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エレコム トラックボール「IST」シリーズ - 滑らかな操作感でエルゴノミクス形状のトラックボール

エレコム トラックボール「IST」シリーズ
エレコムがトラックボール「IST」シリーズを発表しました(11月中旬より発売予定)。トラックボールとしての基本機能を見直し、筐体もエルゴノミクス形状に仕上げた、とても使いやすそうな製品です。

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トラックボールについてよくご存じの方には釈迦に説法となりますが、一応トラックボールとは何か、について簡単にご説明します。トラックボールはマウスと同じ働きをするポインティングデバイスで、遠目で見るとマウスとあまり変わらない大きさですし、見た目も似ています。

しかし、マウスとは決定的に操作性が異なります。マウスは本体を動かしてカーソルを操作するのに対し、トラックボールは本体を動かさず、親指や人差し指、中指付近にある「ボール」を使ってカーソルを操作します(ボールの位置は製品によって異なります)。ウインタブで先日「滑りの良いゲーミングマウス」のレビューをしましたが、トラックボールの場合は「滑られると困る」んです。

マウスとトラックボール、どちらがいいかはお好みによります。ちなみに私は20年以上前にトラックボールを愛用していたのですが、その後はずーっとマウス派です。数年前に「久しぶりにトラックボールでも使ってみるか…」ということでひとつ購入してみましたが、結局マイデバイスとして定着はしませんでした。

さて、本題に入ります…。

エレコム トラックボール「IST」シリーズ
左が有線タイプ、右がBluetoothタイプです。親指付近にボールが配置され、左右クリックボタンとホイールに加え、「進む・戻る」ボタンもついた「5ボタン」ですが、「進む・戻る」ボタンは親指ではなく人差し指で操作する配置になっています(親指で操作したい人は無理に引き止めません)。

また、Bluetoothタイプにはホイールの下に電源ボタンが、その下にペアリングボタンがあります。また、画像はありませんが、ISTシリーズにはUSB無線タイプもあり、USB無線タイプにも電源ボタンがついています(ペアリングボタンはありません)。蛇足ですが有線タイプは電池を使わないので電源ボタンもない、ということです。また、設定アプリ「エレコム マウスアシスタント(無料)」でボタン割り当てを変更できます。

この製品、筐体色はブラックとホワイトの2色ですが、相当にワイドバリエーションです。上でご説明した通り、接続方式で「有線」「USB無線」「Bluetooth」の2種類のタイプがあり、さらに「人工ルビーモデル」と「ベアリングモデル」がありますので、筐体色・接続方式と合わせ、実に12ものバリエーションモデルが存在します。

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エレコム トラックボール「IST」シリーズ
で、「人工ルビー」と「ベアリング」ですが、これは「支持機構」の構造です。画像左側の黄色い丸の部分が支持機構、画像右側の下の方にあるのが「人工ルビー(右上)」と「ベアリング(下)」です。「どっちがいいか」ということをメーカーでは言ってませんが、製品価格はベアリングモデルのほうが高いです。また、交換用のユニットも発売されるので、購入後に人工ルビーとベアリングを取り替えることもできます。

そういえばベアリング式のトラックボールは最近見かけない…というXのポスト(Twitterのツイート)も目にしましたね。

ともあれ、メーカーのいう「滑らかな操作感」の根拠はこの支持機構にあります。それがどれほど素晴らしいのかは実際に使ってみないとなんとも言えないですけど。

エレコム トラックボール「IST」シリーズ
筐体はエルゴノミクス形状で、メーカーいわく「握らないトラックボール」とのこと。またボールもエレコムの従来品よりもサイズが少し大きくなっています。

エレコム トラックボール「IST」シリーズ

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Bluetooth/人工ルビー/ホワイトのスペック表を掲載しておきます。上にも書きましたがBluetoothタイプとUSB無線タイプは電池式、有線タイプは電池不要です。また、筐体サイズはすべて同じですが、筐体重量は接続方式によって少し異なります。

エレコム トラックボール「IST」シリーズは11月中旬の発売予定で、メーカー発表の予想店頭実勢価格(定価ではありません)は下記のとおりです。

・有線/人工ルビー:6,480円
・有線/ベアリング:8,480円
・USB無線/人工ルビー:6,980円
・USB無線/ベアリング:8,980円
・Bluetooth/人工ルビー:7,480円
・Bluetooth/ベアリング:9,480円
・交換用人工ルビーユニット:1,280円
・交換用ベアリングユニット:2,380円

このように、同じ接続方式でもベアリングタイプのほうが2,000円高価です。…ということはベアリングタイプのほうがより使いやすいのかもしれませんね。

関連リンク

有線トラックボール “IST”5ボタン 人工ルビーモデル:エレコム
有線トラックボール “IST”5ボタン ベアリングモデル:エレコム
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2.4GHz無線トラックボール “IST”5ボタン ベアリングモデル:エレコム
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