こんにちは。かのあゆです。中国の通販サイト「Banggood」よりFeiyutech製スマートフォン用スタビライザー(ジンバル)である「Feiyutech Vimble 2」を提供していただきましたのでレビューさせていただきたいと思います。かのあゆ的にこの手のジャンルのスマホ用周辺機器のレビューは初めてゆえ至らない部分も多いかと思われますが、購入の参考になれば幸いです。
今回実機を提供していただいたBanggoodにはこの場を借りてお礼申し上げたいと思います。ありがとうございます。
1.付属品について
Feiyutech Vimble 2のパッケージ内には以下のものが付属しています。
専用キャリングケース
Feiyutech Vimbile 2 本体
充電用microUSBケーブル
スマートフォン接続用ケーブル(microUSB、USB-C、Lightningケーブル)
トライポッド
ストラップ
マニュアル類
かなりしっかりした専用キャリングケースが標準で付属しています。本体をそのままリュックなどに突っ込むと破損してしまいそうなので、標準で専用キャリングケースが付属するのはかなりありがたい限りです。ケース自体もかなり余裕があるのでスマホ本体も一緒に入れることができます。
Vimble 2はスマートフォン本体を充電しながら使用することができるようになっていますが、そのための接続ケーブルがmicroUSB、USB-C、Lightningとすべてそろっています。
ただし、機種によってはスマートフォンをVimble 2にマウントする位置の関係上、充電しながらの利用はあきらめなくてはいけない場合もあります。今回のレビューでは残念ながらこれらのケーブルを開封することはありませんでした。
トライポッドはVimble 2を三脚として固定するためのパーツになっています。
2.専用アプリ「Vicool」について
Vimble 2ではBluetooth接続して利用する専用アプリケーション「Vicool」が用意されています。
対応するプラットフォームはAndroidとiOSとなっています。
Vicool : Google Play Store
Vicool : App Store
UIは標準的なカメラアプリに準じたものとなっており、機能も通常のカメラモード、パノラマモード、タイムラプスモードのみと割とシンプルな構成となっています。
設定項目も現在リリースされている最新バージョンの時点では非常にシンプルな構成となっています。
現時点では撮影した写真やビデオのデータを外部ストレージに保存するオプションは存在せず、Android版では以下のフォルダに保存される使用になっています。
内蔵ストレージ\DCIM\Vicool
また、Leicaレンズ搭載を搭載したHuawei端末など一部のスマートフォンに実装されているような、撮影した写真にVimble 2で撮影したということを意味するウォーターマークを追加する機能も存在しますが、スマートフォンの機種によっては取り付けの関係上、上下逆になってしまって非常にみっともないことになってしまうのでこれはOFFにしたほうがいいかもしれません。
3.使用感
本製品は4.7インチサイズのiPhone 8から5.5インチサイズのSamsung Galaxy S7シリーズなどのAndroidスマートフォンに対応しており、今回のレビューではGalaxy S9を使用しましたが問題なくマウントすることができました。
ただし、これ以上のサイズのいわゆる「ファブレット」端末はうまくマウントすることができないかもしれないので注意が必要です。
スマートフォンの角度調整やズーム、シャッターを切るなどほとんどの操作は手元のコントローラーやシャッターボタンなどで操作可能となっています。
またシャッターボタンの長押しで動画の撮影を行うことも可能です。Galaxy S9+Vimble 2で撮影したサンプル動画は上の2つとなりますが、Vicoolには物体追跡機能も実装されているのはなかなか面白いと感じました。
下の動画で歩きながら撮影してみたのですが、劇的に手ぶれを抑えることができていると感じました。
また写真(上で説明したとおり、ウオーターマークが逆になっています)に関しても手振れを抑えて安定した撮影が行えるので、旅行の時に持っていくとかなり便利かもしれません。
まだまだレビュー期間内で使えこなせていない機能もありそうなので、この先もいろいろ試してみたいです。
4.まとめ
Feiyutech Vimble 2はBanggoodにて129.00ドル(約14,756円)で販売中となっています。
Feiyiutech製品自体は日本でも正規販売されており、Vimble 2に関してもヨドバシカメラやAmazon.co.jpなどでも購入することができますがヨドバシカメラでの価格が19,980円(税込)と若干高めの価格設定になっているので日本語マニュアルやメーカー保証にこだわらないのであればBanggoodで購入したほうがお得感があるのではないでしょうか。
スタビライザーといえばどうしても「Go Pro」などのアクションカメラで使う製品というイメージで、スマートフォン自体にも高精度な手振れ補正機能を実装した端末が増えてきたこともあって個人的には必要ないものと考えていたのですが、今回Vimble 2をレビューさせていただいてスマホ単体の手振れ補正機能に頼るよりも安定した写真や動画を撮影することができることにかなり驚きました。
この手の製品を使うのがはじめてなこともあってまだまだ使いこなせていない機能も多くあると思うのですが、個人的には旅行などに持っていくとかなり便利な製品だと感じました。なかなか面白いです。
5.関連リンク
Feiyu Tech Vimble 2:Banggood
Feiyutech Vimble 2 : Feiyutech(日本)
コメント
列車に接触するなどの恐れの高い駅のホームで、そうしたジンバル等の棒状のものを使うのは、如何かと思います。(外国観光客等は無理解ですよね。)
同意
アンドロイドGALAXYいけると感じて
買いましたがGALAXY S5 S7でスタビライザーを認識しない。
何かアドバイスいただけたら