こんにちは、かのあゆです。近年高音質コーデックの登場に伴い、従来の3.5 mmヘッドフォンジャックを廃止したスマートフォンが増えてきています。Appleの「AirPods」シリーズをはじめとしたBluetoothヘッドフォンも普及するようになり、街中でよく装着している方を見かけるようになりました。今回レビューする「Keallce X6 Pro」もそんなBluetoothヘッドフォンの一つです。高音質なAACコーデックをサポートするほか、充電ケースはスマートフォンなどの充電にも利用できるモバイルバッテリーとしても機能する優れものです。
今回の製品はKeallceからの提供品となります。Keallceにはこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます。
1.スペック
Bluetoothバージョン: Bluetooth 5.0
対応コーデック: SBC/AAC
最大通信距離: 約15m (障害物なし)
待機時間: 約120時間
再生時間: 約7時間
充電時間: 約1時間
充電ケース-イヤホン充電可能回数: 25-30回
イヤホン本体バッテリー容量 : 60 mAh
充電ケースバッテリー容量: 3,000 mAh
Keallce X6 ProはBluetooth規格で標準サポートされているSBCコーデックのほか、iPhoneをはじめとしたiOS端末やAndroid 8.0 Oreo以降の端末で利用できる高音質なAACコーデックをサポートするBluetoothイヤホンです。イヤホン本体に60 mAhという大容量バッテリーを搭載することにより、最大7時間の音楽再生に対応するほか、充電ケースにも3,000 mAhの大容量バッテリーを内蔵していて、最大30回までイヤホン本体を充電することが可能です。またこのケースはイヤホンの充電だけでなく、モバイルバッテリーとしても機能しスマートフォンやタブレットを充電することも可能です。
イヤホン本体は最新規格となるBluetooth 5.0に対応し、離れた距離でも音声が途切れることがない安定した通信を実現したほか、CVC 8.0ノイズキャンセリング機能(通話時にノイズを軽減する機能です)にも対応します。また8 mm大型スピーカードライバーを採用することにより、低音から高音までバランスの取れた音質で音楽再生を楽しむことが可能です。イヤホン本体はIPX7準拠の防水性能も持ち合わせているため、汗をかく機会が多い運動時や急な雨の時も安心です。
メニュー操作はボタン式ではなくタッチ式となっており、電源のオン、オフ、音楽の再生・停止、曲送り・局戻りといった基本操作だけでなく、イヤホン本体のボリューム操作やSiri/Googleアシスタントの呼び出しなど、様々な操作に対応します。
なお、AppleのiPhone、iPadに関しては現在リリースされている最新OSのiOS 13/iPad OS 13環境はサポートされていないため、iOS端末で利用する場合はこの点のみ注意する必要があります。
2.筐体
同梱物です。マニュアル、充電用のMicroUSBケーブル、S、M、Lサイズのイヤピースが付属しています。
ケース上面です。天板はクリアカバーとなっており、インジケーターランプからケースのバッテリー残量を確認することができます。
底面には各種認証情報やバッテリー容量などが表記されています。
右側面には充電用のMicroUSBポートがあります。
前面には外部出力用のUSB-Aポートが搭載されています。ここにMicroUSBケーブルやUSB-Cケーブルを接続することにより、スマートフォンやタブレットなどを充電することが可能です。
左側面にはレザーストラップが配置されています。カバンなどにぶら下げることが可能で、持ち運び時に重宝します。
後面には何もありません。
イヤホン本体です。標準でSサイズのイヤピースがセットされた状態で出荷されており、耳のサイズによって付属するイヤピースや別売のイヤピースに付け替えることが可能です。
タッチボタン部はペアリングや充電時にイルミネーションのように点灯します。特に耳に装着しているときはかなり目立つのではないかと思われます。
3.使用感
端末との接続
今回ペアリング元の端末としてBluetooth 4.2をサポートする「Huawei Mate 10 Pro」で検証を行いました。X6 Pro本体は「Hi-TWS」として認識され、タップするだけで即ペアリングが行われます。
Huawei Mate 10 ProではX6 Proで対応しているSBCコーデック(標準)とAACコーデック(高音質)の両方をサポートしており、特に何も指定しなければ標準で高音質なAACコーデックのほうが指定されます。AACコーデックに関してはAndroid 8.0 Oreo以降のバージョンでサポートが追加されており、一部対応していない端末も存在しますが基本的に近年販売されている端末であればAndroidスマートフォンでも高音質なAACコーデックの利用が可能です。
音質
実際の装着感としては耳にきちんとフィットしてくれる印象で、しっかり装着した状態であれば耳から外れて落としてしまうということはありませんでした。ただしイヤホン部のメニュー操作がボタン式ではなく、タッチ式になっている関係で、耳にしっかりはめ込む際に(タッチしてしまい
母艦スマートフォンのGoogleアシスタントが起動してしまうなど他メーカーのBluetoothヘッドフォンからの乗り換えの場合多少慣れるまで違和感を覚えるかもしれません。
かのあゆ自身BluetoothイヤホンのレビューはSoundPeatsのTrueFree+以来2回目となりますが、そちらと比較すると開封直後は全体的に音が軽く、違和感がありましたが、1週間ほど利用し続けたところ、エージングの効果が出てきたのか低音から高音までバランスの取れた音質に変わってきました。Bluetooth 4.2環境で接続しているため、距離が離れてしまうと通信が不安定になってしまうものの、端末が近くにある状態では音が途切れるということもなく、快適にSpotifyなどの音楽定額配信サービスで大好きな音楽を楽しむことができています。
モバイルバッテリーとしての利用
X6 Proの充電ケースは3,000 mAhという大容量バッテリーを搭載していることもあり、イヤホン本体の充電のみならず、前面に配置されているUSBポート経由でスマートフォンやタブレットなどを充電することも可能です。QuickChargeやUSB PDなどの急速充電には対応しておらず、スマートフォンであれば一回(あるいはフル充電の半分)程度充電できる容量ではあるものの、緊急時にはかなり重宝するかと思われます。
4.まとめ
Keallce X6 ProはAmazon.co.jpにて5,990円(税込)で販売中です。この記事の掲載にあたり、提供元よりクーポンをいただいており、「DEN67off」を使うとなんと67%OFFの1,977円で購入できます!(12月12日23:59まで)
長時間音楽再生を可能にする大容量バッテリーを内蔵しており、さらに充電ケースはモバイルバッテリーとしても活用可能など、なかなか面白い製品に仕上がっていると感じました。LDACやapt-X HDなど、いわゆる「ハイレゾ」対応コーデックには対応していないものの、十分高音質なAACコーデックにも対応しており、Bluetoothイヤホンを初めて購入するという方にもお勧めできる製品に仕上がっています。
前述のとおり、近年3.5 mmヘッドフォンジャックを廃止するスマートフォンは増えていており、先日レビューした「OUKITEL C17 Pro」のようにエントリークラスの端末でも3.5 mmイヤホンジャックを廃止した製品が登場してきています。変換アダプターを利用すれば有線イヤホンを接続して利用することはできますが、充電しながら音楽を再生できないなど以前よりも不便になってきたのも事実です。今回レビューしたKeallce X6 Proは音質面でもかなり満足度が高く、この製品があれば変換アダプターを持ち歩いて有線イヤホンをつながなくてもいいかな…と思うことができました。非常に満足度の高い製品です。クーポンで強烈に安くなりますので、購入される場合はクーポンの有効期間内にされることをおすすめします。
5.関連リンク
Keallce Bluetooth イヤホン ワイヤレス【iOS13不対応】Bluetooth5.0+EDR搭載 3000mAh IPX7防水 X6pro: Amazon.co.jp
※クーポンコード「DEN67off」を使うと67%OFFの1,977円で購入可能です
コメント
Keallce X6 Pro のクーポンの使い方を教えてください。
商品画像でビリビリが出てるイヤホンは買うなっておばあちゃんが言ってたよ。 商品本体以外の画像加工は規約違反なので。
直接この記事とは関係ないんですが、記事と関連のない「関連記事」ばっかり10個もタテに表示されてからのコメント欄、とても見づらいです。
IOS13非対応だから投げ売りしてるのか
いつもwintab拝見しています。いつも興味深い内容ですが、今回はクーポンというご利益も有り、ありがとうございました。予てから分離型イヤホンが気になっていたので、購入させて頂きました。あまり期待していなかったのですが、価格の割りに思いのほか品質が良いので満足しています。気になる点は、音質的に低音が物足りないのと、時々片方しかペアリングしない時がある位です。この価格なら文句は言えませんし、満足しています。
ios13非対応なのか、ありがとう原因がわかった