Lenovo公式サイトの週末セール情報です。現在「PC買い替えファイナルセール Part2」を開催中です。この記事では「カスタマイズしても20万円程度で収められるモバイルノート」2機種をピックアップしてみました。「ThinkPadらしくないが品質はThinkPad」のX9 14 Gen 1 Aura Editionと「王道サイズにして超軽量」なX13 Gen 6です。
また、ウインタブではこの記事と別に、LenovoのノートPC・タブレットの価格情報記事を掲載しています。こちらもあわせてご覧ください。
レノボ(Lenovo)ノートパソコン・タブレットのクーポン情報・セール価格の一覧(ThinkPad・IdeaPadなど)
1. ThinkPad X9 14 Gen 1 Aura Edition(14型 Intel)
セール価格:159,038円 (税込)~
※ポイント5倍 (非対象モデルあり)
※価格は変動しますので下のボタンで確認してください
OS:Windows 11 Home / CPU:Core Ultra 5 226V
RAM:16GB / SSD:512GB
ディスプレイ:14インチOLED(1920 x 1200)
サイズ:311.8×212.3×6.7 – 17.18mm / 1.21kg
注文時に構成変更が可能・変更例と追加料金
・CPUをCore Ultra 5 228Vに:+15,686円
・SSDを1TBに:+20,460円
・ディスプレイを2.8K・タッチ対応に:+17,050円
※CPUを変更するとRAMも32GBになります
※159,038円のモデルはCPU/ディスプレイのカスタマイズができません
「伝統的なThinkPadの外観ではない」ことで賛否がわかれがちなX9シリーズですが、ウインタブが実機レビューした際「確かにThinkPadらしさはないが、品質は間違いなくThinkPad」と感じました。キーボードに赤いデベソ (トラックポイント)がないとか、筐体が黒くないとかの点は、ThinkPadファンにとっては少し寂しいですが、逆にThinkPadシリーズに強い思い入れがない、「普通の人」にはとっつきやすい製品だとも思います。
搭載CPUはCore Ultraシリーズ2 (Lunar Lake)でCopilot+ PCに対応します。また、ディスプレイは全モデル有機EL、スピーカーの音質もすばらしく (実機レビューでは「感動的」だと思いました)、重量も1.21 kgと、モバイルノートとして使えるサイズ感です。
2. ThinkPad X13 Gen 6(13.3型 Intel/AMD)

ThinkPad X13 Gen 6(Intel版)
セール価格:
Intel版:163,240円 (税込)~
AMD版:169,884円 (税込)~
※一部モデルはポイント5倍
※価格は変動しますので下のボタンで確認してください
OS:Windows 11 Home / CPU:Core Ultra 5 225U
RAM:16GB / SSD:256GB
ディスプレイ:13.3インチIPS(1920×1200)
サイズ:299.3✕207✕17.75(最厚部) mm/933 g
注文時に構成変更が可能・変更例と追加料金
・CPUをCore Ultra 5 225Hに:+8,580円
・RAMを32GBに:+16,445円
・SSDを512GBに:+8,580円
スペック例:AMD・169,884円モデル
OS:Windows 11 Home / CPU:Ryzen AI 5 PRO 340
RAM:16GB / SSD:256GB
ディスプレイ:13.3インチIPS(1920×1200)
サイズ:299.3✕207✕17.75(最厚部) mm/968g~
注文時に構成変更が可能・変更例と追加料金
・CPUをRyzen AI 7 PRO 350に:+17,820円
※CPUを変更するとRAMも自動的に32GBに
・RAMを32GBに:+11880円
・SSDを512GBに:+7,128円
ウインタブが「旧モデル (Gen 4)をメインのモバイルノートとして愛用している」という理由でイチオシするX13です。私が使っている旧モデルは「現行モデルよりも少し重いが、それでも大満足している」ので、読者にもぜひ購入していただきたいな、と思っています。
Intel版とAMD版、筐体は同じです。重量が30 g強AMD版のほうが重いですが、いずれも1キロを切る超軽量筐体ですし、この程度であれば体感差はほぼないでしょう。となると、選択のポイントは「CPU」です。
これはThinkPad X13 Gen 6の主な搭載CPUのPassmarkスコアです。Intel版の搭載CPUはCore Ultraシリーズ2、コードネームはArrow Lakeですが、型番末尾Uと型番末尾Hは「まるで別物」と言える性能差があります。このスコアを見る限り「U型番にする理由はない」ように見えます。ただし、U型番のほうが価格が安いのと、 (ビジネス利用ではあまり差はないと思いますが)バッテリー持ちはU型番のほうが優れている、とされます。
AMD版のCPUはRyzen AI PRO 300シリーズ、コードネームはKrackan Pointです。PassmarkスコアではArrow LakeのU型番とは大差なく、H型番よりは明らかに下です。
となると、性能重視ならArrow LakeのH型番がベスト、と感じられますが、NPU性能はRyzen AI PRO 300シリーズがずっと上です。Krackan PointのNPU性能は最大50TOPSでCopilot+ PCの要件 (40TOP以上)を満たしています。一方Arrow LakeもNPUを内蔵しているものの、その性能は低め (最大12~13TOPS)なので、Copilot+ PCの要件を満たしません。
なので、AI重視ならAMD版、CPU/GPU性能ならIntel版、ということになると思います。
ThinkPad X13 Gen 6は13.3インチというモバイルノート王道サイズで重さは1キロ切り、毎日バッグに入れて持ち歩きたくなるサイズ感が大きな魅力ですし、ビジネスマシンでありながらディスプレイは100%sRGBの発色品質、スピーカーもキーボード面の左右に配置されたドルビーアトモス対応と、エンターテイメントも楽しめる品質です。キーボードの使いやすさは「言うまでもない」でしょう。
3. 関連リンク
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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