こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。この4月に「2016 Next@Acer Global Press Conference」というプレスイベントで発表されたacerの最新モバイルノート「Aspire S13」がついに日本でも発売されることになりました!ミドル~ハイスペックの極薄・軽量な製品なので、日本でも人気が出そうです。
1.スペック
OS: Windows 10
CPU: Intel Core i5-6200U
RAM: 4GB
ストレージ: 128GB
ディスプレイ: 13.3インチIPS(1,920 × 1,080)
入出力: USB 3.1 Type-C、USB 3.0 × 2、HDMI、SDスロット
ネットワーク: 802.11ac(2 × 2 MU-MIMO)
バッテリー: 4,030mAh、11時間
サイズ: 327 × 228 × 14.58 mm / 1.3 kg
プレスイベントで発表されたスペックだとCPUはCore i5のほかi3とi7が選べ、RAMは最大8GB、ストレージは最大512GBだったのですが、日本向けのモデルは今のところ上記のスペックのみとなっています。CPUはCore i5、RAMが4GB、ストレージが128GBですから、モバイルノートとして十分な性能だと思いますが、ハイエンド、という感じではないですね。全体的にバランスが取れたものだと思います。
とはいえ、Wi-Fi性能、USB Type-Cを含み3つのUSBポート、最大11時間可動が可能なバッテリー性能は高く評価できますし、14.58 mmという極薄のパッケージングはお見事、と思います。
2.筐体
個人的な意見なのですが、私はacerは筐体の作りこみが非常に優れている会社だと思います。なので、この製品も一番のセールスポイントは筐体の使いやすさなのではないか、と感じます。
上にも書いたとおり、この製品の最も目立つポイントは「薄さ」だと思います。最薄、ということになると「HP Spectrre 13」が13インチで最厚部11.2 mmと世界最薄なのですが、この製品の14.58mmというのでも不満は出ないと思います。
天板は無地ですがなにやら縦縞が…
「ナノインプリント」というそうです。「ナノ」は大きさを表す単位で、めちゃめちゃ小さいやつ、インプリントは「印、印影」という意味なのですが、要するに型押ししてある、ということですね。画像を見ればわかります。なんかヒンジ部分の印字がHPっぽく見えますね。
画像は英語配列なのですが、日本モデルは87キーの日本語キーボードが採用されます。acerですしサイズも13.3インチなので、おそらく快適なものになるでしょうね。
3.価格と発売時期
acer Aspire S13は7月15日発売予定で、価格はオープンですがビックカメラではすでに予約注文を受け付けていて、税込み113,184円(ポイント10%つき)です。ポイント分を考慮すれば10万円ちょい、ということなので、妥当というか割安感もありますね。記事中も触れましたが、この製品はCPUやRAMといった主要構成だけでなく、筐体など全体的なバランスがとれており、個人的にはかなり好印象です。acerはウインタブでは実機レビューができないんですけど、実機を手にとってみたくなりますね。