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週刊 HPセール情報(8月第1–2週)- OmniBook X Flip 14が安い!Envyとの違いも比較

セール情報

週刊HPセール情報(2025年8月第1-2週)
HPの週末セール情報です。8月1日から「BIG!サマーセール 第1弾」がスタートしました(8月19日12:59まで)。また、1日は金曜日ということで「週末限定セール」も同時開催中です(8月4日12:59まで)。基本的にセール期間の短い週末限定セールのほうが価格が安くなる傾向にありますが、今週に関しては「まちまち」というか、サマーセールのほうが安くなっているケースもありますので、製品の購入検討にあたっては必ず双方のセールページを確認するようにしてください。

この記事ではHPの「売れ筋のモバイル2-in-1 PC」である Envy x360 14とOmniBook X Flip 14を比較してみたいと思います。なお、製品名は全然違いますが、Envy x360 14が従来モデル、OmniBook X Flip 14がニューモデルという位置づけで、両者は非常にスペックが似ています。

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Envy x360 14 vs OmniBook X Flip 14

セール価格

Envy x360 14-fc (インテル):124,900円(税込)~
Envy x360 14-fa (AMD) :124,900円(税込)~

OmniBook X Flip 14-fm (インテル):144,800円(税込)~
OmniBook X Flip 14-fk (AMD):129,900円(税込)~

※すべてサマーセールの対象(ただし、OmniBook X Flip 14-fmのみセールページに記載なし)
※Envy x360 14-fcのみサマーセールと週末限定セールの対象。ただし、最下位グレードの価格はサマーセールのほうが安い。それ以外のグレードは双方のセールで同価格。

主な違い

スペック例:Envy x360 14-fa・124,900円モデル
OS:Windows 11 Home / CPU:Ryzen 5 8640HS
RAM:16GB / SSD:512GB
ディスプレイ:14インチIPS(1920×1200)タッチ
サイズ:313×218×16.9mm/1.39kg
※HP 430 マルチデバイスワイヤレスマウス (ブラック)

スペック例:OmniBook X Flip 14-fk・129,900円モデル
OS:Windows 11 Home / CPU:Ryzen AI 5 340
RAM:16GB / SSD:512GB
ディスプレイ:14インチOLED(2880×1800)タッチ
重量:313×218×16.9mm/1.41kg

比較のポイント
・筐体サイズは両者ほぼ同じ、重量が20グラムほど異なる
・OmniBookはインテル版・AMD版ともCopilot+ PC
・OmniBookは全モデル2.8K有機ELディスプレイ、Envyは下位モデルがIPS液晶
・Envyのみマウス付属
・Envy/OmniBookとも筐体色は「メテオシルバー」と「ミッドナイトブルー (インテル版のみ)」

Envy x360 14 / OmniBook X Flip 14ともインテル版とAMD版があります。主な相違点は「CPUの型番」です。Envyはインテル版がCore Ultraシリーズ1(Meteor Lake)、AMD版がRyzen 8000シリーズ(Hawk Point)で、OmniBookはIntel版がCore Ultraシリーズ2(Lunar Lake)、AMD版がRyzen AI 300シリーズ(Krackan Point)です。OmniBookは全モデルがCopilot+ PC対応のCPUを搭載しています。よってNPU性能はOmniBookのほうがずっと高いです。

Envy x360 14とOmniBook Flip 14の搭載CPU

これはPassmarkが公表しているベンチマークスコアで、CPUのみの性能(GPUとNPU性能を測定していない)を表しています。インテル版に関してはCore Ultra 7 155UよりもCore Ultra 7 258Vのほうが全体的に高性能で、この表だとわかりませんがGPU性能もCore Ultra 7 258Vのほうが上です。

AMD版はRyzen 7 8840HSとRyzen AI 7 350のCPU性能は大差ありません(GPU性能に関してはウインタブでRyzen AI 7 350のレビュー経験が乏しく、コメントできません)。

下位モデルのディスプレイに注意

Envyの下位モデル(124,900円のモデル)のディスプレイのみIPS液晶、中上位モデルは2.8K解像度の有機ELです。一方でOmniBookは全モデルが2.8Kの有機ELです。IPS液晶がダメで有機ELが偉い、とまでは言えませんが、ウインタブとしては「選択の余地があるのなら、解像度が高くて発色も美しい有機ELディスプレイがおすすめ」ですね。

なので、EnvyとOmniBookの下位モデルを比較検討される場合はディスプレイ仕様についても注意してください。

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筐体はほぼ同じ

HP Envy x360 14-fc / Envy x360 14-fa

Envy x360 14-fc

OmniBook X Flip 14-fm

OmniBook X Flip 14-fm

筐体サイズは両者同じです。筐体重量が若干違いますが、20グラムほどの差(OmniBookのほうが重い)なので、「同じ」と言ってしまっていいと思います。また、筐体色も同じです(インテル版は2色から選べ、AMD版はメテオシルバーのみ)。

あとは…、Envyのみ「HP 430 マルチデバイスワイヤレスマウス 」が付属します(実売価格3,000円強くらいです)。

まとめ - OmniBookのAMD版が特にお買い得

ウインタブの意見です。セール価格を見ていると、OmniBook X Flip 14-fk (AMD)のお買い得感が最も高いと感じました。

スペック表を掲載したEnvy x360 14の124,900円モデルとOmniBook X Flip 14の129,900円モデルを比較すると、価格はOmniBookのほうが5,000円高いものの、その5,000円で「CPUがCopilot+ PC対応に」「ディスプレイが高精細な有機EL」になりますので、「それなら5,000円余計に払うわ」ということでいいんじゃないかと思います。

また、上位モデルでも、Envy x360 14-fa(AMD版)の174,800円のモデルは「Ryzen 7 8840HS/RAM32GB/SSD1TB/2.8K有機ELディスプレイ」というスペックであるのに対し、OmniBook X Flip 14-fk(AMD版)の159,800円のモデルは「Ryzen AI 7 350/RAM32GB/SSD1TB/2.8K有機ELディスプレイ」というスペックなので「CPUが新しくなって価格が下がった」ことになります。

以上を踏まえ、この記事のまとめとして「おすすめはOmniBookのAMD版」としたいと思います。

関連リンク

執筆者:ウインタブ
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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ノートPCやタブレットのレビューを中心に、実用的な製品選びを提案する情報サイトです。
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コメント

  1. しゃんしゃん より:

    7/31までやっていた2610年セールでHP OmniBook X Flip 14-fk0005AU(上位モデル)を買いました。
    今やってるセールより1万円安く149,800円でした。
    ただ、欠品により早くても9月頃まで届かないそうです。
    セールページで納期の記載がないものは待ちが予想されますので、ご注意ください。

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