GOME U7 Mini ー 虹彩認証搭載！10コアCPU搭載のミッドレンジスマートフォンが11月12日まで99ドルの激安価格で販売中！（かのあゆ）

こんにちは。かのあゆです。現在BanggoodにてHelioX20を搭載した「GOME U7 Mini」がセール価格で販売中となっています。現在でもミッドレンジクラスの実用的なスペックを持ち、虹彩認証と顔認証システムとセキュリティ機能を強化したAndroidベースの「GOME OS」を搭載しているのが特徴の端末です。

1. スペック

OSはAndroid 7.1.1ベースのカスタムOS「GOME OS 2.1」を搭載しています。

Android 9.0がリリースされている今となっては2世代前の、古めのバージョンがベースになっていますが、指紋認証のほか顔認証と虹彩認証を採用しており、虹彩認証によって各種パスワードを自動入力できる「Keychain」が搭載されるなど、セキュリティ機能の強化が行われています。

独自OSではあるものの、Banggoodの商品ページを見る限り言語設定に日本語が存在しているため、ベースになっているAndroid 7.1.1にもともと備わっている部分に関しては日本語環境で利用できるものかと思われます。

CPUは10コアのMediaTek Helio X20を搭載。2016年～2017年ごろの中華ハイエンドスマートフォンや日本国内ではFREETEL KIWAMI 2に搭載されていたCPUで、2018年現在でもMediaTek Helio P23やHisilicon Kirin 659に近い性能となっているため、本当にハイエンドクラスのCPUを要求してくるような重量級ゲーム以外は十分快適に利用することができます。

内蔵RAMは4GB、内蔵ストレージは64GBで、こちらに関しても十分な容量となっており、MicroSDXCカードによるストレージ拡張にも対応しています。

ディスプレイは5.47インチで18:9縦横比、解像度1,440 x 720というスペックになっています。カメラはイン13MP、アウト16MPでシングルレンズ構成のものを搭載。現在流行のデュアルレンズカメラでこそないものの、夜景撮影モードや美顔モードなど撮影機能に関しては充実している印象です。ただし、カメラの性能に関しては画素数だけでは判断できないこともあって過度の期待はしないほうがいいかもしれません。

搭載ポートはUSB-Cとなっており、3.5mmイヤホンジャックは廃止されています。

2. デザイン

前面デザインは現在よく見られるノッチ採用タイプではなく、Galaxy S8以降と同じタイプのものを採用しています。商品ページ内の写真だと本当にGalaxy端末に似たスタイリッシュなデザインとなっていますが、Banggoodでは実機の商品紹介ビデオもアップロードされており、実際には上部ベゼルがやや太めですね。

 

背面はガラス素材を採用しており、カメラのレンズフレーム部にはメッキ加工が施されるなど高級感のあるデザインだと思います。

カラーリングはブラック、ブルー、ホワイトの３色が用意されていますが、今回Banggoodでセール価格で販売される商品に関してはブラックのみとなります。

3. まとめ

GOME U7 MiniはBanggoodにて通常価格159.99ドルとなっていますが、11月12日まではセール価格である99.99ドル（11,533円）という激安価格で販売されています。セール期間中に購入するとエントリークラスのスマートフォンと同じ価格で購入できてしまいますが、中身に関しては2～3万円台で購入できるミッドレンジクラスのスマートフォンと同クラスのスペックとなっているため、「破格」といえるのではないでしょうか。

ベースになっているAndroid OSのバージョンの古さは気になるものの、指紋認証だけでなく顔認証と虹彩認証を搭載しておりセキュリティ面でも強化されているのはかなり魅力的です。

GOME（国美電器）というメーカーはスマートフォン専門メーカーというわけではなく、家電小売販売会社として洗濯機やエアコンなどの家電も販売しているようで、日本で知名度が高いというわけでもなさそうですが、以前紹介した「GOME K1」も安価な価格設定でありながら虹彩認証を搭載しており、今後の端末展開がちょっと気になるメーカーになってきました。

セール価格で購入できる期間が間もなく終了するので、気になる方はお早めにチェックすることをおすすめいたします。

4. 関連リンク

GOME U7 Mini : Banggood