は横持ちをすると思うので、「（縦持ち時の）上下面にひとつずつ」にしてもらいたかったところ。

2.価格など

Headwolf FPad6は11月中旬以降の発売で、発売記念価格は19,999円になる、とのことです。タブレットのスペックは上を見ればキリがありませんが、2万円で買える8.4インチタブレットとしては「ほぼ満点」のスペックではないかと思います。欲を言えばストレージ256GBのモデルが欲しい、というのとスピーカー位置の改善を…、というのはありますけどね。

8インチ（8.4インチ）タブレットのジャンルではALLDOCUBE iPlay 60 mini Pro / Turboが人気ですが、Headwolf FPad6はSoC性能ではiPlay 60 mini Turboに一歩譲るものの、ディスプレイ解像度が高く、価格も安くと、個人的には「そこまでSoC性能にこだわってもいないので、FPad6のほうがいいかなあ」と思いますね。

3.関連リンク

Headwolf FPad6 Android 14 タブレット：Amazon
※11月5日現在、販売はスタートしていません。また、製品ページも未完成のようです。

執筆者：ウインタブ
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。