こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。最近VAIO ZとかVAIO S13とかの紹介記事を書いたのですが、やっぱりVAIO製品って値段は高いんですけど、よく見ていくとすごく魅力的で、「お金があったら買いたいなあ」と思いますね。で、今度は「お金がないけど、でも買いたい」という製品が登場しました。待望のVAIO製Windows 10 スマホ(WindowsPhone)「VAIO Phone Biz」です!ついに出ましたね、VAIOのWindows スマホ。もちろんVAIOの名前に恥じないハイスペックな製品です。
1.スペック
OS: Windows 10 Mobile
CPU: Qualcomm Snapdragon 617
RAM: 3GB
ストレージ: 16GB
ディスプレイ: 5.5インチ(1,920 × 1,080)
カメラ: イン500万画素/アウト1,300万画素
通信: LTE対応SIMフリー機 (microSIM)
LTE : Band 1/3/8/19/21
WCDMA : Band 1/6/8/11/19
ネットワーク: 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth4.0
入出力: microUSB 2.0、microSD、オーディオ
バッテリー: 稼働時間計測中
サイズ: 156.1 × 77.0 x 8.3 mm / 167 g
補足します。CPUのSnapdragon 617はQualcommのミッドレンジの製品となりますが、現時点の日本のWindows スマホ用CPUとしてはハイエンドですw このCPUはMicrosoftが正式に「Continuum対応リスト」に追加しています。またRAMは3GBあり、やはり日本向けのWindows 10 スマホ(WindowsPhone)としては最高のスペックであるといえます。
ディスプレイ解像度は1,920 × 1,080ですが、これも現行の日本向けWindowsスマホとしては最も高精細です。カメラもアウト1,300万画素ですから、ほとんど文句なしのレベルですね。
ContinuumについてはVAIO側で対応を明言(ワイヤレスのみ)しており、NuAnS NEOに続き日本で2機種目のContinuum対応機となります。
2.筐体
筐体の前後面をちょっと見た限り、そんなに変わった印象はありません。背面のカメラの位置なんかはいかにもWindowsPhoneっぽい感じです。でも、WindowsPhoneといえば背面がカラフルなプラスティック製カバー、というイメージがありますが、この製品は素材が異なります。
前面は強化ガラス、背面は「アルミ削り出し」です。
なので、VAIOのロゴもご覧のとおり立体的なものになっています。実物に触っていないのではっきりしたことはわかりませんが、現状日本で販売されているWindowsスマホの中では最も高級感が高いと思われます。NuAnS NEOもデザインには強いこだわりがありますが、方向性が異なりますよね。
展開図です。ボタン類は右側のみに「電源ボタン」と「音量ボタン」があり、ドスパラのDiginnos Mobile DG-W10Mと同じレイアウトで、ベテランのWindowsPhone使いの方々が待望されているであろう、カメラのシャッターボタンはついてないようです。ちなみに左側のボタンのように見えるものは「SIMトレイ」です。
ポート類は底面にmicroUSB 2.0ポートがあり、上部にオーディオジャックがあります。ということはContinuumはメーカー発表の通りContinuumはワイヤレス専用、ということになりますね。
筐体に関しては、やはり「アルミ削り出し」ということで高級感があり、またVAIO性ということもあって頑丈なんだろうと思います。その代わり重量は167 gとやや重くなっています。
3.価格と発売時期
VAIO Phone Bizは「4月先行発売予定」となっており、正式に価格は公表されていません。いくつかの情報サイトを確認したところ「5万円台の見込み」という記載を見かけました。NuAns NEOがAmazonで45,900円で販売されていることを思えば、5万円台、という予想価格は妥当なんじゃないかな、と思います。
この製品といいNuAns NEOといい、日本でもContinuumに対応したWindows スマホが少しずつ増えてきました。特にNuAns NEOとは製品コンセプトが異なるものの、スペックが近いので、まだ購入していない人は「VAIOを待とうか、それともNuAns NEOにしちゃおうか」と悩んでしまうかもしれません。もちろんVAIO一択、という人も多いでしょうね。
4.関連リンク
VAIO Phone Biz ビジネスを加速させるスマートフォン:VAIO公式サイト
コメント
USB-CじゃないContinuumとか何にもワクワクしない
おそらくOTGも対応してないだろうし(2.0だし)
無線でディスプレイ出力して無線でキーボード繋いで無線でマウス繋いで…
遅延に次ぐ遅延でイライラしそう
こんにちは、コメントありがとうございます。確かにUSBまわりはちょっと弱いですね…。
調べてみたら、サードパーティから出てるワイヤレスのContinuumアダプタにmicroUSBポート(またかよ)が付いてて、そこにキーボードを接続すると有線で使えるらしい…うーん…
秋葉原でMS純正のドック買えるし、やっぱりNuans NEOの方が便利だわ
VAIOにThunderbolt3付けたくせになんでこれには付けなかったんだ
こんにちは、コメントありがとうございます。Continuumについては対応機種が少ないので、両者好き嫌いがはっきり分かれそうですね。私は若干VAIOびいきかも知れません。
そもそもContinuum自体に全くワクワクしない
こんにちは、コメントありがとうございます。それを言っちゃあ…
10万出してアイポン買うよりいろいろ捗りそう
こんにちは、コメントありがとうございます。iPhoneと比較ですか…。iPhoneもスゲーからなあ。進む道が違うってことでしょうかね。
VAIOのブランドに関してはぼく自身はSONY製のメモリースティックやジョグダイヤルが装備されててそれのための専用サポートソフトやドライバーが入っていてめんどくさかったり外観はかっこいいけどハード的に堅牢と言うわけでも無いのに価格が高くて(高め、じゃなく高い。)と、あまり好きでは無いものでした。
それと今はSONYから離れたけど前回のAndroid機の例があって不安も・・・。
期待していなかった今回の発表では、プラスチックや板金筐体では無くまさかの削り出しとか無駄に開閉口を増やさないようにSIMとSDが同一トレイになってるとか、あまり個性の無い外観なのにNuAnS NEOとは方向性が違ったこだわりかたで凝ってるというのは面白かった。
想定される金額も割高感も無く妥当な物だし。
欲を言えば赤のカラーリングと「シャッターボタンが欲しかった」。
(記事中で先制されてますが(汗)、でも言います(笑)。)
あるえふさん、こんにちは、コメントありがとうございました。シャッターボタンのところはあるえふさんのハンドルネームを思い出しつつ書きましたw
Vaioは価格設定がクソだから、6~7万はしちゃうんじゃない?w
日本通信を赤字に陥れたと噂の悪名高きVaio Phone
Fさん、こんにちは、コメントありがとうございます。日本通信はシャレにならなかったみたいですね。私は昔VAIOのノートPCがすごく欲しかったんで、やっぱVAIOという名前にはいいイメージがあります。
名前だけ貸したと言っていた日本通信のとは違ってVAIOがちゃんと作ったようなので楽しみです。
日本通信の業績はVAIOうんぬんではなくて元々あれなんで…確かにイメージが悪くなりましたが…
日本製品はやっぱり応援したいですし気になりますね
23さん、こんにちは、コメントありがとうございます。日本通信のはひどかったなあ、と私も思います。事実上の名前貸しだと思いますが、VAIOはそういうことやっちゃいけませんよね。
日本通信に関してはvaioの名義貸りてテキトーな商品を世に出した自業自得だと思います。
評判を落としたvaioもですけど。
これを見るにさすがに少しは反省したのかな。
でもミドルレンジのcpuでcontinuumは快適に使えるのでしょうか。
Continuum の実際の使い勝手に関しては
engadget と
http://japanese.engadget.com/2016/01/31/continuum-win10-nuans-neo/
ITmedia で
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1602/04/news164.html
メモリーが2Gと1G分少なめですが NuAns NEO でのレポートがありますね。
まだまだ使えるハードが出たばかりで機能や処理速度の良否よりも対応のアプリが少なすぎる点が現時点での問題のように思えますね。
そして「まだ一般の人が使っていない点でのチューニング不足」が有るようにも思えるので、本当に使える機能になっていくのはもう少し先でしょうねぇ。
情報ありがとうございます。
思ったよりは使えそうかなとも思いましたが、
問題はそれよりもアプリですか。
下で他の方たちが言ってるように、
タブレットのほうが……ってなってしまいそうですね。
フルのwindowsが使えたり、性能的にも。
使える機能になる前に消え去ってしまわないか、気になりますw
こんにちは、コメントありがとうございます。まさにそれ…
あるえふさん、こんにちは、フォローありがとうございます。もう少し先までみんな待てればいいんですけどねえ。
現在、IS12Tを普段使いしてますが、auのsimは流用して使えるのでしょうか?新型は尽くauだけ対象外ですからw
こんにちは、コメントありがとうございます。LTEでau対応のバンドはありますが、実際使えるかどうかなんとも言えません。というかわかりません。IS12Tからの乗り換えは多そうですけど…。
私もまさに「お金がないけど、でも買いたい」、コレですね(笑)
賛否両論ありますが。。
私はBluetoothでK/B、マウス繋いでContinuum使ってみたいですね
(使ってみてふぅ~んで終わるかもしれませんがw)
Windows MobileのMS-TCCの機能もなにげに便利ですし。。
あと私的にはおサイフケータイですかね。需要ないのかな?
rpcさん、こんにちは、コメントありがとうございます。「使ってふう~ん」こそ我らの生きがい!じゃないっすかねえ。
Continuumは興味あるけど、正直外部出力つきのWindowsタブレット持ってれば用無しの機能だよね(このブログ見てる人は結構持ってそうだし笑)…
VAIOブランドには惹かれるけど、価格次第かな〜
Hlfさん、こんにちは、コメントありがとうございます。おっしゃるとおりなんですけど、とりあえず使ってみたいじゃないっすか?
ネイティブアプリの使えないWindowsに何の興味もない。Katana01くらいの安物で十分。
Fさん、こんにちは、コメントありがとうございます。今のところはそうなんでしょうけど、スマホでPCっぽい、というのは楽しそう。
フリー SIM の端末を選ぶ際、対応している “LTE band” を見て選びます。
docomo : band 1/3/19/21
au : band 1/11/18
softbank: band 1/3/8
簡単ですね。
残念ながら、au には対応していない事が分かります。
# 今のところ、au の LTE だと MR04LN しかないです。
しかし、さすが VAIO ですね。
コメントの多さで分かります。
もー、出遅れた感半端ないです(笑)
これは欲しいっ!
Continuum は、体感してみたいけれども、どちらかというとプレゼンに使える外部出力機能の方が嬉しいです。
VAIO は PC で懲りているので嫌いですが、まあ、一言、かっこいい!、それだけです(笑)
カメラの位置が、Windows Phone らしさを醸し出していて、不細工なツボを押さえていますね(カメラ性能は、IS12T と変わりませんが(笑))。
重量的には、IS12T が 112g ですので、105 g の MR03LN も持って歩いているので、VAIO の方が軽く、お値段も半分なので、個人的には欲しいギアの1つです(笑)
いやはや、またもや生活を無視してしまいそーです…。
禿しいベイさん、こんにちは、コメントありがとうございます。VAIOはどうやら好き嫌いははっきり分かれているようですね。私は原体験からしてVAIOは欲しいと思うのですが。でも、当面Continuumとか使いそうもないしなあ。
「使ってふう~ん」です(笑)
rpcさん、こんにちは、コメントありがとうございます。なんか意味深なコメント…