Androidのスマートフォンをいくつかリリースしている株式会社コヴィアがWindows 10 スマホ(WindowsPhone)に参入です。「BREEZ X5」という製品を発表しました。COVIAブランドのAndroidスマホは比較的低価格なものが多く、新しいBREEZE X5も実売価格に期待したいところです。
1.スペック
OS: Windows 10 Mobile
CPU: Qualcomm MSM8909(Snapdragon 210)
RAM: 1GB
ストレージ: 8GB
ディスプレイ: 5インチIPS(1,280 x 720)
カメラ: イン200万画素 / アウト800万画素
通信: W-CDMA(Band 1,6,19) / LTE(Band 1,3,19)※microSIM × 2
ネットワーク: 802.11b/g/n、Bluetooth 4.0
入出力: microUSB オーディオ、microSD
バッテリー: 2500mAh
サイズ: 144.2 × 72.1 × 8.95 mm / 148 g
補足します。この製品はエントリースペック、といっていいと思います。ディスプレイサイズが5インチで解像度が1,280 × 720というのはいいと思いますが、全体的には先日の「Windows 10 スマホ(WindowsPhone)機種比較 - エントリー機編(2016年春版)」という記事で比較している製品といい勝負、というところでしょう。
メーカーによればこの製品は法人利用を想定しているようで、Microsoftの企業向けMDM(モバイル・デバイス・マネジメント)サービス「Intune」に対応し、企業のIT部門の管理課題を解決する、としていますが、私はIntuneというサービスをよく理解しておらず、特定のデバイスしか対応しないのか、あるいはWindows 10デバイスならなんでもいいのか、ということはわかりません。
2.筐体
筐体の前後です。前面を見ると、下側のベゼルがやや厚みがあって、ちょっと変わった印象があります。また、背面はシンプルなブラックで好感が持てますが、カメラの位置はWindowsPhoneっぽくはないですね。
しかし、このアングルから見ると背面はラウンドした形状になっていて、WindowsPhoneっぽさはちゃんとあります。
ボタン(電源、音量)類は筐体の(向かって)右側に配置されており、Lumiaと同じタイプです。
3.価格と発売時期
COVIA BREEZ X5はCOVIAの公式オンラインストア「FLEAZ Direct」で4月下旬から発売となります。価格は税込みで26,784円となります。うーん、法人向け専売ということなら口を挟む余地はありませんが、ウインタブではドスパラのDiginnos Mobile DG-W10Mが税込み9,980円になった、って再三記事にしてますからねえ…。
COVIAはAmazonとかNTT-Xストアでも販売されており、結構実売価格が下がっていたこともあったと思うので、実売価格がどう推移するのかに注目していきたいです。
4.関連リンク
コヴィア、SIMフリースマートフォンに待望のWindows搭載モデルが登場!Windows 10 Mobile、5.0インチIPS液晶を搭載した「BREEZ X5」を発売開始:コヴィア プレスリリース
BREEZ X5:FLEAZ Mobile 製品紹介ページ
コメント
MADOSMA Q501Aと同じ価格でこの装備では残念としか・・・どこかに大量導入
のために生産したついでとか・・・?
>カメラの位置はWindowsPhoneっぽくはないですね。
MADOSMA ・・・。
あるえふさん、こんにちは、コメントありがとうございます。価格については同意ですが、実売価格がどうなるか、でしょうね。あと「MADOSMA…」→「知ってた…」