ゲーミングスマホ「Black Shark」の正規代理店、株式会社ビーラボが、Black Sharkとは真逆とも言えるサービスを開始しました。「ひとり暮らしのおまもり」という名称で、主に一人暮らしの高齢者の方を意識したサービスです。
余談ですが、私の義母が近所で一人暮らしをしていて、私の奥さんはほぼ毎日連絡を取り、しょっちゅう訪問しています。でも、義母が私達に面倒をかけているということは全くなく、むしろちょくちょく煮物とか煮魚とかポテトサラダをもらったりしています(おばあちゃんの煮物はうまい、というのは常識かと)。
「じゃあ、一緒に住んだらいいじゃん!」と、特に若い人はそう思うんじゃないでしょうか?話はそう簡単ではありません。「八王子なめんな」じゃなくて「昭和生まれなめんな」ということです。私の両親も義母も「体が動く限り子供の世話にはなりたくない(別生計でいたい)」と言い切ります。
前置きが長くなりました。今回ご紹介するのは、特に一人暮らしの高齢者を見守るサービスで、サービスを申し込むとデバイスが送られてきます(おそらく貸与という形式になると思います)。
これがデバイス。小さな金属製のプレートで、センサーが内蔵されています。
これを「よく使うドア」に貼るだけ。例えばリビングルームから廊下に出るドアとか、寝室から廊下に出るドアとか、まあ毎日必ず使いそうなドアですね。
で、「見守る側」スマホで管理します。なお、一人暮らしの人、見守る側とも、Wi-Fi環境は必要です。
一定時間「毎日使うはずのドア」に動きがないと、スマホに通知が来ます。このような場合、すぐに電話してみるとか、近所にお住まいの場合は一人暮らしの人を訪問するとかの対処をすることになります。
まあ、「ものすごくシンプル」な仕組みですよね?デバイスにはカメラはついていませんので、「ドアが開くか開かないか」だけが判定基準になります。
非常にシンプルなサービスだけに、価格も非常に安いです。初期費用はゼロ、月額税込み770円です。また、2週間のお試し期間があり、この期間内であればすぐに解約可能です。ただし、お試し期間が過ぎてしまうと「7カ月(210日)」の「縛り」が発生しますのでご注意下さい。
「ひとり暮らしのおまもり」は11月11日にサービス開始となり、先着/抽選でプレゼントももらえる…かもしれません(11月30日まで)。
私も義母用にひとつ契約してみようかな、などと考えていますが、ネックは「義母の家にはWi-Fi環境がない」という点です。…どうなんでしょう?高齢者で自宅にインターネット環境がない、という人は少なくないような気もしますけどね。