ウインタブでもしばしば製品をご紹介したり、実機レビューをしている中国のスマートウォッチメーカー「LEMFO」が新製品「LEMFO LEMD」を発売しました。個人的にはツボにはまった、というか久々にストライクゾーンに入る中華ガジェット!という気がしています。まあ、あまり本気になさらず、この記事を楽しんでお読みいただければ、と思います。
1.スペック
ディスプレイ: 1.3インチ(360 × 360)
接続: Bluetooth 5.0
対応OS: Android 4.4以降、iOS 8.2以降
バッテリー: 350 mAh
素材: ステンレス+プラスチック
防水レベル: IP67
サイズ: 後述します
イヤフォン部分
素材: ABS
スピーカーインピーダンス:16Ω±15%
ドライブユニット:Φ6mm
周波数範囲:20Hz〜20KHz
感度:95±3dB
定格電力:8mW(シングル)
距離:約10m
BT:BT5.0
音楽時間:約3時間
通話時間:約2.5時間
充電時間:1時間
バッテリー容量:25 mAh
TOMTOPに詳細なスペックが掲載されていました。LEMFO製のスマートウォッチですが、いつもウインタブで紹介している「Android OS搭載」ではありません。機能面ではどちらかと言うと安価なヘルストラッカーに近いもので、スマホアプリと組み合わせ、心拍数/血圧/酸素モニターや睡眠モニター、電話着信やメール受信などの通知、音楽コントロールなどの機能を備えています。
注目なのが「完全ワイヤレスイヤホン内蔵」という点ですね。「スマートウォッチ+イヤホン」という製品はウインタブでも過去に紹介記事を掲載したこともありますし、Wearbudsという製品を実機レビューしたこともありますが、個人的にはこのLEMDが最も「欲しくなる中華っぽさ」になっている、と思いました。
2.筐体
LEMFO LEMDには「ブラック(もしくはレッド)」と「ブルー」の2色があり、いずれも見た目は「超本格的なアウトドア・ウォッチ」という感じで、G-SHOCKなんかが好きな人にはとっても気になる外観だと思います。また、おそらく見た目ほどではないと思いますが、IP67レベルの防水・防塵性能を備えていますので、そこそこの耐久性はあるでしょう。
裏面です。LEMDは一般的なヘルストラッカーとしての機能があり、背面に心拍数センサーがついています。また、POGOピンは充電用と思われます。
側面画像です。サイズ表記もありますが、「厚さ2センチ」というのが驚きなのと、やたらとたくさんのボタンがついているように見えます。
…いや、ボタンじゃない!イヤホンだ! LEMDは左側面にイヤホンを内蔵しています。そのため厚さが2センチもあるんですね。また、私の想像ですが、LEMDのいかついアウトドア系のデザインは、「厚さが2センチ必要なので、結果的にこうなった」ということなんじゃないか、と思いますw それと、このイヤホンの格納時はLEMD本体が充電ケースとして機能します。
実際の装着イメージです。かなりの大型であることがわかります。スーツには似合わないでしょうね。
3.価格など
LEMFO LEMDは中国の通販サイト「TOMTOP」で販売中で、7月7日現在の価格は56.99ドル(6,263円)です。ヘルストラッカーとしての使い勝手がどうなのか、またイヤホンの音質はどうか…、というのは公表されている情報だけだとなんとも言えませんが、「そんなに期待するなよな」という天の声は聞こえたような気がします。まあ、本格的な音質を追求するような製品ではないと思います。
ただ、いろんな意味でいいですね、これ。いかついデザイン、思いもよらぬところからイヤホンが飛び出してくるギミック…。個人的には6,000円出してもいいかな、という気はしています。
コメント
夢があるがサイズがいかんせんデカすぎる。日本人にはきついと思う
サイズだけでなく、真剣に見てしまうとあちこち厳しいとは思います。でも私はこういうの好きですね。
TOMTOPの似たようなイヤホン付きスマートウォッチを4月下旬に購入。
いまだ届かず。
詳細の催促のメールをしてもいつも同じ返事。
やめといたほうが、いいですよ。