Lenovo Miix 2 8 59404411
Venue 8 Pro (32G)
TOSHIBA dynabook Tab VT484 22K/23K
ASUS Vivotab Note 8 R80TA-DLPS
をお使いの皆様、そして内蔵ストレージ32GBのWindowsタブレット購入をご検討中の皆様、私も仲間です。
Windows8 タブレットの主流はストレージ64GBですね。Windowsという重いOSを搭載している宿命があるので、32GBだと明らかに容量不足、というのが一般的な評価です。Windows8.1にOfficeがついてて、リカバリ領域を確保したら残りは10GB強くらいしかないですもんね…。
私はといえば、もともと音楽を聴く習慣もなく、特別ゲーム好きというわけでもなく、たまに艦これをやるくらいなので、容量不足に悩んでいるという状況ではないものの、定期的にCドライブの残容量をチェックし、かつ定期的にCCleanerでお掃除する習慣が身についております。要するにちょっとびびっている、ということです。
ストレージの容量アップということで最初に考えるのはもちろんmicroSDカードの利用です。私もとりあえずここからスタートするつもりです。そこで今回はmicroSDカード導入にあたって注意すべきポイントについて考えていきたいと思います。
目次
1.内蔵ストレージとmicroSDカードの違い1-保存できるもの
内蔵ストレージは「なんでも」保存できます。ストアアプリ、PCソフト、Officeのファイル、音楽データ、画像…思いつくものは全部OK。一方microSDにはOfficeのファイルや音楽などデータ類は保存できますが、ストアアプリはインストールできません。またPCソフトについても内蔵ストレージにしかインストールできないようになっているものも多く、すべてインストールできるわけではありません。また、microSDにインストールしたソフトウェアはデスクトップにショートカットを置いたり、スタート画面にピン留めしたりといったことができません。
2.内蔵ストレージとmicroSDカードの違い2-スピード
当然といえば当然ですが、データの伝送速度は内蔵ストレージのほうがはるかに速いです。データの呼び出し、ファイル保存ともmicroSDだと内蔵ストレージの2倍~数倍の時間がかかるので、サイズの大きいデータを取り扱うときに快適さが落ちます。
3.microSDには種類がある
一口にmicroSDといってもいろいろな種類があります。容量の小さい順からSD(2GBまで)、SDHC(32GBまで)、SDXC(128GBまで)という規格があり、Windows8 タブレットの場合、基本的にどのタイプでも使えます。しかし、実際に選ぶとなると最大2GBのSD規格は選択肢に入るとも思えず、候補になりそうな容量は32GBか64GBということがほとんどでしょう。よってSDHCかSDXCを使うことになります。ちなみに128GBのSDXCというのはSanDiskの製品がありますが、Windowsタブレット本体に匹敵するような値段なので、現状はあまり現実的な選択肢だとは言えません。
また、microSDカードには「Class」というのもあり、そのカードが保証する伝送速度を表します。Class2,4,6,10とあり、数字が大きくなるほうが高速です。よく目にするのはClass4とClass10です。それともう一つUHS1,2,3という規格もあり、こちらも伝送速度を上げるためのものです。ただし、UHSについてはカードだけでなく、ハードウェアもこの規格に対応している必要があります。
ちょっとややこしいのですが、microSDカードは商品名に(SDかSDHCかSDXCか)(何GBの容量か)(Classはいくつか)(UHS対応)明記されていますし、カードの表面にもマークがついているので、識別そのものは容易です。英文ですが、トップ画像がその説明となっています(出所:SanDisk)。
(例)Transcend microSDXCカード 64GB Class10 UHS-I対応
Windows8 タブレットの場合、内蔵しているmicroSDカードリーダーのスペックがあまり高くなく、ハードウェア側でUHSについてはほぼ未対応と思っていいので、microSDがUHSに対応している必要はなく、32GBならSDHC、64GBならSDXC、そしてClassはいくつか、という点にフォーカスすれば大丈夫です。またUHSに対応しているカードも問題なく使えますが、本来の性能は引き出せない、ということを理解しておきましょう。
4.結局どのmicroSDにするの?
予算のある人はSDXC64GBでClass10がいいでしょう。外付けカードリーダーを使わないのならUHS対応である必要はありません。メモリ系は「時価」なことも多いですが、Amazonでの最安値は5,000円くらいです。ただねえ、5,000円とか10,000円をmicroSDカードに出すなら最初から64GBモデルにしとけばよかったのに!的なことも頭をよぎりますねえ。
私はSDHC32GBを購入してみましたので、次回は試用レポートを書く予定です。
5.関連リンク
Venue 8 Pro 購入レビュー03―MicroSDカード64GBを試す:タブクル
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