2017年のウインタブでは「モバイルに使えるメカニカルキーボードがほしい」とか、少しマニアックな方向でキーボードネタを振っていたような気がしますが、今回紹介する「エレコム 静音ミニキーボード」はそういうマニアックな視点ではなく、むしろ「モバイルキーボードの王道」と言えるような製品です。どう考えてもこっちのほうが便利なのではないか、と…
この製品、トップ画像に使っている「USB無線タイプ(TK-FDM091STBK)」のほか、「Bluetoothタイプ(TK-FBM093SBK、画像左)」「有線タイプ(TK-FCM089SBK、画像右)」がありますが、接続方法が異なるだけで基本的には同一のキーボードです。なので、お好みに合わせた接続方式のものを選べばいいと思います。
代表としてUSB無線タイプのスペック表を掲載します。まず対応OSは「Windowsのみ」との記載になっていますが、Bluetoothタイプのみ「macOS Sierra(10.12)、Android 5.0以降、iOS 9.0以降」にも対応します。
肝心のキータイプは「メンブレン」となります。また、
キーにラバードームを取り付け、打鍵音を軽減する構造になっています。具体的に何デシベルか、といった記載はありませんが、この構造は「特許出願中」とのこと。
キーは日本語配列、テンキーレスの84キーで、キーピッチは19 mm、キーストロークは2.6 mmと、ミニサイズながら十分なスペックになっていると言えます。また、一つ上の画像にあるようにマルチファンクションキーも8つ装備します。
エレコム 静音ミニキーボードは多くの通販サイトや家電量販店で販売中で、1月5日現在のAmazonでの価格は、有線タイプ(TK-FCM089SBK)が税込み2,174円、USB無線タイプ(TK-FDM091STBK)が税込み3,255円、Bluetoothタイプ(TK-FBM093SBK)が税込み2,980円でした。このくらいの価格になると、Amazonでは送料無料ですが他の通販サイトでは500円~700円くらいの送料がかかってしまうので注意が必要です。
静音タイプでラバードームまでついているので、打鍵感に過度の期待は禁物ですが、そもそもモバイルキーボードって、自分が打鍵して気持ちいいことよりも周囲の人に迷惑をかけないように使えることのほうが重要な気がしますね。また、この製品は横幅が13.3インチのモバイルノートよりも小さく、厚さも3ミリ、重量も400 g程度なので、バッグに入れて持ち運ぶにしても楽だと思います。
4.関連リンク(Amazon)
有線タイプ(TK-FCM089SBK)
USB無線タイプ(TK-FDM091STBK)
Bluetoothタイプ(TK-FBM093SBK)