
数少ない「買い切り型クラウドストレージ」のpCloudが創業12周年を迎え、キャンペーンを開催中です。今回のキャンペーン対象は買い切りプラン(生涯プラン)ではなく無料プラン(登録すればもれなく容量がもらえるプラン)です。
pCloudは通常、登録(サインアップ)すれば最大10GBの容量が使えるようになります。私は今年2月に生涯プラン2TBを購入(契約)しているのですが、プラン購入前の無料ユーザーであったときには無条件で2GB、専用アプリのインストールなどの条件を満たすごとに容量が追加され、最大で10GBにできる、という内容でした。要は「10GBの枠を確保するためにいくつかの条件を満たさなければならない」というのは間違いないです。
今回のキャンペーンは下記の内容です。
特典:
新規ユーザー:下記ページ (ボタン)からユーザー登録をすると即時に20GBを獲得
既存の無料ユーザー:新規ユーザーを招待すれば招待者と被招待者がそれぞれ即時に20GBを獲得
キャンペーン期間:2025年9月8日から9月24日まで
なお、ウインタブはこの手のセールやキャンペーンの記事を執筆する際、できるだけ事前にキャンペーンが正常に適用されているかを確認するようにしていますが、今回のキャンペーンでは私がすでに生涯プランのユーザーであるため、事前確認ができておりません。この点あらかじめご了承ください。

なお、上にも書いた通り、私は現在pCloudをメインのクラウドストレージとして使用しています(私物とレビュー機材にはすべてPC用アプリ、スマホ用アプリをインストールし、画像の自動アップロードをしています)。OneDrive(Microsoft 365 Personal)とGoogle Drive(Google One)も使っていますが、次回の更新はせず、pCloud一本にまとめる予定です。
pCloudの「クラウドストレージとしての」使い勝手は、他のクラウドストレージと変わらない、というのが私の感想です。ただし、他のクラウドストレージで使えるサービス(Microsoft 365であればOfficeアプリ、Google OneであればGoogle フォトなど)は当然使えないので、トータルでの使い勝手の評価は人によって変わってくると思います。
「pCloudと言えば買い切り型」だと思います。買い切り(生涯)プランの購入検討をしている人も、今回のキャンペーンでは20GBを無料で使えますので、様々な操作の「評価」ができると思います。
関連リンク
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
▶ サイト紹介・ウインタブについて



コメント
pCloudは前から気になっていてお試しで2TB買ってみました。
ただ買い切りで売るビジネスモデルが本当に持続可能か、大いに気になるのですが大丈夫なのですかね。
ストレージの単位容量当たりの価格は下がっていくから、とかどこかで聞いたことがありますがそれよりも電気代はどうなるのか、とか。
それが心配で最悪無くなっても致命傷にならないファイルしか怖くて置けていないです。以上の点を割り切って使う分には今のところ快適に使えてていい感じです。
あとは仮想ドライブみたいなものを使うのでOneDriveみたいに物理ドライブのディレクトリの一部をOneDriveディレクトリとして使う場合と微妙に使用感が違うようです。symlinkなどが上手く機能しないです・・・。でもOneDriveの方もちょいちょい不具合があるので悩ましい所です。
こちら日本語も対応しているんですかね?
「持続可能なビジネスモデルかどうか」については、私自身、読者に強く主張できる根拠はありません。ただ私は、数年程度でサービスが終了する可能性は低いだろう、という見通しを持って2TBプランを契約しました。おっしゃるように、pCloudに限らず、常用しているWebサービスが突然終了するのは、言われてみると怖いですけどね…。そこはスイス!ということで、逃げる間もなく終了、とはならないだろうと思っています。
また、私はブラウザー経由でしかOneDriveにはアクセスしていません。以前MicrosoftアカウントでWindowsの初期設定をして、非常に面倒なことになったので…。
それと、pCloudは日本語対応しています。
pCloudも面倒なことになりますよ
ローカルにもおいてるとは思いますが・・・
うーん、どんな企業のサービスでも突然終了する、データが消失するというリスクはゼロではありません。たとえOneDriveやGoogle Driveであっても、です。また、NASやローカルPCであってもリスクをゼロにはできません。落雷や洪水などの災害で壊れる可能性もありますからね。クラウドストレージとローカルストレージの併用をすればリスクは極小化できますが、それでもゼロにはなりません。リスクは天文学的に小さくなるとは思いますけど、私は掛けるコストが見合わないのでそこまではやりません。このあたりは人それぞれかと。
pCloudにも当然リスクはありますし、そのリスクはOneDriveやGoogle Driveよりも大きいとは思います。ただ、明確な根拠なく不安を煽るのは通常の企業批判、サービス批判とは異なります(ここまでのコメントには問題がないと思いますが、この方向性がエスカレートしてしまってトラブルになると、…あとは書きません)。ウインタブのコメント欄は事前承認制にしていますので、過度に特定の企業やサービスの信用リスクを不安視する内容は承認できない場合があります。この点ご了承ください。