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エントリークラスの中華スマホなどでも、いい音を!ポータブルアンプがありますぜ!(壁)

ポータブルアンプのすすめ
こんにちは、壁です。今回はオーディオ系のおハナシ。音にこだわったスマホは数あれど、どれも結構いいお値段しますよね。最高峰はやはりONKYOの『GRANBEAT』でしょうか。ただ、さすがにスマホとしてみるとどうしても見劣りするスペックになってきましたし、現実的にはAKGが開発に関わったサムスン電子のGalaxy S9や高級オーディオチップAKM4490を採用したZTE AXON 7といったところが、「音のいいスマホ」として挙げられます。

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でも、エントリークラスやミドルクラスの中華スマホやタブレットには無縁なハナシ??いやいや、そんなことはありません。端末はエントリーなれど音質は高級プレイヤー並み…そんなワガママを叶えてくれるのがポータブルアンプです。

1.ポータブルアンプを導入する意味は?

スマートフォンやタブレットはデータのやり取りで通信をしますよね?その時に微弱なノイズが発生することに気づきませんか?スマホで音楽聞きながらネットサーフィンしていると、曲の間とかに聞こえることがあるんです。細かいリクツは置いておいて、スマホから発生した電波がオーディオ系統に干渉してしまうんですね。冒頭に書いたONKYOの『GRANBEAT』はこれを解消すべくシャシーを徹底的に作り込みノイズを抑えることに成功しています。引き換えに本体は分厚くなってますけど。

『GRANBEAT』は「音へのこだわりはここまでしなければならない」というのを見事に体現しています。その分はもちろん価格に跳ね返ってきますから、結局は高額になってしまいます。そこで、ポータブルアンプです。端末から独立させてしまえばいいのです。そうすればノイズもなくなりいい音を楽しめます。また、基本的にはハイレゾ音源対応ですから、ハイレゾに対応していないエントリーモデルのスマホでも、ハイレゾを楽しめるようになります。

それからスマホはモデルによってイヤホンジャックの出力がマチマチだったりします。あの端末はボリューム上げても音が小さい、またその逆も然り。ポータブルアンプならボリュームはアンプ側で調整するので、そんな心配もありません。単純にスマホは音楽ファイルをデジタル出力するためのデバイスにすぎませんから。

値段はピンからキリまでありますが、エントリーモデルが大体1万5000円程度となってますから、中華スマホと組み合わせるとトータル3万円ちょっとでハイエンドクラスのスマホと同等の音質を実現できます。

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2.ポータブルアンプの欠点は?

やはり、かさばるというのが最大の欠点でしょう。デバイスが2つになってしまうから、どうしても荷物が増えてしまいます。また、USBを使う関係上スマホを充電しながら聞くということもできません。無接点式充電であれば可能でしょうが、今度は発熱との戦いになるかもしれませんw

ポータブルアンプ自体も充電式ですから、電池が切れてしまえばただの重りになってしまいます。自分も何度か経験があります(苦笑)。

3.ポータブルアンプの性能をフル活用するには?

せっかくのポータブルアンプも音の出口となるヘッドホンやイヤホンがイマイチでは宝の持ち腐れです。かと言って、イヤホンにお金かけても聞いてみると理想とかけ離れてたりしますからヒジョーに厄介です。イヤホンやヘッドホンを選ぶ基準って結局は自分の耳が頼りとなるワケですが、あらかじめ「このモデルは低音特化型だよ」という感じで展開しているものがあります。ポータブルアンプで聞くならまずはハイレゾ対応機種であることが大前提で、そのあとに自分にあった音の出方…例えばゴリゴリの低音が欲しいとか、音の解像感が欲しいとかを考慮して選ぶといいでしょう。闇雲に買っても「んにゃ、おいが欲しか音はこいじゃなか!」って投げちゃいますw

ポータブルアンプのすすめ
イヤホンやヘッドホンって高額なほどいい部品を使ってたり、よく作り込んでいるのですが、廉価モデルと聞き比べると実は安いモデルの方が自分にフィットしているってことが、割とよくあります。店舗の試聴台で手持ちのプレイヤーで聞き比べをして選んでみましょう。

4.おわりに

以上、ザックリと述べてきましたが、なんでこのような記事を書こうと思ったのかというと、以前読者レビューにて激安中華タブ「PIPO N8」のレビューをしているとき、ソニーのPHA-1Aを繋いで遊んでいたのですが、その時ふと思ったのです。

ポータブルアンプのすすめ
「あれ?トータルコストだとNW-ZX1(ウォークマンZXシリーズ)より安いはずなのに、音はそれと同等だぞ?」と。

確かに安い中華スマホの出す音なんて、どの程度のものか知れてますが、このようにそこそこの値段のポータブルアンプを繋ぐことにより、上位クラスのプレーヤーあるいはスマホに匹敵する音を奏でることができるようになります。激安中華スマホやタブレットのこんな使い方、いかかですか??

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コメント

  1. 匿名 より:

    下手にDACを買って多段鏡餅にするよりも、ShanlingのM1や、ソニーのA40を筆頭としたUSB-DAC機能も付いたDAPを買うのが特に最初はオススメだと思います
    普段はスマホやPCと連結してDACに、スマホ充電中などの場合は単独の音楽プレーヤーとして使えますからね
    もちろん、単純な音質で言えばDAC一本の方が良いのですが……

    もっとも、出口であるイヤホンやヘッドホンが上質でなければあまり恩恵を受けられないので、イヤホンであればFinalのE2000/3000や、サトレックスのTubomi(DH298-A1Bk/Bu)辺りが、ヘッドホンであればエレコムの投げ売りされているOH-1000や、サトレックスのFumine(DH307-A1Bk)辺りが1万以下の比較的手軽に買える物としては安定した品質と音だと思います

    DACを買ったなら、安物のイヤホンやヘッドホンで満足するのは勿体無いので、良いイヤホン/ヘッドホンをお供としてどうぞ

  2. より:

    NW-A20にPHA-1A繋いでイキってる壁ですこんにちは。
    失念してたのですが、CPUの駆動クロックが2.0GHz未満だとDSDでの再生が不可なんですよね。まぁそれでもスマホ内蔵チップよりは遙かにイイ音出しますけど。
    あとPHA-1Aはバランス接続も不可なので、バランス接続可能なPHA-2Aになると値段が一気に跳ね上がってしまうんですよね。そういう意味でもまずはDAC付DAPの方が選択肢に入るのは同意見です。