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YOBYBO ZIP20の実機レビュー - ジッポーライターを思わせる高級感のあるケースを採用したワイヤレスイヤホン、音質も満足度が高くお勧めです。

YOBYBO ZIP20 実機レビュー
こんにちは、かのあゆです。現在「GREEN FUNDING」にてYOBYBOの最新ワイヤレスイヤホン「ZIP20」のクラウドファンディングを開催中です。失礼ながらYOBYBO製品については馴染みがありませんでしたが、薄型ケースを採用したワイヤレスイヤホン「NOTE20」「CARD20」を国内でも販売しており、そのデザイン性の高さから「RED DOT Award 2020 iFデザインアワード」を受賞しているブランドです。

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ZIP20はそんなYOBYBOの最新モデルで、その名の通りZIPPO(ジッポー)ライターをモチーフにしたコンパクトかつ高級感のあるケースを採用したワイヤレスイヤホンです。デザイン性が高いだけでなく、音質も満足できるものになっています。なお、今回レビューしているZIP20はYOBYOBOからのサンプル提供品となります。YOBYBOにはこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます。

1.スペック

  YOBYBO ZIP20
Bluetoothバージョン Bluetooth 5.2
搭載チップ Qualcomm QCC3040
オーディオコーデック SBC、AAC、apt-X
再生時間 6.5時間
耐水性能 IPX4
バッテリー容量(本体) 45 mAh
バッテリー容量(ケース) 450 mAH
重量(本体) 4.2 g
重量(ケース) 70.2 g

YOBYBO ZIP20ではQualcommの最新チップセットとなるQCC3040を採用します。これは昨年ウインタブで実機レビューを行った「SOUNDPEATS H1」にも採用されていたもので、Bluetooth 5.2をサポートすることにより、対応するスマートフォンやタブレットとの組み合わせであれば安定した通信が可能です。

コーデックはBluetoothで標準サポートされている「SBC」のほか、「AAC」と「apt-X」にも対応します。Qualcomm QCC3040自体はチップセットとしてより高音質となる「apt-X Adaptive」をサポートしており、実際にこのコーデックをサポートされているワイヤレスイヤホンもあるのですが、ZIP20では非対応となっています。

ドライバーは「ポリエーテルエーテルケトン」と「ポリウレタン」を組み合わせたハイファイダイナミック10 mmドライバーに対応しており、バランスのとれたクリアな音質を実現しています。またIPX4準拠の防水機能を備えているため、スポーツ後の汗や急な雨でも安心して使えます。

そのほかENCノイズキャンセリング機能も備えており、高音質な通話を実現する「Qualcomm cVc(クリアボイスキャプチャ) 8.0」に対応しているため、音楽や動画を楽しむだけでなくテレワークでも大いに活用できます。

筐体の項目でも解説しますがZIP20ではジッポーライターをモチーフとした高級感のあるケースを採用しており、イヤホン本体も非常にコンパクトになっています。

2.筐体

付属品
付属品はマニュアル、充電用のUSB-A to USB-Cケーブル、イヤピースです。今回サンプルとして提供されたZIP20ではマニュアルは英語と中国語表記のものが添付されていましたが、現在クラウドファンディング中の日本向けモデルに関してはおそらく日本語マニュアルが付属するかと思われます。

ZIP20 ケース
ケースです。サイズ感としてはほぼモチーフになっているジッポーライターに近いものになっており、シャツやスーツの胸ポケットにもすっぽりと収納可能です。ただコンパクトな分紛失してしまいそうなのです少し怖いですが・・・(汗

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ジッポーライターとの比較
本物のジッポーライターと並べてみます。やはりこう並べてみると一見ワイヤレスイヤホンのケースには見えませんね。ZIP20のケースは亜鉛合金が用いられており、もちろん傷がつかないように専用ケースに入れて使うのもいいのですが、使い込んでいるうちに古いジッポーライターのような味が出てきそうなので、あえてケースなどをつけずに使うのもありだと思います。

ZIP20 開閉

YOBYBO ZIP20 ジッポーのようなケースを開閉してみる

ケースを開閉するときの音にもこだわっているようで、こちらもモチーフになっているジッポーライターに近い乾いた開閉音となっています。

イヤホン本体
イヤホン本体です。上部は他メーカーのワイヤレスイヤホンと同じくタッチ式となっており、ボリューム操作や音楽の再生・停止、Googleアシスタント/Siriの呼び出しなどをコントロール可能です。本体下部には充電端子があります。

装着
コンパクトなサイズ感となっているので耳から落ちて紛失してしまうのではないかと不安だったのですが、実際にはそのようなこともなくしっかりと耳にフィットしてくれます。形状としてはAppleのEarPodsシリーズで見られるようないわゆる「うどん型」のデザインで、この形状のイヤホンを使うのは初めてだったのですが普段使っている他社イヤホンと比較しても違和感なく装着することができました。

3.使用感

端末との接続について

ペアリング
端末とのペアリングは簡単で、工場出荷時の状態ですでにペアリングモードになっているため、使いたい端末で「ZIP20」を指定してあげるだけです。複数の端末で利用できる「マルチペアリング」に対応していますが、イヤホン単体でペアリングモードに再度切り替えることはできないので(工場出荷時の状態に戻すことは可能)接続している端末で一度切断し、新しく接続したい端末で改めてペアリングする必要があります。この点に関しては少し不便に感じられました。

接続コーデック
コーデックに関してかのあゆが現在メイン端末として使用しているGalaxy Fold SCV44では「apt-X」、LG Velvet L-52Aでは「AAC」で接続されました。開発オプションでiPhoneと同じ「AAC」やBluetooth標準コーデックである「SBC」に切り替えることもできますが、特にこちらに関しては変更する必要はないでしょう。

遅延について

ZIP20ではSOUNDPEATS H1などと異なり、特に「ゲームモード」などの専用モードは用意されていませんが、実際にゲームや動画再生を試してみたところ、遅延はかなり抑えられていました。特にゲームプレイ時の遅延に関してはかなり気にならないレベルまで押さえられている印象でした。

音質について

デザイン性に優れているZIP20ですが、音質に関しても満足できるものになっています。低音から中音、低音までバランス良くでており、ドラムの音やヴォーカルがはっきりと分離して聞こえます。聴く音楽のジャンルによって印象は異なるかと思われますが、かのあゆがよく聞く洋楽ロックの場合特に相性が良い印象を受けました。

4.まとめ

ZIP20は現在「GREEN FUNDING」にて3月15日までクラウドファンディングを実施中となっており、販売予定価格は11,800円(税込)ですが、現在支援できる一番安価なプランだと7,280円(税込)でZIP20を一台購入可能です。

高級感のあるケースは毎日持ち出すワイヤレスイヤホンとして所有欲を満たしてくれるものになっています。開閉音もモチーフになっているZIPPOライターのようになっており、使い込んでいくうちに「味」が出てきそうなのでこの辺も楽しめそうです。

ワイヤレスイヤホンとしての音質も満足できるものになっており、ワイヤレスイヤホンを初めて購入する方にもおすすめできる製品となっています。

5.関連リンク

聴覚と「触覚」を刺激する大人のワイヤレスイヤホン【ZIP20】:GREEN FUNDING

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