Xiaomiがモバイルバッテリー2機種「Xiaomi 22.5W Power Bank 10000mAh Lite」「Xiaomi 15W Magnetic Power Bank 6000mAh」を発売しました。Xiaomiはつい先日もモバイルバッテリー2機種を発売しており、ここのところ「モバイルバッテリーづいている」感じですね。
スペック表です。なお、Xiaomiは「定格容量(実際に充電できる容量)」もしっかり開示しており、10000mAh Liteが5,500mAh、Magnetic 6000mAhが3600mAhです。なので、それぞれ一般的なAndroidスマホ(容量4,000mAh~5,000mAhくらいをイメージしています)を残量ゼロの状態から「1回とちょっと」「7~8割くらい」フル充電できることになります。Xiaomiに限らず、どこのメーカーの製品であっても容量の55%~60%くらいが実際に充電できる容量なので、10,000mAhあればスマホ2台をフル充電できる、という感じではないです。
まず、記事タイトルにしたMagnetic Power Bankのほうから。この製品はワイヤレス充電用のモバイルバッテリーでQi 2.0規格に対応しています(既存のQi規格のAndroid、iPhoneでも使えます)。また、Qi 2.0規格なのでAppleのMagSafeに基づく磁石がついています。
そのせいか、Xiaomi公式サイトの製品ページで使われているスマホの画像はすべてiPhoneなんですよねw 私が使っているスマホ、Google Pixel 8もワイヤレス充電に対応しますが、実際にワイヤレス充電に使ったことはほとんどない(手持ちのポータブル電源にワイヤレス充電器がついているので、キャンプ場で使う程度)ので、世の中のAndroid端末がどの程度ワイヤレス充電に対応しているか無頓着でしたが、どうやら「各社の上位モデルのみ」が対応しているようですね。
Magnetic Power Bankにはスタンドを内蔵しており、Qi2.0規格の要件でもある磁石もついていますので、このようにスマホスタンドとしても使えます。もちろんスマホ側にも磁石がついている必要があるので、この使い方ができるのは事実上iPhoneのみですね。あとはAndroid用で磁石を内蔵するスマホケースなんかもありますが、うまく使えるかはわかりません。
この製品は有線での充電も可能で、その場合は18W出力となります。また、パススルー充電(モバイルバッテリーを充電しながらデバイスを充電できる)にも対応しています。入力(モバイルバッテリーの充電)は20Wです。
Xiaomi 15W Magnetic Power Bank 6000mAhは Xiaomi公式サイト(mi.com)、Xiaomi公式 楽天市場店、Amazonで販売中で、10月30日現在の価格は5,480円です。
販売サイトはこちらです
Xiaomi Magnetic Power Bank 6000mAh:Xiaomi公式サイト
Xiaomi Magnetic Power Bank 6000mAh:Amazon
Xiaomi Magnetic Power Bank 6000mAh:楽天
次に10000mAh Liteのほうです。こちらはXiaomi自ら「ベーシックなモバイルバッテリー」と呼んでおり、価格も1,880円と安価です。ただ、仕様は先日ご紹介した「Xiaomi 22.5W Power Bank 10000mAh」とほぼ同じで、価格差も300円と小さい(Power Bank 10000mAhは2,180円)ので、それならデザイン性がよく、ケーブルも内蔵しているPower Bank 10000mAhのほうがいいかな、という気はします。
販売サイトはこちらです
Xiaomi 22.5W Power Bank 10000mAh Lite:Xiaomi公式サイト
Xiaomi 22.5W Power Bank 10000mAh Lite:Amazon
Xiaomi 22.5W Power Bank 10000mAh Lite:楽天
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。