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BARWING BW-RR12(BW-RR10)の実機レビュー - 家庭用トレッドミルとして性能と剛性がお値段以上!おすすめです!

BARWING BW-RR12トレッドミル
こんにちは、.TAOです。今回は、昨年末に購入した家庭用トレッドミルを紹介したいと思います。あけおめの挨拶記事で少し触れましたが、外出を控える生活の中で運動不足解消に打って付けのトレッドミル(ランニングマシン) BARWING BW-RR12は、中国メーカーのOEM製品ながら、とてもしっかりした作りで性能も良く、品質管理のしっかりしたYouTenのオリジナル製品です。

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これが家に届いてから1か月以上経ちますが、家族にも大好評で毎日楽しく使っています。このままのモチベーションを保てたなら、昨年までの運動系三日坊主キングだった自分と決別できそうです。

1.YouTenについて

今回紹介するトレッドミルは、日本国内でEC事業を展開する総合商社(株)オールマーケットジャパンが展開するショッピングサイト「YouTen」が、企画・販売・アフターケアを行っています。YouTenで取り扱う製品は今回紹介するものも含め自社ブランド製品という体のようですね。

楽天市場にも出店(YouTen楽天市場店)していて、会社の概要説明があったので要約すると「価格以上の価値を持った製品でみんなを笑顔にしたい。」といったポリシーから製品を企画、製造メーカーと協力して工場と国内に検品チームを置き、検査に合格した製品のみをお客に提供できるよう徹底した品質で迅速な出荷体制を維持しているとの事。

さらに、製品の修理などのアフターケアについては自社で対応するといったユーザーに優しい会社のようです。製造自体は中国メーカーの工場ですが、品質管理が良さそうでアフターケアも国内対応だし安心して購入できるのではないでしょうか。

2.スペック

  BARWING BW-RR12(12kmタイプ)
速度 約1.0~12km/h
傾斜角度 約0~4°
プログラム 12種類、速度設定、距離設定、消費カロリー設定、心拍数測定
耐荷重 130kg
走行面サイズ W 390×L 1110mm
商品サイズ 使用時:H 1070×W 630×L 1390mm 収納時:H 1240×W 630×L 690mm
重量 本体:約30kg / 梱包:37kg

トレッドミルを選ぶ上で重要になってくるのが、速度と耐荷重だと私は考えています。速度については、使用する用途によって変わってきますが、ウォーキング程度なら6km/h、ジョギング相当なら8km/h、軽いランニングなら10~12km/h、本格的なトレーニングなら16km/h以上でしょうか。

最高速度が上がればそれだけ価格も高くなりますので、家庭用としてなら10~12km/h程度で充分だと思います。後で動画のリンクで実際に使っているところも紹介しますが、実際に走ってみると10km/hって結構早くって、それ以上は身の危険を感じてしまったのでスペックMAXの12km/hを試すのは止めました・・・無理は禁物ですからね。

耐荷重を見る事で、そのマシーンの剛性を推察できると考えます。ウォーキング程度の速さなら足をついた時の瞬間加重は体重とさほど変わらないと思いますが、ランニング相当にもなると瞬間的に掛かる足への加重は体重の約3倍程度にもなるようです。単純に考えれば、体重60kgあれば、その3倍で約180kgの重さが瞬間的に掛かるという事になり「大丈夫なの?」と思ってしまいます。

そんな勝手な心配をしたものの、説明書をよく読むと、体重が130kg以下までOKとなっているので、単純に耐荷重を体重が上回らければいいみたいですね。そうなんです、一般的な安価な家庭用トレッドミルの耐荷重は100kg程度が多い中、このマシンは耐荷重130kgまでと、その剛性の高さがうかがい知ることができます。それに保証が1年付いてくるという点も購入の決めてとなりました。

3.筐体

BARWING BW-RR12トレッドミル 梱包状態で37Kg
FLEXISPOTのスタンディングデスクを思い出させる梱包の大きさと重さは、インパクトありますね。ちなみにこの状態での重さは約37kgありました。段ボールのサイズがW145×L24×H68cmと大きいですが、1年保証もあるので故障して修理を依頼する場合を考えて一応捨てずに置いておく事にしました。

BARWING BW-RR12トレッドミル 梱包は良好
梱包はしっかりとしていて、メイン部分は折りたたんだ状態で箱に収まっていました。組み立て自体は足2本と操作パネルの固定のみと10分程度で終わります。ただ本体自体が結構重いので補助を頼んだ方が安全だと思います。ショップオリジナル製品と言うだけあって、説明書もしっかりとした日本語で20ページもあるものが付いていて、日頃のお手入れとメンテナンスについても詳しく説明がありましたので、購入した際は面倒がらずに一読をお勧めします。

BARWING BW-RR12トレッドミル
組み立てると思っていた以上にフレームがしっかりしていて剛性が高そうです。下に敷いているウレタンマットはトレッドミル用に売っていたものを一緒に購入しました。このウレタンマット、私が買った時は3280円でしたが、今確認すると6560円に値上がりしていました。床への傷防止とか滑り止めとしては優秀ですが、厚さが3mmしかなく耐久性も弱そうなのであまりお勧めしません。これなら、「100円ショップかホームセンターでサイズに合わせて買った方が安く済むし充分なのでは。」って思いますね。

BARWING BW-RR12トレッドミル サイズ
設置スペースは、下のマットが140×68cmなのでたたみ1畳あれば充分余裕があります。ただし説明書には、安全の為に左右60cm、前30cm、後方200cmスペースを確保して下さいとありますので、その辺は注意が必要です。

BARWING BW-RR12トレッドミル 折りたたんで楽々移動
また使わない時は、走行部分を起こすと占有面積が半分くらいになるので多少コンパクトになります。またマシンの移動は、畳んだ状態にするとキャスターで移動ができます。一つ注意する点があって、普段のメンテでシリコンスプレーを走行ベルト裏に塗布していると、走行板を持ち上げる際に滑りやすくなっている事がありますので足に落とさないように注意して下さいね。実際に私は、それでやっちゃいそうになったので。

走行面は390×1110mmのサイズがあって、同価格クラスのマシンと比較しても広い方だと思います。実際に使っていても窮屈さを感じませんでしたし、程よいサイズだと思います。逆にこれ以下だと厳しいかもしれませんね。

BARWING BW-RR12トレッドミル フレームはしっかりしているよ
コントロールパネルとハンドル部分のフレームは、がっしりしていて安心感があります。左右のハンドル部分についているプレートで心拍をモニターします。

BARWING BW-RR12トレッドミル 傾斜調整が可能
上記画像にあるように後ろの足のピン位置を変える事で、走行面の角度を0-2-4度の3段階に調整できます。ピンに付いているリングが大きいので、一番下に固定した時はリングが真下を向いていると床を傷つけてしまう場合があるので注意が必要です。まあ、4度傾斜が付いたところで運動負荷が変わるような気もしませんけどね。

BARWING BW-RR12トレッドミル 操作パネルは若干チープ
全体的に作りが良い分、操作パネルのチープさが気になります。プラスチック素材そのままで塗装はされていませんし配色やデザインも安っぽい感じです。それでも機能的には充分で、操作パネルの左右にはドリンクホルダーが付いていて運動中の水分補給に便利ですし、操作パネルはタブレットスタンドにもなっています。ですので運動中にタブレットで動画を観たりといった使い方も可能。

だた、10インチクラスのタブレットを置いてしまうと、パネルの表示が見えなくなってしまうので、速度や距離数を確認できないのが難点ですね。パネルにはスピーカーが内蔵されていて、AUXジャックから音源を取り込めます。一応左右にスピーカーが見えますがモノラルみたいですし音量を最大にしても音が小さめなんですよね。ですのでこれを使うよりイヤホンで聴く方が幸せです。

BARWING BW-RR12トレッドミル 心臓部と主電源
モーターが入っている心臓部です。ここにメインの電源スイッチがあります。この辺りのフレームの作りもしっかりしているでしょ?フレームについている丸い足は高さを調整出来てガタつきなく設置できます。

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4.使用感

BARWING BW RR12を使ってみた

12km/hって結構ハイペースだよ

実際に使用しているところを動画にしてみました。このマシンのスペックとしては12km/hまで出せるのですが、私の体力的には10km/hが限界でした。用途としてもっとハイペースなランニングに使いたいのであれば、この上の16km/hモデルが必要とは思いますが、ジョギングよりも若干ハイペース位で良ければ12km/hモデルで充分じゃないでしょうか。逆に、しっかりしたハンドルがあって1km/hのゆっくりとした速度に設定できるので、リハビリや高齢の方の運動にも適していると思います。

動作音はとっても静か

動作音については、他のトレッドミルを試したことがないので比較できませんが、静かな部類であると思われます。家族の誰かが使用していても音が気になると言ったことが無いので事実上問題ないと言えます。我が家は、借家で隣近所を気にする必要がありませんが、ウォーキング程度での利用ならアパートなどで下の階からクレームがくるって事は無いんじゃなかな?それくらい静かです。

心拍センサーは左右のハンドルをしっかり握って

使用中の心拍モニターは、ハンドル部分のセンサーを両手で握っていないと測定されません。ですので、スマートウオッチなどを併用するのがお勧めです。ランニング距離は、スマートウオッチと比べるとトレッドミルの方が正確だと思うので、マシンの値でスマートウオッチの距離を修正すると歩幅も出るし重宝しています。

多彩な動作モードがありますよ

BARWING BW-RR12トレッドミル 12種類のPGモード
動作パターンとしては、マシンに用意されている12種類のプログラムモードから選択して運動時間を設定して使うか、時間または距離、消費カロリーいずれかの目標設定をして使うか、完全にマニュアル操作で使うかといったパターンになります。

PGモードは、上記グラフを見てもらうと解りやすいと思います。設定時間を10分割して決められた速度パターンで変化します。また、設定できる最大時間は、モーターの耐久性を考慮して最大連続稼働時間と同じ45分に設定されています。 目標を設定してスタートした場合は、残り時間とか距離、消費カロリーが表示されます。ゼロになると目標達成となり、自動的に徐々にスピードが落ちて停止しますし、いつでもストップボタンで停止する事ができます。

安全に運動しよう

安全を考えると、使用中の操作パネルの操作についてはなるべく最小限にして、プログラムモードをうまく活用して運動に集中する方が良いかなって思いました。「あるある」なのが、運動中に暑くなって上着を脱ぐと、歩く(走る)ペースが遅くなって安全キーが外れ緊急停止になりがちです。これも危ないので気を付けましょう。

メンテ用オイルはシリコンスプレーでOK

それと、日々のメンテナンスとして「走行ベルトの裏側にシリコンオイルを塗布して下さい。」という事で付属品に潤滑油(シリコンオイル)がついてきました。これ、専用のオイルを購入すると結構良い値段がするのでホームセンターで売っているようなシリコンスプレーで代用してもいいと説明書にありました。マシン購入ついでに高い専用オイルは買う必要はありませんので、参考までに。

プレミアム保証パックもあります

YouTenで扱う商品全て(例外もあると思います)に修理・交換・工賃が無料になる1年保証がついてきます。こういった保証が充実している点も購入した理由の一つですが、たとえ保証期間内であっても消耗品+往復送料はユーザー負担になる点には注意が必要です。マシンが大きくて重いものなので、送料は馬鹿になりません。送料について調べてみましたが、マシン本体を箱に入れた状態の重さが37kgありましたので、私が住んでいる北海道からだと往復送料で8000円位は掛かるみたい。

  修理パーツ代 修理手数料 送料 追加料(%)
通常保証(1年) 無料 無料 有料(初期不良を除く) 0%
プレミアム1年保証 無料 無料 無料(1回分) +20%
プレミアム2年保証 無料 無料 無料(2回分) +36%
プレミアム3年保証 無料 無料 無料(3回分) +50%

そこで、購入時にはプレミアム保証パックがセットになったものも用意されています。プレミアム保証パックに加入していると、パーツ代や規定回数分の往復送料も無料になりますが、そのぶん割安感は無くなりますね。上記表の追加料と言うのが通常保証で買った場合の商品の値段に対してプレミアム保証を付けて購入した場合の割増しになる比率です。

YouTenの商品を幾つか調べてみるとこれ位の比率で値段に差がありました。結局のところ壊れなければいい話なんですけれど、ネットでの噂の中には、「中国製のランニングマシンは安いけど耐久性が疑問。」ていう話も聞きますから一抹の不安もあります。 悩ましいところですよね。でも実際に1カ月以上使って見ると、思ってたよりしっかりしていて丈夫そうなんで通常保証で何とかなりそうです。

5.まとめ

屋外での運動がしづらい昨今、今後は家庭用トレッドミルへの関心が高くなって来ているのでは?と推測されます。そんな最中に実際購入したのは私自身ですが、使ってみると思っていた以上に使い勝手も良いし、性能面や剛性、コスパも申し分なく大正解だったと思っています。

肝心の価格ですが、トレッドミルBARWING BW-RR12(注:販売サイトがリニューアルされていて商品型番が、BW-RR10と変更になっていますが、私が購入したモデルと同一モデルのようです)は、1月6日現在楽天市場にて27,800円(税込・送料無料)で予約販売中で、発送は1月末以降を予定しているようです。

今回レビューしたマシンは、価格も手ごろで品質も上々でしたしお勧めできる製品です。もちろん静音性も良いのですが、ランニングメインで使うとなると振動が気になるところです。マンションでの使用を考えると、この一つ上の16km/hモデルBW-SRM16には、振動を吸収する構造がプラスされているのでそちらがお勧めです。ちなみにこちらは35,900円(税込・送料無料)からとなっています。多分16km/hモデル位になると家庭用と言えども本格的なトレーニングが出来るんじゃないでしょうかね。

もっと本格的に使いたいとなると、さらに上位のモデルがお勧め。こちらのフルスペック16km/hモデルBW-SRM16Lには、15度までの電動角度調整機能とスプリング式衝撃吸収システムが備わっています。価格は54,800円と高くなりますがそれだけの価値はありそうですね。

自分の家にトレッドミルがあると、恰好を気にすることなく何時でも気軽に運動が出来ます。早朝パジャマのまま運動出来れば洗濯物を減らせますし、タブレットで動画を観ながらのながら運動もできちゃいます。「さあ、運動するぞ。」って身構える必要がないから運動を続けやすいっていうのも家庭用トレッドミルの良いところだなって実感しています。今年こそは、これで私も運動を習慣にして15kgのダイエットを目指せるかなぁ。

6.関連リンク

BARWING BW-RR12(BW-RR10)12km/hモデル:楽天市場
BARWING BW-SRM16 16km/hモデル:楽天市場
BARWING BW-SRM16L フルスペック16km/hモデル:楽天市場

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コメント

  1. とうきち より:

    こんにちは。はじめまして。
    こちらの記事について少しが必要があります。
    このランニングマシンは、組み立てが簡単と書いてありましたが、すべて六角ナットですか?
    それとも+ネジ等お使いになられましたか?
    わかれば教えていただきたいです。

    • wintab より:

      大変申し訳ありません。担当ライターがご退任され、お問い合わせの件に回答ができません。