Lenovo公式サイトの週末セール情報です。10月17日から「ハロウィンフェスティバル」がスタートしました (10月30日まで)。この「フェスティバル」では一部セール品のポイントアップ (5倍/10倍)や週替りセール、PC買取増額キャンペーンといった特典も用意されています。
また、ウインタブではこの記事と別に、LenovoのノートPC・タブレットの価格情報記事を掲載しています。こちらもあわせてご覧ください。
レノボ(Lenovo)ノートパソコン・タブレットのクーポン情報・セール価格の一覧(ThinkPad・IdeaPadなど)
では、今週はセール品を3機種ご紹介します。
1. ThinkPad P14s Gen 6 AMD/P16s Gen 4 AMD

ThinkPad P16s Gen 6 AMD
セール価格:
P14s:129,800円(税込)~
P16s:129,800円(税込)~
※Copilot+ PC
※限定特価モデル
OS:Windows 11 Home / CPU:Ryzen AI 5 PRO 340
RAM:16GB / SSD:512GB
ディスプレイ:16インチIPS(1920 x 1200)
サイズ:359.7×251.7×23.5mm(最厚部)/ 1.71kg
※P14sの129,800円モデルもディスプレイサイズ以外はほぼ同スペックです
注文時に構成変更が可能ですが、129,800円の限定特価モデルは主要構成のカスタマイズがほとんどできません。
・キーボードをバックライト付きに:+1,980円
・NFC追加:+1,320円
ThinkPad Pシリーズは「モバイルワークステーション」という位置づけですが、P14s/P16sはシステム構成に (ワークステーションっぽい)特殊性はなく、「ビジネスモバイルノート (P14s)、ビジネススタンダードノート (P16s)」と考えても問題ありません。
P14s/P16sに設定されている129,800円の「限定特価モデル」は注文時にCPUやRAM容量、SSD容量、ディスプレイなど主要構成の変更ができないものの、「めちゃくちゃ安い」です。CPUはCopilot+ PC対応のRyzen AI 5 PRO 340、RAM/SSDは16GB/512GBと、そのままでも問題なさそうに思われます。ディスプレイの仕様を選べず、45%NTSC (「並」クラスの発色品質)、という点はちょっと残念ですが、ビジネスノートとして使うぶんには困らないでしょう。
この価格はThinkPadシリーズのCopilot+ PCとしては最安値です。
2. Yoga Slim 7 Gen 10(14型 AMD)
セール価格:110,781円(税込)~
※Copilot+ PC
OS:Windows 11 Home / CPU:Ryzen AI 5 340
RAM:16GB / SSD:512GB
ディスプレイ:14インチOLED(2880×1800)120Hz
サイズ:312.0×219.3×13.9mm (最薄部)/ 1.28kg
注文時に構成変更が可能・変更例と追加料金
・CPUをRyzen AI 7 350に:+9,900円
・RAMを32GBに:+19,800円 (※)
・SSDを1TBに:+9,900円
※CPUをRyzen AI 7 350に変更する必要あり
この製品はウインタブのセール情報記事の常連です。通常のセール最低価格は約13万円からですが、たまに (2週間に1回くらいのペースです)大きく価格が下がり、その際の最低価格は上記スペック表の117,711円でした。今週はさらに安い110,781円のモデルが設定されました。
110,781円のモデルも決して悪くはないのですが、ディスプレイ解像度が1,920×1,200となるため、私なら117,711円のモデルにすると思います。
で、117,711円モデルのスペックですが、CPUはCopilot+ PC対応のRyzen AI 5 340、RAM/SSD容量も16GB/512GBと悪くありません。そしてディスプレイも有機ELで解像度も2.8Kと高く、発色は「 HDR1000 True Black, 100%DCI-P3」、リフレッシュレートも120Hzです。
周辺装備でもスピーカーは4つ搭載、Wi-Fi 7対応、顔認証カメラと、上位クラスのモバイルノートと呼ぶのにふさわしい仕様です。また、筺体はアルミのユニボディで重量も1.28 kgと、超軽量とは言えないものの薄型でモバイルノートとして十分なサイズ感です。
このスペックで11万円台というのは「異常」に安いと思います。おすすめ。
3. Yoga Tab
セール価格:63,800円(税込)
※アクシデント・ダメージ・プロテクション・ワンが99円
OS:Android 15 / SoC:Snapdragon 8 Gen 3
RAM:12GB / ストレージ:256GB
ディスプレイ:11.1インチ(3200×2000)144Hz
カメラ:前面13MP、背面13MP+2MP
サイズ:255.5×165.8×6.2 mm/ 458 g
この製品はバリエーションがありません。また、注文時の構成変更はできません。
この製品は今週価格が下がった、ということはありません。「もともと安い」です。Snapdragon 8 Gen 3を搭載するハイエンドなタブレット。もちろんゲーム用としても素晴らしい製品ですが、Lenovoのキャッチフレーズは「クリエイターの創造性を刺激するAIタブレット」です。
AIに関しては「Lenovo AIソリューション」として、リアルタイムの文字起こしとスマートな要約が可能な「Lenovo AIライブトランスクリプト」、手描きのスケッチを瞬時にデジタルアートに変換する「スケッチから画像へのAI変換」機能などが使えますし、ディスプレイは3200×2000と高精細でリフレッシュレートは144Hzと高速、「ハプティックスフィードバック、8192段階の筆圧感知、1.4mmのペン先」と、超高品質なLenovo Tab Pen Proが付属し、本格的なイラスト制作などもこなせます。
63,800円という価格はウインタブがよく紹介したりレビューをしているタブレット製品よりは高価ではありますが、このスペックなら納得、というか激安です。このセールでは「アクシデント・ダメージ・プロテクション・ワン (火災、液体こぼし、落下、自然災害による破損など 予期しない事故による障害をカバーするサービス)」がわずか99円でセットできます。ハイエンド機でもありますので、このような保守サービスはぜひセットしておきたいところですが、99円ならセットしない理由はありません。
4. 関連リンク
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
▶ サイト紹介・ウインタブについて
コメント