ドスパラが運営する「上海問屋」の新製品「USBドラゴンキーボード DN-915866」をご紹介します。当初「ドラゴンってなんだろう?」ということで強い興味を持ったのですが、結局なんのことかよくわかりませんでした。少なくとも筐体がドラゴンみたいなデザインであるとか、キートップがドラゴンの形をしているとかではありません。外観はむしろ普通のキーボードです。
このように、テンキーがつく、ごくありふれた(失礼!)USB有線キーボードですね。配列は英語です。
これがスペック表です。サイズもごく普通です。重量はテンキー付きのメカニカルキーボードとしてはやや軽いほうだと思いますが、一般的な(メカニカルでない)キーボードよりは重いですね。
スイッチはノーブランド品ではありません。「Outemu」製で青軸です。でもね、すみません、私Outemuのスイッチってよくわからないんです。試用した経験もないので、どのくらいの品質なのかコメントはできません。しかし、安価なメカニカルキーボードはノーブランドのスイッチを使っている、あるいはスイッチのブランドが開示されていないので、それを考慮すると、少なくとも「ブランドのスイッチ」を使っているという点で評価できます。
これもまあ、一般的なキーボードとして当たり前の機能ですが、足の高さを調整できます。
このキーボードのバックライトはグリーンです。発光パターンをいくつか変更でき、例えばW,A,S,Dなど、ゲームプレイに必要なキーだけ光らせる、といったことも可能ですが、ユーザーが任意の発光パターンを設定できるとか、バックライト色を変更できるとかの機能は搭載されていないようです。
この製品、そういうわけで特に目立った機能があるということはありません。形状も普通ですし、バックライトのコントロールも限定的です。しかし、価格がとっても魅力的なんです。税抜で4,980円(税込み5,378円)。
Amazonなどで探してみると、この製品よりも低価格なメカニカルキーボードはあります。しかし、スイッチにブランドがついてこの価格というのは見受けられません。また、初期不良のみとは言え、上海問屋が保証をつけてくれているのもありがたいところです。青軸なんで、メカニカルキーボードの気持ちよさをしっかり体験できると思います(ただし、青軸の打鍵音は大きいです)。これまでメカニカルキーボードを使ったことがない、という人がメカニカル・デビューを果たすのに向く製品だと思います。
関連リンク
USBドラゴンキーボード DN-915866:ドスパラ 上海問屋コーナー