こんにちは、かのあゆです。eMeetのノイズキャンセリング機能つきヘッドセット「HS100」の実機レビューです。HS100は9月に発売されたばかりの新製品で、Bluetooth接続だけでなく、USB接続経由でも利用できるマイク付きでオーバーイヤー型のヘッドセットとなります。
なお、レビュー機はeMeetにサンプル提供していただきました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
目次
1.eMeet HS100 スペック
対応するBluetoothのバージョン: V5.0
音楽再生時間:約24時間
充電時間:約2.5時間
同時接続数: 2台
本体重量: 約250g
eMeet HS100はUSB有線・USB無線・Bluetooth 5.0と3種類の接続方法に対応するヘッドセットです。Bluetooth経由での接続時は最大2台までペアリング可能となっており、簡単にデバイスを切り替えて利用することができます。
Windows、Macで利用する場合は専用ユーティリティ「eMeet Link」を利用することでファームウェアの更新、音声ガイダンス機能の言語変更、Bluetooth接続時のデバイス名変更などを行うことができます。もちろんこのユーティリティを使用しなくてもヘッドセットとして普通に利用でき、Windows、macOS、Android、iOS、Chrome OSなど幅広いOSをサポートしています。
また、ノイズキャンセリング機能も搭載していて、周りの雑音をカットしてクリアな音質で通話できます。さらにヘッドセットを外した際自動的にマイクをミュートしてくれる機能も備わっています。
2.eMeet HS100 筐体
付属品はマニュアルや保証書などのペーパー類、キャリングポーチ、USB-C to Aケーブル、USBドングルです(。繰り返しになりますがUSB有線、USB無線、Bluetoothの3種類の接続方法が選べるので、ニーズ(お好み)にあわせて使い分けられます。
前面です。位置づけとしてはテレワークなどビジネス利用を想定している製品となりますが、ゲーミングヘッドセットとしても違和感なく使える、シンプルながらスタイリッシュなデザインに仕上がっていると思います。ヘッドセット本体中央はタッチボタン式となっており、ノイズキャンセリングのオン・オフを切り替えることが可能です。
後面です。基本的には他社オーバーイヤーヘッドセットと共通のデザインで、特に変わったところはありません。
ヘッドセット左側にはUSB-Cポートと電源スイッチが用意されており、有線接続時はオフに、Bluetooth接続時はオン側に切り替えて使用します。
日頃オーバーイヤー型のヘッドフォンやイヤホンは使用していないため、他社製品との比較がうまくできないのですが、装着感は良好と感じられ、長時間使用しても疲れることはありませんでした。
3.eMeet HS100 使用感
端末との接続について
今回はWindows 11環境で実機レビューを行っています。
専用アプリ「eMeet Link」を使用すればファームウェアの更新やガイダンス音声の言語変更なども行えるようになります。eMeet Linkはmac OS版もリリースされており、Windows版と同様の機能が利用可能です。
音質
レビュー期間中、実際にSkypeビデオチャットやDiscordでのボイスチャットを試してみましたが、通話の音質については非常にクリアな印象を受けました。また、こちら側の音声に関しては相手方に確認したところ「元通りの声で聞こえている」とのことでした。
…どういうことなのかよくわからなかったのですが、「使用するヘッドセットによっては実際の声とは印象が変わってしまうことが多いが、HS100の場合は普段直接話しているときとほぼ同じ声で聞こえる」ということでした。
メーカー側ではオーディオ再生用のヘッドセットとしては推していないようなのですが、YouTubeやApple Musicなどで音楽再生を試したところ、低音から高音までバランスのいい音質と感じられ、動画鑑賞やオーディオ再生も十分こなせる音質という印象を受けました(ただし、音楽鑑賞用のヘッドホンよりも音質が上、ということではありません。音楽鑑賞が主目的でこの製品を購入することを推奨するものではありません)。
ノイズキャンセリング機能について
この製品のセールスポイントであるノイズキャンセリング機能ですが、実際に人気の多い公園でボイスチャットを行ったところ、ほとんどの騒音はカットされクリアな音質で通話することができました。完全にカットし切れていない部分もあるものの、テレワーク用のヘッドセットとしては十分な性能を確保している印象を受けました。
オートミュート機能について
eMeet HS100ではオートミュート機能に対応しており、ヘッドセットを耳から外すと自動的にマイクからの入力をOFFにしてくれます。またマイクのブームを上に回転させることによっても自動的にミュート設定に切り替えてくれます。
ブームを回転してのミュートは確かに便利ではあるのですが、Discordでのボイスチャット中に誤って動作してしまい、こちらからの音声が聞こえなくなってしまうことも多々あったため、この点に関しては少し不便に感じました。イヤホン脱着時のオートミュートに関してはeMeet Linkで無効化することができますが、ブームを回転させてのミュートは無効化できないため、この点に関してはアップデートで対応してもらえれば・・・と思っています。
4.eMeet HS100 レビューまとめ
eMeet HS100はAmazonで販売中で、11月1日現在の価格は税込み11,899円です(セール価格です)。また、製品ページに11月7日まで有効の1,400円OFFクーポンがありましたので、10,499円で購入ができます。
コロナ渦も(いまのところ)少し落ち着いてきたとはいえ、新しい働き方としてテレワークを推奨する企業は増えていると思います。そんなテレワーク時代を支えてくれるのが今回のHS100で、快適な音声通話、ビデオチャットを行うことが可能です。
もちろんゲーミングヘッドセットとして活用するのも良いでしょう。今回のレビューでは実際にゲームプレイ時にも運用してみましたが、とても快適にボイスチャットを行うことができました。
5.関連リンク
eMeet HS100:Amazon.co.jp
コメント
この製品のノイズキャンセルは
マイクに入力されるノイズを軽減する(相手にクリアな音声を届ける)のか、
スピーカーから周囲の雑音を打ち消す音を出す(自分がクリアな音で聞ける)のか
説明文だけだと、どちらなのか判別つかないですね・・