記事にアフィリエイト広告を含みます

サンワサプライ USB-CVDK5 - ノートPCをメインマシンにしているなら一台は持っておきたいドッキングステーション。高価ですがそれだけの価値はあります

サンワサプライ USB-CVDK5
サンワサプライがドッキングステーション「USB-CVDK5」を発売しました。ちょっと高価な製品ではありますが、特に「ノートPCがメインマシンで、自宅でも快適に作業できる環境を整えたい」と考えている人には非常に便利な製品と言えます。

スポンサーリンク

サンワサプライ USB-CVDK5
今回ご紹介するUSB-CVDK5に限った話ではなく、ドッキングステーションがなぜ便利なのかは、この図に集約されています。

例えば13.3インチの高性能モバイルノートを購入したとします。これを自宅で使う場合、もう少し画面を大きくしたい、と考える人も少なくないと思いますので、24インチとか27インチの外付けディスプレイを用意したくなります。そうすると、自宅では大型のディスプレイをメインディスプレイとして使いたくなるので、より自然なポジションでディスプレイを向き合えるように、外付けのキーボードとマウスも必要かと考えます。さらに、人によっては外付けのストレージも接続したくなります。あと、「もう一枚ディスプレイ増やそうか」とかね。

こうなるともう、13.3インチのモバイルノートは自宅ではデスクトップPCになってしまう(つまり、ノートPCのディスプレイもキーボードもタッチパッドも使わない)わけですが、2020年のいま、高性能なモバイルノートであればデスクトップPCに遜色ない実力がありますので、こういう使い方も十分アリです。ただし、製品によっては入出力ポート(USBポートなど)の数が十分でなく、多くの周辺機器を接続できるがポートが足りない、ということもありえますし、ポートの数が足りていたとしても、モバイルノートを外出先に持ち出す際にやたらとたくさんのケーブルを外さなくてはなりません。もちろん帰宅したら配線のし直しです。

ドッキングステーションがあれば、モバイルノートと多数の周辺機器の接続は「ケーブル一本」でおしまいです。また、モバイルノートのポートが足りない!と困ることもありません。ドッキングステーションには非常に多くの入出力ポートがついていますから。また、ドッキングステーションは一般的にセルフパワー(自分自身が動作するために電源を必要とする)なので、周辺機器をたくさん接続しても挙動は安定します。

ということで、本題のUSB-CVDK5のご説明を。

サンワサプライ USB-CVDK5
まず、この製品を使うためには「USB 3.1 Gen1(USB 3.0と同じです)」規格(かそれ以上)のUSBポートがPCについている必要があります。ポートの形状はType-AでもType-Cでも大丈夫です。USB-CVDK5に付属するケーブルはどちらの形状にも対応していますから。非常に古い、あるいは非常に安価な中華製品とかでなければ、ほとんどのPCにはUSB 3.0ポートがついていると思います。つまり、USB-CVDK5は利用可能です。

スポンサーリンク

サンワサプライ USB-CVDK5
それと、USB-CVDK5のメリットとして、コンパクトで四角形(割と立方体に近い感じですね)なので、VESA規格に対応するディスプレイの裏側に固定することができます。この構造により、「ケーブル一本でPCと接続」のほか「場所を取らない」という便利さも期待できます。

サンワサプライ USB-CVDK5
ポート構成です。USB 3.1 Gen1ポートが3つ、HDMIポートが2つ、有線LANにオーディオジャック、あとはPC接続用のUSB Type-Cポートですね。ドッキングステーションって、SDカードリーダーがついているものが少ないんですが、この製品にもSDカードリーダーはありません。また、(ちょっと邪道かもしれませんが)ドッキングステーションを接続した状態でもノートPCの空きポートは有効に機能しますので、これだけあればポート不足を感じることはまずないと思います。

サンワサプライ USB-CVDK5
HDMIポートが2つありますので、このように2枚の外部ディスプレイに映像出力することも可能です。

サンワサプライ USB-CVDK5
さらに、これはUSB Type-C充電ができ、USB PD対応のノートPCのみですが、このように急速充電しながら使うこともできます。

サンワサプライ USB-CVDK5

クリックで拡大します

最後になりますがスペック表を掲載しておきます。

サンワサプライ USB-CVDK5はサンワダイレクトで販売中で、5月11日現在の価格は税込み38,280円です。これ、ドッキングステーションとしてもかなり高価な部類だと思います。それなりの機能はついていますので、わからないではありませんが、お金を出す側としては考えてしまいますね。

私もPlugable UD-3900というドッキングステーションを長年愛用していて、正直なところ「もはや空気のよう」な感じなのですが、ドッキングステーションのおかげでポートが足りないと感じたことはありません。また、ケーブル一本で接続する周辺機器をすべて切り替えられる(というか、周辺機器の接続環境を維持しながらPCを取り替えられる)のは助かります。

必ずしもこの製品がベスト、ということは言えませんが、ノートPCユーザーはドッキングステーションをひとつ持っておくと非常に便利だと思います。

関連リンク

VESAマウント対応Type-C・USB3.1A接続ドッキングステーション:サンワダイレクト

スポンサーリンク