こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。日頃からウインタブのレビュー企画に協力してくれているPDA工房。先日も実機レビューが終了したスマホ「Vernee V2 Pro」に保護フィルムを貼っていただきました。ちなみに、PDA工房では「まだPDA工房が型取りしていないスマホやタブレット、PCなどに無料でフィルムを貼ってくれる」サービスがあります。いち早く最新の中華スマホやPCなんかを購入された場合は、無料でPDA工房に保護フィルムを貼ってもらえるチャンスです。
弊社で保護フィルムを発売していない機種をお持ちで、フィルムの製作をご希望のお客様は機器を弊社に1日だけお貸し出しください。
謝礼として無償にて製作した保護フィルム(ご希望のタイプ)を2枚進呈いたします。(1枚は機器に貼り付けての返送となります)
(PDA工房のWebサイトより引用)
やり方は簡単です。PDA工房の公式サイトで「商品検索」をし、該当のスマホとかPCがヒットしなければ、その製品はまだPDA工房が型取りを済ませていない、ということになりますので、速やかにPDA工房に連絡しましょう。
関連するPDA工房のWebページは下記です。
ご希望のサイズ・形状のオリジナル保護フィルムを製作します(このページに要領の説明があります)
オリジナル保護フィルム製作 問い合わせフォーム(このページのフォームから問い合わせします)
なお、問い合わせなしでいきなり製品を送るのは絶対にやめましょう。かならず問い合わせフォームで事前確認をしてから、というのがマナーです。
なお、PDA工房のこのサービス、すっかり知名度が上がってしまい、スマホの場合は新製品であってもPDA工房が型取りしていないものは少数派です。一方で、PCやタブレットに関してはまだまだ型取りが進んでいないようで、大手メーカーのメジャーなモバイルノートでも型取りが済んでおらず、無料でフィルムを貼ってもらえる可能性が比較的大きいので、最近ノートPCなどを購入したという人は念のためPDA工房で商品検索してみましょう。
1.前面には「9H高硬度保護フィルム」
主に前面ガラスを保護するためのフィルムということだと、ウインタブでは過去に何度もレビューさせてもらっています。中には実験的に少々乱暴なテストをしてみたこともありました。
PDA工房に液晶保護フィルムを貼ってもらったので、いろいろ試してみた(実機レビュー)
また、PDA工房では合計で12種類もの保護フィルムをラインナップしています。
Perfect Shield、Crystal Shield、Privacy Shield、Mirror Shield、キズ自己修復保護フィルム、ペーパーライク保護フィルム、衝撃吸収保護フィルム(光沢)、衝撃吸収保護フィルム(反射低減)、ブルーライトカット保護フィルム(光沢)、9H高硬度保護フィルム(光沢)、9H高硬度アンチグレア保護フィルム(反射低減)、9H高硬度ブルーライトカット保護フィルム(光沢)
このうち、ちょっと特殊な用途かな、と感じられるのがペーパーライクフィルム(紙のような感触になるので、液タブやタブレットで絵を描く人に向く)、Mirror Shield(液晶を非表示にすると、ほとんど鏡そのもの。ただし、画面の視認性は若干落ちる)、Privacy Shield(のぞき見防止用。非常に高性能だが、やはり視認性が若干落ちる)くらいで、あとはニーズに合わせてお好きなものを選ぶ、という感じですね。
今回Vernee V2 Proに貼っていただいたのは「9H高硬度アンチグレア(反射低減)」です。V2 Proはいまのところ読者レビュー企画に使用する予定もありませんし、しばらくは私の手元に置くことになりますので、アウトドアスマホ(タフネススマホ)らしい、頑丈そうなフィルムにしました。
PDA工房の液晶保護フィルムということなので、品質には全く問題なく、しっかり液晶面を保護してくれるのは間違いないです。私自身、過去に何度も手荒なテストをしていますし、最近だとライターの壁さんが9H高硬度ブルーライトカットフィルムをカッターでひっかくというテストをしています。
PDA工房 9H高硬度ブルーライトカット保護フィルム レビュー - カッターで引っかいても大丈夫でした!(実機レビュー:壁)
今回、フィルムを貼っていただいて気づいたことがひとつ。Vernee V2 Proは前面のガラスがエッジ部分で大きくカーブしています。そのため、上の画像のように、保護フィルムが途中で切れてしまっています。カーブ面までをフィルムで覆うのが難しいということですね。
フィルムの透明度が高いため、この状態で使いにくいとか画面が見にくいという感じではないです。ただ、室内の明るさをいろいろと変えてしつこくチェックしていくと、やや暗めの部屋で暗めの画面を見ると、フィルムに覆われている部分とそうでない部分に見え方の差が若干生じます。これは私が「アンチグレア」のフィルムを選択したことにも原因がありそうです。
つまり、Vernee V2 Proのようにガラス面がカーブ(湾曲)している製品の場合、どうしてもエッジ部分までフィルムを貼ることができないので、それを見越して光沢タイプのものを選択したほうがいいのではないか、ということです。ちなみに私は現状の仕上がりで文句はないので、このまま使い続けるつもりですが、気になる人もいると思いますので、念のためお伝えしておきます。
ともあれ、Vernee V2 Proはこれで前面ガラスが無事に保護されるようになりました。一安心です。9H高硬度保護フィルム(アンチグレア)は、Vernee V2 Pro用が税込み1,213円で、お使いの機種にもよりますが、だいたい1,000円~1,500円くらいで購入できます。
2.背面にはBody Shield
Body Shieldについては、以前ライターのかのあゆさんがレビューをしてくれていますが、私自身は初めて目にする製品です。
PDA工房「キズ自己修復保護フィルム」「Body Shield Frosted」レビュー - スマートフォンを個性的に仕上げたい人におすすめ!(かのあゆ)
Body Shieldは「筐体を保護するためのフィルム(シール)」という点ではPDA工房らしい製品ではあります。ただし、液晶保護フィルムとは全然異なります。
これがBody Shieldを貼り付けたVernee V2 Proです。
こちらがBody Shieldを貼る前のV2 Pro。全然雰囲気が変わっています。
Body Shieldは3M製の高品質なフィルムを素材とし、いくつかのレディーメードの模様から好きなものを選ぶようになっています。
カーボン調:ブラック、シルバー、ホワイト
グロス:メタリックブルー、メタリックレッド、メタリックゴールド
サテン:ホワイトアルミ、パールホワイト
マット:ミリタリーグリーン、グレーアルミ
木目調・マホガニー
模様は5種類、それぞれの模様にカラーバリエーションがありますので、合計で11種類から好きなものを選べます。
ちなみにBody Shieldはスマホだけでなく、パソコンの天板にも貼ることが可能です。地味なグレーのノートPCに「サテンのレッド」なんかを貼ると気分一新!ってなりそう…。
Body Shieldの素材はPVC(ポリ塩化ビニール)なので、通常の液晶保護フィルム(特にPDA工房の高硬度タイプ)とは性質が異なり、強く引っ張ると伸びてしまいます。一度貼り付けてしまうとしっかり安定してくれますが、貼り付け作業のときに無理な力を入れるのはまずいです。
しかし、PDA工房ではBody Shieldの素材感を作業前に確認できるように「素材見本」をセットしてくれます。この素材見本を使って試し貼りしてみて、伸び具合や貼り付き具合を事前確認できるようになっています。
で、今回は特別に予備として「カーボン調・ブラック」をつけていただきました。ちなみに上の画像の白いものは「カーボン調・ホワイト」になります。
おそらくブラックのほうがもともとのVernee V2 Proの製品イメージをキープできると思います。しかし、ホワイトはホワイトで「いい色だよなあ」と思いますし、ただでさえちょっと個性的なV2 Proがさらに個性的に見えます。なので、私はしばらくホワイトのBody Shieldを貼り付けたままで使い、飽きてきたらブラックに貼り替えてみよう、と思いました。
前面の液晶保護フィルムの品質もさることながら、今回読者のみなさんにお伝えしたいのは、「Body Shieldによるイメチェン」ですね。「着せ替え」と言ってもいいかもしれません。貼り付ける製品にもよりますが、スマホだと税込みで1,512円、PCだと税込みで3,000円~4,500円くらいなので、筐体の保護とドレスアップの両方を狙う、というのも悪くないと思います。
Vernee V2 ProはもともとIP68レベルの防水・防塵機能を備え、高い耐衝撃性を誇る製品ですが、表面のキズまで守ってくれるわけではありません。今回、前面には「9H高硬度保護フィルム」を、背面には「Body Shield」を貼っていただいたので、オリジナルの頑丈なフレーム(側面などスマホの周囲部分)とあわせ、「裸運用」が可能になると思っています。
3.関連リンク
PDA工房 本店サイト トップページ
Body Shield:PDA工房
Body Shield Frosted(すりガラス調):PDA工房
9H高硬度アンチグレア保護フィルム:PDA工房