ルタワジャパン株式会社がウルトラワイド4Kモニター「Lukos」を発売します。この製品はこの1月にKICKSTARTERでクラウドファンディングされましたが、今度は日本のGREEN FUNDINGでのクラウドファンディングとなります。かなり奇抜な形状ですが、使い方によっては非常に便利に使えそうな製品です。
横幅が15.6インチのスタンダードノートよりもわずかに小さいくらいで、ご覧の通り「相当に横長」です。
ディスプレイの仕様は「14インチIPS液晶、解像度3,840 × 1,100、リフレッシュレート60 Hz、100%sRGB100」です。この形状、どこかで見たような…、と思って調べてみたら「ASUS ROG Zephyrus Duo 16 (2022) GX650」のセカンドモニターと全く同じサイズ・解像度でした。なんか、イメージがつかみやすいかも…。
実際の利用シーンのイメージです。一番下の株価チャートの表示なんかは面白い使い方だと思います。
あと、縦向きでも使えますので、TwitterなどSNSのヘビーユーザーにも良さそうですw
入力ポートは非常に充実しています。ちょっとピンとこないのですが、4台のデバイスと同時接続できるとのこと。また、「画面分割により、4Kで4画面同時表示」も可能です。これもピンとこないですが、この製品は冷却ファンまで搭載しています。
画像が粗くて申し訳ありません。この製品にはカーボンファイバー製のスタンドカバーが用意されています(別売り)。というか、これまで掲載してきた画像のほとんどはこのスタンドカバーがついた状態ですね。筐体のサイズを見る限り、持ち運びにも便利と思われますし、そもそもスタンドがないとモニターとしては快適に使えないはずなので、このスタンドカバーは必須のオプション品だと思います。
Lukosは4月下旬からGREEN FUNDINGでクラウドファンディングが開催される予定です。クラウドファンディング価格は不明ですが、KICKSTARTERでの開始価格は379ドル(約48,000円)で、スタンドカバー付きだと429ドル(約53,800円)だったようです。また、メーカーサイトに「LINE友だち追加で最大30%OFFの先行情報をお知らせ」という記載がありましたので、関心のある人はLINEで友だちになっておくといいでしょう。
4K解像度のモバイルモニターはAmazonで3万円程度から購入ができます(もちろん、非常に高価なものもあります)ので、この製品のクラウドファンディング価格がKICKSTARTER並みだとすると、必ずしも最安値とはいえません。また、私なんかは貧乏性なので、「縦方向の解像度1,100ピクセルって、ちょっと損した感じだよね」などと思ってしまいます。でも、利用シーンのところにあったように、普段使いのPCモニターの下に置いたり、株価チャートのように横長のほうが見やすいものを表示させたりといった使い方にピンと来る人もいるんじゃないでしょうか。
関連リンク
ウルトラワイド4Kモニター『Lukos』:ルタワジャパン株式会社 プレスリリース
コメント
これと似ていてヨドバシでも市販されている超横長ディスプレイのITPROTECH LCD14HCR-IPSWは、特殊な改造ということが裏目に出て、Ryzen APUやRadeonではFullHDでしか認識できない場合があるという問題を抱えています。
クラウドファンディングでも48,000円ですし上記の問題が発生するかもしれないと思うと、ちょっと手控えちゃいますね。
こんにちは、私はそのような情報を知らなかったので、ちょっと驚きました。あと、記事にも書いたんですけど、この製品の存在意義でもある「縦方向が狭い」というのが「もったいないじゃん」なんて思ったりするんですよね…。私はちょっと発想が乏しいのかもしれないです。