DAREU Z19 Numpad － Kailhのスイッチを使ったテンキーパッド、「メカニカル電卓」にもなります

こんにちは、ウインタブ（@WTab8）です。もう5年近く前の話なので、愛読者の方々でも記憶されていないと思いますが、「LOFREE DIGIT Calculator」という「青軸メカニカル電卓」のレビュー記事を書きました。私は毎日PCに向かって作業していて、でも電卓を使う機会も多く、今でも電卓は必需品だったりします。で、この青軸メカニカル電卓も購入以来、今に至るまで継続して愛用しています。ただ、経年劣化でしょうか、電池回りの接触が悪くなったみたいで、うまく電源が入らず、筐体を叩いて電源を入れたりしていることも多く「そろそろ買い替えたい…」と思っていました。

メカニカルキーボードを中心に取り扱う海外通販「MECHKEYS」で面白い製品を見つけました。私が買い替えたいと思っていたメカニカル電卓で、電卓としてだけでなくPCのテンキーとしても使える製品「DAREU Z19 Numpad」です。ニーズのある人は多くはないと思いますし、むしろニーズがあるのは私くらいかな、という気もしますが、せっかくなのでご紹介したいと思います。

	DAREU Z19 Numpad
機能	テンキーパッド / 電卓
接続方式	USB有線 / Bluetooth
スイッチ	Kailh MX Light
キー数	19（PBT roundキーキャップ）
バックライト	クリアホワイト
バッテリー	200 mAh
サイズ	147 x 95 x 39 mm
重量	200 ± 5 g

スペック表です。バッテリーを内蔵する充電式の製品で、テンキーとして使う場合はUSB有線（本体にはType-Cポートがあります）もしくはBluetoothで接続します。

キースイッチは「メカニカル」です。ただ、この製品はMECHKEYSとDAREU公式サイトに製品ページがあり、MECHKEYSのほうでは「Kailh MX Light」、DAREU公式サイトでは「DAREU silent」と表記されており、異なるスイッチになっているのかもしれません（この画像はDAREU公式サイトにあったものです）。

MECHKEYSにある「Kailh MX Light」はMECHKEYSで単品販売されており、以下のような説明がありました。

・MX Light Linear switch
・Operating Force:45±5gf
・Pre Travel:1.9±0.4mm
・Total Travel:3.7±0.3mm
・Operating Life:80 million

つまり、リニア（クリック感がない赤軸のようなタイプ）スイッチで押下圧は45 g、アクチュエーションポイントが1.9 mmでキーストロークは3.7 mmというスペックですね。…まあ、私の場合は電卓として使うつもりなんでねえ…、このあたりは「ボタンが気持ちよく押せればいいや」くらいに思ってます。

筐体についてはそんなに突っ込んで見なくとも、製品画像を見ればおおよそ理解できます。丸みを帯びたデザインでキーキャップはSUGAR CUBE（角砂糖）型、耐久性のあるダブルショットPBT素材になっています。また、ステップスカルプチャー形状です。ステップスカルプチャーというのは「キーごとに階段状の段差があり、キーボード面が緩やかな凹型になっている形状」のことです。

また、この製品は「ホワイトのバックライト」まで搭載しています。

ちなみに、テンキーとして使う場合はセットになるキーボード、というのがありまして、「DAREU Z68 Sugar Cube Series Mechanical Keyboard」という製品がMECHKEYSで販売されています。このZ19とのセットも選べます。

もちろんお手持ちのキーボードとも組み合わせることができますが、キーボードとテンキーパッドのデザインの統一感が得られるのはうれしいところです。…ちょっと高くなっちゃうけどね…。

DAREU Z19 NumpadはMECHKEYSで販売中で、8月9日現在の価格は39.99ドル（約5,750円）とお高め、Z68 Sugar Cube Series Mechanical Keyboardのほうは89.99ドル（約13,000円）、Z68の製品ページでZ19をセットで購入でき、セット価格は119.99ドル（約17,300円）です。またウインタブ読者向けに5ドルOFFクーポン「MECHKEYSHIFIGO5」を頂いています。

ただし、MECHKEYSは送料（輸入消費税を含む）がかかります。私が確認したところ、Z19単品購入の場合は13ドル、Z68とZ19のセット購入の場合は20ドルの送料がかかりました（東京都在住の場合です）。

よって、Z19を単品購入する場合、本体価格39.99ドルに送料13ドルがかかり、そこからクーポン割引5ドルを受けられますので、39.99+13-5=47.99ドル（約6,900円）となります。

冒頭の話に戻りますと、私は青軸メカニカル電卓をもう5年使っていまして、もはや「メカニカル電卓以外はイヤ！」という気持ちですし、5年使うのなら少しくらい奮発してもいいと思っていますが、実際のところ、電卓だけでなくテンキーとしても使うようにしないと「ちょっと高すぎ」かもしれません…。

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