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FOSSiBOT DT3 - Dimensity 7300搭載、5G対応のタフネスタブレット、バッテリーも20,000mAhオーバー

Android

FOSSiBOT DT3
中国メーカーのFOSSiBOTがAndroidタブレット「FOSSiBOT DT3」を発売しました。FOSSiBOTはタフネス系のスマホやタブレットを手掛けているメーカーで、ウインタブでも以前「DT2」というタフネスタブレットをレビューしたことがあります。

今回紹介するDT3はDT2からSoCが大きくパワーアップしています。なお、筐体はDT2とほぼ同じと思われますので、外観や(パフォーマンス以外の)使用感についてはこちらのレビュー記事をご参照ください。
FOSSiBOT DT 2 レビュー - 10.4インチで重さ1キロオーバー!迫力満点のタフネスタブレットです。アウトカメラは64MP

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1. スペック表

項目 仕様
OS Android 15
SoC MediaTek Dimensity 7300
RAM 12GB(拡張機能により最大32GB)
ストレージ 256GB
ディスプレイ 10.4インチ(2,000 × 1,200)
バンド 5G NR:n1/3/5/7/8/20/28/38/40

 n41/77/78/79
FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19
 B20/25/26/28A/28B/66
TDD: B38/39/40/41

無線通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3
ポート類 USB Type-C、microSDカードリーダー
カメラ 前面:32MP/背面:64MP
バッテリー 21,560 mAh (66W急速充電)
サイズ 253.4×163.25×20.5 mm
重量 1,070 g

2. OS/SoC/RAM/ストレージ

OSはAndroid 15、SoCはDimensity 7300です。モバイル5G通信に対応し、Antutuスコアは約67万点(出所:Nanoreview)と、ミッドレンジ(ウインタブ的にはミッドハイ)クラスの性能です。中国タブレットとしては「ごく高性能」と言っていいでしょう。

RAMは12GBで拡張機能により最大32GBとして使え、ストレージは256GBです。

3. ディスプレイ

FOSSiBOT DT3

ディスプレイは10.4インチと、今となっては若干小さめのサイズで解像度は2,000×1,200です。サイズと解像度はDT2と同じですね。DT2のディスプレイの発色品質は悪くありませんでしたが、WidevineはL3でした。で、DT3もメーカーサイトで「L3」と明記されていますので、残念ながらAmazonプライムビデオとかNetflixでHD以上の画質で視聴することはできません(YouTubeであればHD以上の画質で視聴ができます)。

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4. 筐体

FOSSiBOT DT3

筐体サイズはDT2と同じです。厳密には短辺のサイズ表記が0.01 mm厚く、重量が5 gほど重くなりましたが、無視していいでしょう(個体差と片付けてしまっていいレベル)。 デザインもDT2と同じです。

FOSSiBOT DT3

スピーカーは(横持ち時の)左右側面に2つずつ、4スピーカーを搭載しています。

FOSSiBOT DT3

カメラは前面32MP、背面64MPと高い画素数です。ただし、DT2とは全く同じ仕様です。DT2のカメラ画質はタブレット製品としては良好なものでした。

FOSSiBOT DT3

バッテリー容量は21,560 mAhと巨大です。DT2では22,000 mAhでしたが、たぶん「真面目に表記するようになった」のではないかと思います。また、66Wの急速充電にも対応しますので、アウトドアでもバッテリー切れの心配はいりません。

なお、リバースチャージ対応についてはメーカー製品ページにはリバースチャージの記載がありませんが、DT2では対応していたため、DT3も対応している可能性が高いと考えられます。

FOSSiBOT DT3

背面には明るいフラッシュライトもついています。それと、この画像に写っているレザー製(PUレザー)のベルトは「付属品」で着脱が可能です。

5. 価格など

FOSSiBOT DT3はAliExpress内のFOSSiBOT Official Storeで販売中で、7月29日現在の価格は43,728円です(製品ページにある3,800円OFFクーポンを使用した価格です)。

5G対応のSoCを搭載するタフネスタブレットとしては妥当な価格、あるいはお買い得な価格だと思います。ただし、重量1キロを超えるゴツさなので、ある程度はアウトドアでの利用を想定できる人向けでしょうね。

6. 関連リンク

執筆者:ウインタブ
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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