ナカバヤシと言えば個人的にイメージするのが「フエルアルバム」ですが、PC周辺機器も手掛けていて、「Digio2」という製品ブランドもあります。ウインタブでも以前「Digio2 高速スクロール 小型静音3ボタン BlueLEDマウス」というマウスの紹介記事を掲載したことがあります。記事を書くときには「ああ、いいなあ…」と思うのですが、実機を購入して試してみる機会がありません。AmazonでDigio2と検索するとたくさんの製品がヒットするのですがね。
今回ご紹介する「Digio2 角度可変 5ボタン光学式親指トラックボール」もまた、とても面白い製品です。まずはスペック表をご覧ください。
サンワサプライなどのマウスと同様、この製品も「有線」「USB無線」「Bluetooth」の3タイプがラインナップされています。
3タイプとも基本的な仕様は同じで、5ボタン、親指でトラックボールを操作する仕組みです。で、この画像に「角度可変スタンド」というのが写っていますが…
角度可変スタンドを底面に取り付けることによって、このように角度を調整できます。つまり、この製品は「エルゴノミクスデザイン」になっていて、手首のねじれを軽減する効果が期待できます。
トラックボールはマウスとは異なり、本体を机上で滑らせるような動きになりません。本体は動かず、親指でトラックボールを操作してマウスポインターを動かす仕組みなので、このように底面にスタンドを取り付けても操作性に影響しません。
そのせいもあって、この製品はポインティングデバイスとしては大型ですし、重量も重いです。
筐体色はこの4色。公式サイトでは特にアナウンスがありませんでしたが、製品一覧ページを確認したところ、有線タイプのみブラックとホワイトの2色展開のようです。
ナカバヤシ Digio2 角度可変 5ボタン光学式親指トラックボールは11月中旬の発売予定で、価格は有線タイプが税込み9,405円(税抜き8,550円)、USB無線タイプが税込み10,340円(税抜き9,400円)、Bluetoothタイプが税込み11,440円(税抜き10,400円)となっています。なお、Amazonではまだこの製品の取り扱いがスタートしていませんが、実売期にはもう少し価格が下がるのではないか、と思います。
私はかなり昔(20年くらい前)にトラックボールを愛用していた時期がありました。その当時はかなり使いやすいと思っていたのですが、その後マウスのみを使うようになりました。3年ほど前に思い出したようにトラックボールを購入してみたのですが、どうにもしっくりいかず、結局常用できなかった、という経験をしています。トラックボールというデバイスは好みがわかれると思いますし、使い慣れないと戸惑いも大きいかもしれませんが、普通のマウスを使っていて手首が疲れるとか痛む、という人は試してみてもいいのではないかと思います。
関連リンク
付属のスタンドで本体の傾斜角を変えられる 「Digio2 角度可変 5ボタン光学式親指トラックボール」を発売:ナカバヤシ プレスリリース
マウストラックボール 製品一覧:ナカバヤシ