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HAFURY UMAX - Android7.0の70ドルスマホはどの程度の実力なのか?(実機レビュー:ひらちょん)

HAFURY UMAX
こんにちは、ひらちょんです。今回は70ドルで予約をしていたHAFURY UMAXのレビューをやりに来ました。現状最安値で手に入るAndroid7.0環境かつ6インチの大画面液晶がどの程度のものなのかが気になるところですね。ちなみに70ドルのセールは予約期間が終わった今でもプロモーションセール等で行われておりますので購入はセールの時を狙うといいと思います。

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開封

HAFURY UMAX 外箱
外箱は割としっかりした印象で、箱の大きさも無駄がなく作られています。低価格帯のスマホやタブレットの外箱は採寸が面倒なのか「とりあえず大きな箱に入れておけ!」って感じの箱が多いので意外でした。箱の裏にも書いてありますがスペックはこのようになっています。

OS: Android 7.0
CPU: MediaTek MTK6580
RAM: 2GB
ストレージ: 16GB
ディスプレイ: 6インチ(1,280 x 720)
対応バンド: LTE非対応、WCDMA: 850/1700/1900/2100MHz
ネットワーク: 802.11 b/g/n、Bluetooth 4.0
入出力: microUSB、オーディオジャック、microSD
SIM: microSIM × 2(DSDS)
カメラ: イン5MP / アウト13MP
バッテリー: 4,500 mAh
サイズ: 166.1 × 84 × 9.8 mm / 重量不明
※この製品はLTEには対応しません。

HAFURY UMAX 同梱物
箱を開けるとこんな感じで、無駄なく付属品が配置されていました。日本用コンセント変換アダプタはGearbest側の粋なおまけで、バンカーリングとガラスフィルムは予約特典です。充電ケーブルはMicroUSBケーブルです。

HAFURY UMAX 前面
スマホ本体ですが、予約特典のガラスフィルムがなくても元々保護フィルムが貼ってありました。それと6インチ液晶を搭載しているだけあり本体が思っていた以上に大きいです。 また、カバーはおそらく予約特典等ではなく普通に買ってもついてくると思います。TPU製のよくあるやつですが四隅は衝撃を抑えれそうなデザインになっています。

HAFURY UMAX 背面
背面はこのようになっています。カメラが若干主張が激しいですが裏面自体は至ってシンプルです。素材はもちろんプラスチックでマット加工がされています。

HAFURY UMAX 上下面
筐体の作りとしては値段の割には頑張っているなという感じです。この価格帯に高級感を求めるのはおかしいですが、バリや塗装ムラなどがなく縁を曲面にしている点は評価できます。スピーカーのような穴が2箇所ありますが1箇所しか音が出ないモノラルですし充電端子はMicroUSBなのは価格相応といったところです。

HAFURY UMAX 内部
外装を確認したところで起動しようとしたのですが何故か電源が入らない…充電してみてもライトがつかないしまさか初期不良…!?と思ったのですが、よく見たら背面の隅にツマミのようなものがありカバーが外れました。バッテリーに絶縁テープが貼ってあったんですね…バッテリーが交換できるタイプは今となっては珍しいですね。

起動

HAFURY UMAX 日本語
いざ起動してみると6インチの大きさがよくわかります。セットアップも日本語が用意されているので安心です。ちなみにカメラの問題か照明の問題がわかりませんが、写真だと液晶の奥側が暗くなってしまいます。実際はIPS液晶なので視野角はバッチリです。

HAFURY UMAX ホーム画面
セットアップが終わると素のAndroidのホーム画面が表示されます。

HAFURY UMAX メニュー
プリインストールアプリ一覧はこんな感じです。Googleのアプリが幾つか標準で入っていて謎の中華アプリなどはない等Androidをそのまま入れているという感じです。

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HAFURY UMAX 端末情報
AndroidOSは7.0、セキュリティパッチは4月版と新しいものを使用しております。

HAFURY UMAX ストレージ
RAMは2GBはAndroid7.x環境ではどんな感じかと思いましたが1GBほど余裕がありますね。Nexus5Xが2GBでも問題ないことを考えると通常使用では問題のない容量なのでしょう。

HAFURY UMAX Antutu
Antutuベンチマークは24353点と控えめで3Dに関しては886点です。高負荷な3Dゲームの動作には期待はできませんが動画視聴やネットサーフィンには十分なスコアです。

HAFURY UMAX タッチ調整
カタログスペックの10点タッチもしっかりと動作します。画面が大きいのでこれはありがたいですね。

カメラの画質

HAFURY UMAX カメラ画質

本機のカメラで撮影した別のスマホです

値段が値段なので一切期待していなかったのですが割とまともでした。1300万画素とのことですが私はこのくらいの画質で十分です。ただ手ブレにかなり弱かったり特殊な機能は無かったりと1300万画素の解像度だけが取り柄のカメラになっています。インカメラはフラッシュがあるだけで500万画素の普通のカメラでした。自撮りとかはしないのでどちらにせよ使いませんけどね…

Android7.0と6インチによる恩恵

ただでさえ6インチという珍しい大きさのスマートフォンですが、そこにAndroid7.0が組み合わさることで大画面を活かした様々なカスタマイズができます。

HAFURY UMAX 開発者オプション
例えば開発者向けオプションの最小幅という項目を調節することで大画面にたくさんの情報を詰め込むことができます。もはやタブレットレベルの情報量が手のひらに収まる壮大感は実際に見てみないとわからない不思議な感覚です。

HAFURY UMAX ディスプレイ
逆にフォントサイズや表示サイズを大きくすることで大画面で大きな文字が表示されるためらくらくフォンのような表示もできます。ただこういう分野に詳しくなかったり、らくらくフォンを使う層の人達に中華スマホはあまりおすすめできるものではありませんけどね…

HAFURY UMAX 画面分割
そして何と言っても大画面を活かせるのはマルチウィンドウです。ウィンドウの幅を変えることができる機種とできない機種があるのですがこれはできます。左側のスマートフォンはZUK Z2という5インチのスマートフォンですが同じマルチウィンドウでも表示量が段違いです。ちなみにウィンドウ下側に表示させているのは私のブログですが横幅がはみ出さないで表示できるスマートフォンは始めてみました。モバイルフレンドリーとかガン無視でデスクトップ表示をさせ、それでいて横幅がPCだと1500pxないとはみ出してしまうはずなのですが、難なく表示できています。また、HD解像度なので文字が潰れてしまったりしないか心配でしたが目視できるレベルの文字なら一切潰れることなく表示されています。

総評

なかなか挑戦的な端末でしたが、うまい具合にまとまっているという感じでした。ただコストカットの犠牲になっている箇所もいくつかあります。例えばGPSは搭載していてもコンパスは搭載していなかったり、加速センサーと接近センサー以外のセンサーは載っていなかったりとこの辺は最低限しか揃っておりません。あと何気にCPUが32bitなのが気になりました。このくらいのスペックなら32bitでも問題ないのかもしれないですけどね。家用のおもちゃ端末として使ってアップデート等が来たらまたレビューをしたいと思います。

関連リンク

HAFURY UMAX - 70ドルでAndroid7.0を搭載し、4500mAhのバッテリーを搭載しているスマホがあるらしい(ひらちょん)
HAFURY UMAX 3G Phablet:Gearbest
※ライターが使用している製品はGearbestでの購入品です

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コメント

  1. 牡丹 より:

    もう試用レビューもスマホやり始めれば(提案)