こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。韓国のLGがWindowsPhoneに再参入です。LGといえば韓国の大手メーカーで、日本でもAndroidスマホが通信キャリアから発売されています。LGは2010年にWindowsPhoneを発売開始したものの、2012年にはいちど撤退しています。もちろん背景にはWindowsPhoneのシェアが思うように拡大せず、事業としての収益性が見込めない、というのがあったようです。営利法人なんだから当たり前の意思決定だったんでしょう。WindowsPhoneの製造メーカーとして現在も生き残っている(!)のはMicrosoftのほかに日本で有名なのはHTCくらいなのですが、日本でもおなじみのLGが新モデルを発表した、という事実は私たち日本のユーザーにとってもいろいろと希望が持てる話ですよね。
1.スペック
OS: WindowsPhone 8.1
ディスプレイ: 4.5インチ(854×480)
CPU: Qualcomm Snapdragon 410 8916 1.2GHz
RAM: 1GB
ストレージ: 8GB
カメラ: イン0.3Mピクセル/アウト8Mピクセル
バッテリー: 2100 mAh(稼働時間最大18.2時間/待受最大420時間)
サイズ: 129.80 x 64.80 x 10.70 mm 重量143g
通信: LTE対応
明らかに中位~ローエンドのスペックとなっていて、典型的なWindowsPhone、という感じです。ただ、LTEに対応しているのは魅力ですし、アウトカメラが8メガピクセルなので、写真撮影にはよさそうですね。
また、Lancetのオリジナル機能として、画面をダブルタップしてディスプレイのスリープ/スリープ復帰ができたり、ジェスチャでカメラ操作ができるので自撮りに便利、というのもあります。
2.米国での販売価格
LancetはVerizonでの取り扱いとなり、回線契約(2年縛り)つきの場合は19.99ドル(約2,380円)、回線契約なしの場合は120ドル(約14,300円)となっています。仮に日本で販売されるとしたら、技適の審査が必要になり、LTEモデルであることも考慮すれば3万円近くにはなるかもしれません。
3.LGのWindowsPhone参入は大歓迎!
WindowsPhoneを作っているメーカーは世界各地にありますが、上に書いたとおり日本でおなじみのメーカー、ということだとMicrosoft、HTC、HUAWEI(撤退か?)くらいしかありません。今年中にはマウスコンピューターとfreetelからWindowsPhoneが発売される予定になっていますが、MicrosoftやHTCの製品も日本で発売されることが期待できます。そして、それらのメーカーに加え、LGも「日本でおなじみ」のメーカーであることは間違いがなく、当然日本での販売をしてくれる期待感があります。その場合、Docomoとかauといった大手キャリアから登場することもありえそうですね。
WindowsPhoneの日本での普及が本格化するのはWindows 10のリリース以降でしょうし、それと同時にハイスペックモデルも発売されると思われます。今回記事にしているLancetは普及価格帯のモデルですが、LGはその気になればハイスペックモデルを作ることもできる会社なのは間違いありません。あとは、数年前の轍を踏まない、というか、日本市場でWindowsPhoneが順調に伸びてくれればいいんですけどね。
4.関連リンク
LG Lancet:Veizon 公式サイト(英語)
コメント
>「日本でおなじみ」のメーカーであることは間違いがなく、
お馴染んでないでしょう。
サムスンより知名度無いし。
こんにちは、コメントありがとうございます。すいません、ちょっと個人的な印象が強かったかもです。私の周囲でLG製品を使っている人もいるので…。ISAIとか。