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週刊 Lenovoセール情報(7月第5週)- ThinkPad X9 / T16がお買い得に!Core Ultra (Arrow Lake)の選び方も解説!

セール情報

週刊 Lenovo セール情報(2025年7月第5週)
Lenovo公式サイトのセール情報です。7月25日から「買い替え応援 大感謝祭 Part2」がスタートしました。この記事を書くのにあたり、ノートPCの価格を確認しましたが、いつにも増してメリハリがあると言いますか、先週からの価格変動が大きめと感じられました。特にセールトップページにある「期間限定特価」と記載されているセール品は安いですね。

なお、ウインタブではこの記事とは別に、Lenovo製品(ノートPC・タブレット)のセール価格一覧表も作成しています。一覧表はこちらです。
【2025年7月】レノボ(Lenovo)ノートパソコン・タブレットのクーポン情報・セール価格の一覧(ThinkPad・IdeaPadなど)

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1. ワンポイントアドバイス:CPUの変更

ThinkPad T16 Gen 4のカスタマイズ画面

クリックで拡大します

これはThinkPad T16 Gen 4のカスタマイズ画面です。注文の際にシステム構成をカスタマイズできる製品は他社にもたくさんありますが、ThinkPadシリーズは特にカスタマイズ範囲が広く、CPUも変更できることが多いです。また、カスタマイズ項目ではなく、別モデルという扱いになりますが、製品名に「IAL」「ILL」「AMD」などの「3文字」が入っているものもあり、これはCPUのコードネームもしくはCPUメーカーの略称です。例えば「IAL=Intel Arrow Lake」「ILL=Intel Lunar Lake」です。ThinkPadシリーズはカスタマイズ範囲も広く、選択できるCPUの種類も豊富なんです。

ここでは「Arrow Lake」(上の画像にあるCPU型番です)で、どの型番を選ぶか、ということについて簡単にアドバイスをします。上に掲載した画像の赤枠の部分ですが、「初期設定ではCore Ultra 5 225Uだが、9,900円(割引後は8,184円)でCore Ultra 5 225Hに変更できる」ようになっています。

Core Ultra 5 225Uと225Hの違い

これはPassmarkが公表しているベンチマークスコアです。Arrow Lakeの「型番末尾U」と「型番末尾H」は「全然違います」。どちらもNPUを内蔵していますが、コア数もPBP(この表ではTDP)も内蔵GPUも異なりますし、ベンチマークスコアも非常に大きな差があります。

バッテリー持ちは「U」のほうが優れているとされますが、ウインタブの経験上、ビジネス系など比較的PC負荷の小さい使い方の場合はUとHでバッテリー持ちはそれほど大きくは違いません(PBPに差があるので、高負荷な作業をする場合はUのほうが明らかにバッテリー持ちが良くなると思います)。

Passmarkスコアを見てどう思いますか?この2つの型番の価格差は割引後で8,184円です。私なら8,184円を出しますね(Hの方を選ぶということです)。つまり、ウインタブがワンポイントアドバイスしたいのは「Arrow Lakeの場合、予算が許すなら『H』を推奨」ということです(あくまでウインタブの意見です)。

なお、Intel CPUについて、別記事で詳しく解説していますので、こちらもあわせてご覧ください。
「Core Ultra」は種類が多すぎてややこしい!ノートPC用Intel CPUの見分け方と選び方

では、今回はThinkPadのおすすめモデルを2機種ご紹介します。

2. ThinkPad X9 14 Gen 1 Aura Edition(14型 Intel)

Lenovo ThinkPad X9 14 Gen 1 Aura Edition レビュー

セール価格:169,906円(税込)~
※Copilot+ PC

スペック例:117,711円モデル
OS:Windows 11 Home / CPU:Core Ultra 5 226V
RAM:16GB / SSD:256GB
ディスプレイ:13.3インチOLED(1920 x 1200)
サイズ:311.8×212.3×6.7- 17.18mm / 1.21kg

注文時に構成変更が可能・変更例と追加料金
・CPUをCore Ultra 5 228Vに:+15,686円(※)
・SSDを512GBに:+10,230円
・ディスプレイを2.8K・タッチ対応に:+17,050円
※RAMも32GBになります

ThinkPad X9シリーズは「ThinkPadらしくない」です。筐体は黒くないですし、なによりキーボードに赤いデベソ(トラックポイント)がありません。そのため、古くからのThinkPadファンなら違和感を感じてしまいそうなモデルです。

ウインタブ(ThinkPadファンです)でもこの製品を実機レビューしましたが「見た目は変わっても使いやすさはしっかりThinkPad」と感じました。確かに赤いデベソはなくなりましたが、キーボードは非常に気持ちよくタイピングできましたし、ディスプレイは全モデル有機EL、スピーカーの音質も感動的と、既存のThinkPadより優れていると感じられた部分もありました。本当に出来のいいモバイルノートだと思います。

X9 14は「最安値更新!」とは行かなかったものの、「過去最安値タイ」になりました(ウインタブ調べ)。もちろん注文時の構成カスタマイズも可能です。なので、CPUをワンランク上にしたり、SSDを大きくしたり、といったこともできます(X9 14のCPUはLunar Lakeなので、CPUとRAMが一体化しています。そのため、CPUを変更するとRAM容量も変わります)し、ディスプレイを2.8K(2,880 × 1,800)解像度・タッチ対応のものに変更することもできます。

さらに、現在「Lenovo TWS イヤホン(ThinkPad X9用)」がなんと110円でセットできます。…というか、上記の価格にこのイヤホンが含まれています。このイヤホンも実機レビュー記事で紹介していますので、ぜひ確認してみてください。

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3. ThinkPad T16 Gen 4(16型 Intel/AMD)

Lenovo ThinkPad T16 Gen 4

ThinkPad T16 Gen 4

セール価格:
Intel:150,458円(税込)~
AMD:162,778円(税込)~
※AMD版はCopilot+ PC

スペック例:Intel・150,458円モデル
OS:Windows 11 Home / CPU:Core Ultra 5 225U
RAM:16GB / SSD:256GB
ディスプレイ:16インチIPS(1920×1200)
サイズ:359.7×250.8×23.5(最厚部)mm/ 1.76kg

注文時に構成変更が可能・変更例と追加料金
・CPUをCore Ultra 5 225Hに:+8,184円
・RAMを32GBに:+18,414円
・SSDを512GBに:+8,820円
・ディスプレイを100%sRGBに:+14,322円(※)
※Webカメラも顔認証対応になります

スペック例:AMD・162,778円モデル
OS:Windows 11 Home / CPU:Ryzen AI 5 PRO 340
RAM:16GB / SSD:256GB
ディスプレイ:16インチIPS(1920×1200)
サイズ:359.7×250.8×23.5(最厚部)mm/ 1.76kg

注文時に構成変更が可能・変更例と追加料金
・CPUをRyzen AI 7 PRO 350に:+10,164円
・RAMを32GBに:+19,602円
・SSDを512GBに:+7,260円
・ディスプレイを100%sRGBに:+15,972円(※)
※Webカメラも顔認証対応になります

ThinkPad T16 Gen 4は据え置きでじっくり使いたいテンキー付きの16インチノートです。個人ユーザーがThinkPadシリーズの16インチノートを買うとしたら、このTシリーズかEシリーズになると思います。また、TシリーズはEシリーズよりも「上位」という位置づけです。

Intel版とAMD版があり、Intel版は「ワンポイントアドバイス」で取り上げたArrow Lakeを搭載、AMD版はRyzen AI PROシリーズ(コードネームはKrackan Point)を搭載していて、AMD版のみCopilot+ PCに対応します。

Intel版とAMD版のどちらがいいか、というのは人によりますが、CPUとGPUのパフォーマンスならIntel Arrow Lake (Core Ultra 5 225HやCore Ultra 7 255H)、NPUの性能ならAMD版、ということになると思います。

キーボードにテンキーの付いた16インチのThinkPadというのは意外に数が少ないです。「高性能で装備充実」な16インチThinkPadを、ということならT16 Gen 4がおすすめですね。

 

4. 関連リンク

執筆者:ウインタブ
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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ノートPCやタブレットのレビューを中心に、実用的な製品選びを提案する情報サイトです。
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