DOOGEE T40 － 11インチでディスプレイ解像度が高い中国タブレット上位モデル。筆圧対応のペンや本格的なキーボードもセット購入できます

DOOGEEがAndroidタブレット「T40」を発売します。つい先日、この製品と同時に発売される「DOOGEE T40 Pro」の記事を掲載したんですが、この2機種の場合は中華に限らずガジェット類全般のお約束とも言える「Proのほうが上位モデル」という図式が成り立ちません。上位・下位というより「サイズ違い」というべきですね。T40 Proは12インチ、T40は11インチなので、むしろT40のほうが好み、という方も多いことでしょう。

DOOGEE T40 Proについてはこちらの記事をご覧下さい。
DOOGEE T40 Pro － 12インチと大型で、筆圧対応のペンやキーボードもセットできるAndroidタブレット。Helio G99搭載

1.概要

スペック表

コメント

OSはAndroid 14、SoCはHelio G99、RAMは8GBで拡張機能により最大20GBとして使え、ストレージは512GBと、ここまではT40 Proと全く同じです。ウインタブがよくご紹介したりレビューをしている中国タブレット上位モデルのスペックですね。ストレージに関しては競合製品よりも大きいと言えます。

ディスプレイは11インチで解像度は2,560 × 1,600と、T40 Pro（12インチ、解像度2,000 × 1,200）よりも一回り小さいものの、解像度に関してはT40のほうが上です。製品ページに詳しい説明はありませんでしたが、ウインタブのレビュー経験上WidevineもL1と思われますので、キレイな画面で動画視聴を楽しめると思います。

また、T40はT40 Proと同様に1,024段階の筆圧に対応するペン入力ができます（ペンは別売り）。それと、この画像を見ると下側面にキーボード接続用のPOGOピンがついているのもわかります。

購入時に「キーボード、ペン、マウス」をセット購入できます。ただしこのセットは1万円強するようで「そこそこのお値段」です。

カメラはイン8MP/アウト16MPです。タブレット製品のカメラは「Webミーティングくらい」でしか使わないと思いますので、この画素数でも十分でしょうね。

バッテリーは8,580 mAhで、18Wの急速充電とリバースチャージに対応します。

筐体はアルミ製。直近ウインタブでレビューしたDOOGEE製品は筐体の質感も良かったです。

スピーカーは4つ搭載しています。ここもT40 Proと同じですね。音質についてはなんとも言えませんが、動画視聴時には臨場感が出ると思います。

筐体色はCrystal Blue、Mystic Black、Nebula Grayの3色。T40 Proとは微妙に色名が異なります。

2.価格など

DOOGEE T40はAliExpress内のDOOGEE Official Storeに製品ページがあり、8月18日から発売記念セールが予定されています。セール価格は不明ですが、この記事執筆時点で本体価格が227.99ドル（34,109円）、ペン・キーボード・マウスセットが299.99ドル（44,881円）になってますので、おそらくここから大きく安くはならないと予想します。また、この価格はT40 Proと2,000円程度しか違いません（T40のほうが安いです）。

T40とT40 Pro、どちらにするかは「ディスプレイで決める」ことになるでしょうね。

3.関連リンク

DOOGEE T40：DOOGEE Official Store（AliExpress）

執筆者：ウインタブ
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。