GMKtecがクリスマスセールを開催中、ミニPCが多数セール対象に！割引クーポンが当たるミニゲームも

GMKtec 日本公式サイトがクリスマスセールを開催中です (12月31日まで)。GMKtecは公式サイトの他にAmazonと楽天にも出店しており、セール時期の違いによって各サイト (ショップ)での製品価格が異なるケースがありますので、購入にあたっては各サイトでの価格を比較してみるのが良いと思います。

さて、今回は「GMKtec 日本公式サイト」のセール情報なのですが、Amazonと楽天での価格比較をする上で、ちょっと考慮すべき点があります。

クリスマスセールの特典はこの3つ。画像真ん中の「自動適用クーポン」は複数台の購入をするともらえるクーポンなので、1台だけ購入する場合は関係ありませんが、もし2台以上を購入するのであれば所定の割引が受けられます。また、画像右の「無料プレゼント」では特定のモデルを購入する場合にワイヤレスマウスもしくはドッキングステーションがもらえるというものです。セールページを見るとプレゼント対象のミニPCの画像にマウスやドッキングステーションのアイコンがついています。

「ラッキーくじ引き」は公式サイトを開くとサイトの左側に自動的に表示されます。やり方は簡単、メールアドレスを入力して「回せ！」のボタンを押すだけ。私もやってみましたが、1,500円OFFクーポンが当たりました。運が良ければ7,500円OFFとか3,000円OFFクーポンが当たるかもしれないですね。そうなると、Amazonや楽天よりもさらに安く購入できるかもしれません。

公式サイトのクリスマスセールではこれらの特典をうまく活かしたいですね。

では、セール品を2機種ピックアップしてご紹介します。

NucBox M8

発売から日の浅いニューモデルです。上位モデル「EVO-X1」とほぼ同じ筐体を採用していて、ちょっと高級そうに見えますが、価格は低めです。CPUのRyzen 5 PRO 6650Hは最新の型番ではなく、AI処理チップNPUも内蔵していませんが、性能は決して低くありません。

これはPassmarkが公表しているベンチマークスコアです。同等クラスでより新しい型番と比較してみました。これを見るとシングルスレッド性能は少し低めですが、ビジネス利用で不満を感じるようなことはないと思います。

また、この製品は一般的なミニPCよりもタテ・ヨコサイズが少し小ぶりで、(お好みの問題ではありますが)デザイン性も高く、ポート構成も充実していますので、この点も魅力かと思います。

記事執筆時点だと、Amazonでは16GB/512GBモデル、16GB/1TBモデルとも公式サイトと同価格、楽天では16GB/512GBモデルが50,010円 (+ポイント)でしたから、「ドッキングステーションがもらえる」のと、上に書いた「ルーレットの結果次第」では公式サイトがグッとお得になりますね。

EVO-T1

GMKtecの上位モデル「EVOシリーズ」のミニPCです。CPUのCore Ultra 9 285HはCopilot+ PCのNPU性能要件は満たしませんが、CPU/GPUは非常に高性能です。

Passmarkのスコアを見ると、シングルスレッドではRyzen AI Max+ 395を上回っており、マルチスレッド (CPU Markの数値)ではRyzen AI Max+ 395には差をつけられているものの、やはり他の上位型番をしのぎます。

GMKtecでは「オンデバイスAI」に適したモデルと位置づけており、大容量のRAMを搭載するバリエーションモデルを用意しています。オンデバイスAIは2026年もかなり進化していくものと思われますが、高負荷なことをしようとすると「NPUよりもGPUの性能」と「大容量のRAM」が必要になってきます。

個人的には「それなら素直にVRAMをたっぷり積んだGeForceの上位型番搭載機のほうがいいのでは？」とも思いますし、実際性能差もかなり大きいはずですが、EVO-T1はRAM96GBという仕様のモデルが20万円を切る価格で購入できるのが魅力ですね。GeForceの上位型番を搭載するPCはそんな値段では到底買えませんから。

あと、足許でRAMの価格が暴騰していますので、EVO-T1のセール価格はお買い得感があります。なお、この製品は公式サイトでのセール価格のほうがAmazonと楽天よりも明らかに安いです。

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