こんにちは、.TAOです。先日Wear OS搭載のスマートウォッチが気になるって話をしましたが、現在Amazonで発売間もないFOSSILの第5世代のスマートウォッチが36%OFFの29,400円で購入できるというニュースが耳に入っていきました。もう皆さんもご承知の事と思いますが、丁度良い機会なので、第5世代になってどこが進化しているのか今一度確認してみましょう。
目次
1.スペック
第4世代と第5世代を比較する為に、各世代の代表するモデルのスペックをモデルを参考に比較していますのであらかじめご了承ください。
第5世代になって、他のスポーツモデルなどとも比較して大きく違う点は3つ。
まず1つ目は、倍量になったRAMとストレージ。その恩恵で動作レスポンスが大きく改善されているようです。海外サイトのレビューを見ると動作がキビキビとしてストレスフリーになったといった声が聞かれますので期待してよいのではないでしょうか。
そして2つ目は、スピーカーが搭載されたこと。これまでは、あってもマイクのみでしたが、スピーカーが搭載されたことでスマートウォッチで直接通話が可能となりました。
そして3つ目は、CPUがQualcomm Snapdragon Wear 2100からQualcomm Snapdragon Wear 3100にスペックアップしているところですね。こちらは第5世代というのか分かりませんが、同時期に発売さえれているスポーツモデルもWear 3100に変更されています。
Qualcomm Snapdragon Wear 3100を搭載した効果は、レスポンスよりも省電力効果の違いにつながっているようです。レスポンスに関してはRAM倍量効果がきいていて、Winows PCでいうところのRAM2GBモデルと4GBモデルの違い程の違いがあるのではないかと推察されます。
2.筐体
アメリカンクラシックなデザインで、ファッション性の高い腕時計で知名度のある時計メーカーだけあり、1世代目から一貫したデザインですが、よりスリムに洗練されてきているのではないでしょうか。ちょっと見ただけで、FOSSILと分かるブランド力がありますよね。
上の写真はデジタル表示ばかりですが、アナログ表示にして常時表示にすると普通の時計と見分けがつかないと思います。ディスプレイは第5世代になって一回り小さくなっていますが、解像度自体は変わっていませんのでdpiでいえばアップしていることになります。さらに、厚さも1mm薄なってその分重さが軽くなっています。
3.特徴(どこが変わったのか)
倍増したメモリーで動作がサクサク
RAMは512MBから1GBに倍増し、ストレージも倍増の8GBとなりました。この改善で動作のレスポンスが大きく向上していて、格段に使いやすくなっています。Wear OSなので一部の不安定な挙動は否めませんが、スマホとの連携や拡張性、OSのバージョンアップによる改善も期待できます。
さらにメモリーが8GBに増えたことでより多くの楽曲が本体に保存可能になり、スマホ無しで音楽を聴きながらGPSトラッキングでアクティビティを記録する事ができます。
スピーカーとマイクを搭載
第5世代からスピーカーが追加され、スマホの着信をスマートウオッチで受けてそのまま通話ができるようになりました。これこそがスマートウォッチのあるべき姿なのではないでしょうか。
バッテリー稼働時間の向上
第5世代では省電力モードがさらに細かく設定できるようになり、設定によっては通常使用でも2日間くらいの持久力があるようです。それに心拍センサーの機能向上が図られていて、そちらの相乗効果からバッテリー稼働時間の向上が見られるとのメーカーサイトの説明がありました。
常時表示を含めてフル機能で使うと1日一回は充電が必要ですが、約1時間での急速フル充電が可能なので不自由な程ではないかと思います。
美しい1.28インチのAMOLEDディスプレイ
外の明るさに合わせて自動調整してくれる有機ELディスプレイは、直射日光下でも見やすくてくっきりクリアーです。常時表示が可能で、時間や通知を確認しやすく時計としてのデザインを引き立ててます。ただし、Wear OS系スマートウォッチなのでバッテリー持ちにあまり期待はできませんから、このあたりの使い方は、トレードオフになるでしょうね。
画面のデザインが豊富
このあたりはWear OSの良いところですね。とにかく画面のデザインが豊富でGoogle Playからも追加ができます。FOSSILはデザインがとにかく秀逸なので、画面もシンプルで完成度が高く、私は個人的にとても好きな所です。これは時計メーカーのこだわりと培われたセンスがものを言っているのでしょうね。ユーザーの所有欲を満たす術を知っている強さがこのメーカーの売りだと思います。
4.まとめ
第4世代と第5世代をあらためて比較してみると、順当に進化してきている印象を受けました。レスポンスの向上とバッテリー稼働時間の伸び、スピーカー搭載によるスマートウォッチでの通話の実現など、どれも実際の使用感にストレートに直結している部分なので、せっかく買うなら第5世代を買いたいですね。先日紹介したスポーツモデルは、ストレージが4GBのままでスピーカーも搭載されていないのが惜しいですね。価格が魅力的なだけに実に残念です。
「所詮はWear OSだろ」といった声も聞こえてきそうですが、なかなかどうして、充分に実用的なレベルまで来ているのではないかと私個人は思うわけですよ。今後Googleがもう少しWear OSの開発に力を注いでくれたなら、この先の展開がとても楽しみになりますよね。
タイトルに記載したとおり、5月8日現在、Amazonで「第5世代 FOSSIL スマートウォッチ」群が、36%OFFの29,400円にて販売中です。モデルにもバリエーションがあるので、自分の好みに合ったモデルがあれば、この機会に購入してみるのも良い考えのように思います。
「私はデザイン大好きなんですよね~、FOSSIL。」
わたくし、真剣に購入を考えております。
5.関連リンク
FOSSIL GEN 5 THE CARLYLE HR:Amazon
FOSSIL GEN 5 GARRETT HR:Amazon
FOSSIL GEN 5 JULIANNA HR:Amazon
第5世代FOSSIL スマートウォッチ:FOSSILメーカーサイト
第4世代FOSSIL スマートウォッチ:FOSSILメーカーサイト